ライフスタイル
ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)
ゴルフしながらダイエットも夢でない?
ダイエットというのは言い過ぎかもしれませんが、ゴルフをすると結構な「運動量」だって言われることもあります。
ゴルフの事を知らない人やお医者さんは「ゴルフなんて運動じゃないから」と言う人もいたり。。。
いったい「どっちが本当なの?」と疑問に感じることもあります。
最近では色々な場所で「ゴルフの運動量」が話題に上ることも多くなりました。
そこで「カロリー消費量」をチェックしてみることにしました。
歩数計や歩数計のアプリが入っているスマートフォンを所持しながらPLAYすれば大体の運動量がチェックできます。
そうなるとポケットに入れたスマートフォンが気になったり邪魔になったりするのでなかなか実行できずにいましたが、ちょっとしたきっかけで歩数計でチェックできることがあったのでレポートします。
9ホールでも気にすれば運動量が期待できる
比較的フラットなコースなのと、ホール間のインターバルも短かったこともあったのでほとんどを歩いてPLAYすることにしました。
※もちろん前方組には置いていかれない、後続組には追い付かれないというのは必須条件ですが。。。
なるべく早めに歩き出し、自分のボールへ向かい、素早く状況を判断してカートへクラブを取りに行き、スムーズにボールを打ち、目土をして直ぐに次のショットへ向かう。
このリズムを崩さないでPLAYします。
グリーン上では自分の打順を考えつつ、打順を迎えるまでに自分のボールを中心に四方をぐるりと回る(他のプレーヤーが打つときに邪魔にならないようにします)。
そんなリズムで9ホールをPLAYして行きます。
遅延なくスムーズになるべく運動量を増やすということを考えたラウンドをしてみます。
キャディーさんは1ラウンド「20,000歩以上」とも言われるのですが、上記のラウンドは写真の通り「16,900歩」弱ほどとなりました。
かなり「運動量」を意識したラウンドをしましたが、想像以上の運動量でちょっと驚くと共に「案外歩けるものだな」と感じました。
これなら無理なく運動量を意識してラウンドすることも可能かもしれません。
しかし、インターバルに距離があったり進行上の理由などで「歩き続ける」ことができない場合もあります。
となると「通常のPLAYではどうなるのか?」というのは気になるところでしょうか。。。
普通に1ラウンドした時の運動量は?
では、ごく一般的なラウンドではどうなるのかもチェックしてみます。
条件は、セルフの運転式乗用カート(フェアウェイ一部乗り入れ可)です。
インターバル以外はなるべく歩き、前の組を待つ場合は付近の目土を慣行する。
といった感じ、少しだけ歩数を意識した一般的なラウンドという場合です。
多少の誤差は出るかとは思いますが、1ラウンドが終了した時に歩数計アプリをチェックすると「20,000歩」近くになりました。
これも意外と多い歩数で驚きました。
一般的にゴルフを1ラウンドした場合では「10キロ(15,000歩)」と目安にされる場合が多いようです。
とすると、少し「歩く」を意識すると運動量も確実に上がるという事ですね。
この歩数の運動量は「ランニング10キロ~15キロ」と同じくらいの消費カロリーになるようです。
さらに、ゴルフのスイングは「1.3キロカロリー/1スイング」の消費カロリーになるようで、仮に60ショット+素振りだと「180キロカロリー」ほどの消費カロリーとなり、合計すると1ラウンドで1,000キロカロリーの消費カロリーになります。
他の運動と比べてみると
1,000キロカロリーがどれほど凄いことなのか?
他の運動の運動量を見て比べてみるとゴルフの運動量がまんざらではないのがわかりました。
「水泳・クロール」1時間で1,000キロカロリー
「サウナ」1時間で180キロカロリー
「腹筋」100回で30キロカロリー
「ジョギング」1時間で250キロカロリー
「打ちっ放し」1時間で150キロカロリー
こうして見ると、ゴルフはなかなかのカロリー消費量になります。
毎日欠かさず30分のジョギングをしたとしても、週1回のラウンドの方がカロリー消費量が高くなることになります。
女子プロゴルファーに聞いた話では、試合の場合なら1日のラウンドで2キロ体重が落ちることもあるそうで、年間通してを考えると、「食べる事」と「体重を落とさない事」をどうするかというのが重要な課題になると言っていました。
とはいえ「痩せる」「ダイエットに」ということで「ゴルフがイイ」ということにはなりません。
でも、ゴルフと言うのは様々な人が楽しめるスポーツで、高齢者でも太り気味でも痩せすぎでも無理をせずにそれぞれに合わせて運動量を変えられて少しは運動の効果が期待できるスポーツだと言えます。
ラウンドの時には今までより少しだけ運動量を気にしてゴルフを楽しむことで徐々に運動量を増やすことができますし、何より「健康的な身体」を維持することができるのかもしれません。