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ゴルフ市場は右肩下がり!?数字で見るゴルフ市場

ゴルフ場はどんどん減少していると、この前の記事でも書かせて頂きました。

日本のゴルフ場はどんどん減っていくし、ゴルフ人口も減っていると聞きます。

はたして、ゴルフ業界は儲からないんでしょうか?

市場としてのゴルフ業界全体を少し見てみましょう。

※経済の専門家ではないので多少の間違いはご容赦ください。記事中の数字の出典:ゴルフ特信 6117号

ゴルフ市場の歴史

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ナイキがゴルフギアから撤退したり、ニューバランスがゴルフウェアに参入したりと、いいのか悪いのかよくわかりませんね。

まずは日本のゴルフ業界がどの様に歩んできたか見ていきましょう。

1980年後半 【バブル絶頂期】
◆ゴルフ場新設ラッシュ
◆会員権新規募集(小金井CCの会員権が4.5億円!)
◆接待ゴルフブーム

1990年前半 【バブル崩壊】
◆会員権相場暴落
◆ゴルフ人口、総ラウンド数減少

2000年
◆ゴルフ場予約代行サービスの出現(GDO、eゴルフ、ゴルフ三昧など)
◆預託金償還問題発生
◆ゴルフ場民事再生続出 

2002年
◆アコーディア、PGMの外資系がゴルフ場業界に参入
◆宮里藍選手を筆頭に女子ツアー活性化

2008年~
◆アコーディア、PGMも外資が撤退し、日本企業が母体に
◆石川選手、松山選手など若手が海外で活躍
◆2020年に東京オリンピック確定

ゴルフ場の歴史

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続いて、私たちゴルファーにより関係のある、ゴルフ場はどのように歩んできたのでしょうか。

1980年代後半
◆営業せずとも常に満員『予約を断るのが仕事』

1990年代前半
◆来場者減少

2000年ごろ
◆来場者減少深刻化
◆アコーディア、PGMの外資系に煽られ価格競争激化

2008年以降
◆勝ち組・負け組差が鮮明に
◆廃業に追い込まれるゴルフ場が増加

各指標の変化

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上記の歴史を踏まえ、現状のゴルフ業界の市場的指標はどのように変化しているでしょうか。

<ゴルフ人口>
◆1200万人(1994年)⇒762万人(2016年)

<ゴルフ場数>
◆2400コース(2000年)⇒2195コース(2017年)

<ゴルフ場市場> 
◆1兆9610億円(1992年)⇒9010億円(2013年)

<ゴルフ練習場市場>
◆3140億円(1993年)⇒1290億円(2013年)

<ゴルフ用品市場>
◆6260億円(1991年)⇒3400億円(2013年)

まとめ

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どうですか?

どれも減少しているなーー。やっぱりゴルフ業界は不況だ!! って思いました??

確かにどの指標を見ても減少していますが、絶対数的な金額を見てみましょう。

ゴルフ場市場・練習場市場・ゴルフ用品市場を足してみるとどうか?

なんと!『1兆円市場』

市場規模が1兆円を超えるとなると、自動車産業、医療などなど! 急に好景気な分野になった気がしてきませんか?(笑)

おそらく、各スポーツの中で市場規模としてはNo.1です。

減少傾向といっても市場としては案外魅力的なんですね!

今後のゴルフ業界がどんな道を歩んでいくか。オリンピック以降が正念場な気がします。