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ライフスタイル

飛太郎

よく聞く勘違い!ゴルフに「使える筋肉」と「使えない筋肉」

こんにちは! ほぼ毎日が筋肉痛の飛太郎です。

皆さんすいません、また「筋肉」って言っちゃいます。

いやいやちょっと待って、眉をしかめないで!(汗)。内臓だって広義では筋肉なんですよ!

さて、今回はその筋肉についてよく耳にする「勘違い」たちを、ご紹介&修正していきたいと思います。

これは個人的によく言われた事でもありますが(笑)。

「そんなに筋肉つけてもゴルフには使えないでしょ?」って。

今回は、ゴルフに使える筋肉・使えない筋肉・・・そんなのあるの? ってお話です(笑)。

「そんなに大きな筋肉、ゴルフでは使えないヤツでしょ?」

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ほんっと~~~~に、よく耳にします。このセリフ。

ジムにいても、クライアントさんからも、友人知人からも、日常的に飛び出すセリフ。

往々にして、あまりトレーニングなどとは縁のない方がおっしゃる傾向にあります。

では逆に、想像していただきたい事があります。

「使えない筋肉」って、どんな筋肉でしょう?

そして、そもそも何をもって「大きい」「小さい」と判断されてるのでしょう?

ザックリ言い切ってしまうと、使えない筋肉なんてこの世にはありません。

大きい筋肉や小さい筋肉という認識も、見た目で判断するものではありません。

たまにボディビルダーの方を指して「見せるだけの筋肉」と言う方もいらっしゃいますが、とんでもない!

筋肉が発達するという事は、それに見合う運動能力やパワーが備わっているという事です。

当然、ビルダーほどは鍛えないにしても、鍛えた力を「上手く活用できるのであれば」ゴルフにおいても、筋肉は途轍もないメリットを生み出してくれます。

どうぞ誤解のなきよう。

そして誤った先入観は捨ててしまいましょう!

世の定説、「使えない筋肉」という言葉の真偽

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とはいえ、筋肉があればあるほど良い、というのは極論だと僕は考えています。

のべつ幕なしに筋肉の鎧(よろい)をまとうのは、個人的にオススメはしません。

それこそ表題の「使えない筋肉」と言われてしまっても仕方ないのかなぁ、と思います。

大切なのは「何に、どのように、いつ、どうしたいがために」筋力を要するのか? を考える必要があります。

先の段落で少し触れた、「上手く活用できるのであれば」とは、そういった意味です。

例えば、ドライバーの飛距離をアップさせたいと望む人が、ただただ全身の筋力を発達させれば良いかといえば、そうではないように。

身体のどの部分を使う必要があるのか、自身のスイングの力点はどこにあるのか、よく理解した上で筋力トレーニングは行う必要があります。

そして、特定の部位だけでなく、全体のバランスを考える事がとても重要!

上半身だけ過度に発達させても、それを支える下半身が貧弱ではせっかくのパワーも十分には発揮できませんからね。

「使えない筋肉」などと僕は言いませんが、バランスの偏った筋力や一部位だけ突出した筋力では、ゴルフには活かせないと考えています。

大切なのは、目的意識とそれを支えるバランス!

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ゴルフにしてもトレーニングにしても、いずれにおいても大切なのは「目的意識」だと考えています。

そして筋力もスイングも、それら目的を実現させるためのものである、という事。

使えない筋肉というものはこの世にありませんが、例えば・・・「チェスの試合をするのに大胸筋が発達していれば有利か」と問われて、有利だと答える人はいらっしゃらないかと思います。

『目的に対して、どういう切り口からアプローチするか』

これってコースマネジメントとも似ていますが、さまざまな事に転用できる考え方なのかも知れませんよね。

ドライバーだけぶっ飛んでもゴルフは成り立ちませんし、アイアンだけ得意でもパットが苦手だったらもったいない事になります。

筋肉も、腕なら腕だけ、胸なら胸だけ鍛えるというのではなく、バランスと目的をよく考えて鍛えると良いんじゃないかと思います。

もちろん、トレーナーとしての僕の個人的意見は、もう一度言いますが「使えない筋肉」なんてこの世にはない! です(笑)。

「使わないのに発達させてある筋肉」というのなら、理解できるんですが・・・。

でも、健康のためにも鍛える事は良い事ですよ♪

もちろん「バランス良く」というのが大前提ですけれど。

それではまた! 飛太郎でした。