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顔汗の原因は?ドラッグストアで買える対策グッズを紹介します!

日常生活やゴルフのラウンド中、意図せず出る顔汗に悩まされているという人は多いと思います。

顔汗が出ることで、恥ずかしい思いをするだけでなく、皮膚トラブルの原因となることも。

ここではそんな顔汗の原因、顔汗を抑える方法、顔汗をかく前にできる対策や、ドラッグストアで買える顔汗対策グッズをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1.顔汗は防ぐことができる

汗には、身体が正常に機能できるよう、体温を一定に保つ役割があります。

気温の上昇や体調不良時の発熱、運動などで体温の上昇を感じた時、脳の視床下部が汗腺に対して汗を出すよう指令を出します。

汗は人間にとって必要なものですので、顔汗をかくことに関して対処のしようがないと思って諦めてしまっている方もいると思います。しかし、安心してください。顔汗は防ぐことができます。

まずは、自分が顔汗をかく原因を知ることが大切。原因を取り除くことができれば、顔汗はいまよりも目立たなくなるでしょう。

2.顔汗によるトラブル

顔汗をかくことで、起こるトラブルがいくつかあります。

・メイクが落ちる
・周りに知られて恥ずかしい
・あせもや炎症などの皮膚トラブル

夏場のゴルフでメイクが落ちてしまうと、メイク直しをする場所も時間もないため、崩れたメイクのままホールアウトを迎えることになったという体験をしたことがある方も多いことでしょう。

汗をかいていることを周りに知られてしまう恥ずかしさはもちろん、あせもや炎症などの皮膚トラブルを併発してしまうと、汗をかいたその日1日だけで事は収まりません。

これらのトラブルを防ぐためにも、顔汗に対して、しっかりと向き合うことが大切です。

3.顔汗をかく原因

顔汗をかく原因は様々です。

・全身の汗腺が弱っている
・運動不足
・肥満
・多汗症
・緊張

多くの原因はこれら5つと言われています。

これらは、1つだけではなく、複数の原因が合わせっている可能性もあります。

自分に当てはまる原因はどれか、見てみましょう。

3-1.全身の汗腺が弱っている

夏でも冷房の効いた室内で長時間過ごしたり、冬でも暖かい場所でじっとしているなど、普段の生活で汗をかくタイミングが少ないという人は、全身の汗腺機能が弱っていることが原因になっている可能性があります。

全身の汗腺が弱ってしまうと、水分だけでなく、ナトリウム(塩分)などのミネラルが、汗と一緒に出てしまいがちです。

汗の中の塩分濃度が高くなり、汗の粘度も上がって雑菌が繁殖してしまうことで、においのある汗になりやすくなります。

サラサラ汗でなく、ベタベタした汗をかくという人は、においにも注目してみてくださいね。

3-2.運動不足

運動不足も大きな原因の1つです。

日頃から運動をしている人は全身から汗をかくことができているため、顔汗があふれる、ということが少なくなります。

反対に運動不足の人は日頃から汗をかくことに慣れていないため、特に心臓から離れた箇所は、発汗活動が鈍くなってしまっていることもあります。

結果、心臓に近い、顔や脇ばかりが汗にあふれてしまうことにつながるのです。

日頃から運動したり、半身浴で全身から汗をかくことを意識すると良いですね。

3-3.肥満

肥満の人には、「汗っかき」というイメージもあるかと思います。

人間の身体は、体温が上昇すると、放熱のために皮膚血管を拡張し、皮膚への血流量を増やすことで、皮膚を通して放熱を行う働きをします。

標準体型の人であれば、問題なく行われるこの働きですが、肥満体型で皮下脂肪が厚い人の場合は、脂肪が熱を伝わりにくくしてしまうため、熱が身体に貯まってしまいます。

こうなると、体温が上がってしまい、危険な状態になりかねません。

そこで、一定の体温を保つために、発汗が始まります。

汗は、皮膚の表面で蒸発。それと同時に、皮膚から熱を奪うことで、皮膚を急速に冷やすことができます。

このため、肥満の人は、標準体型の人に比べて、汗をかきやすいのです。

3-4.多汗症

通常では汗をかかないような状況でも汗をかいてしまう症状を「多汗症」と言い、特に顔に多くの汗をかく状態を「顔面多汗症」と言います。

蒸発しにくくベタベタした汗をかくことが特徴で、メイクが崩れやすい、汗が滴るなど、日常生活において不快を感じる原因となることも多いです。

多汗症は原発性と続発性に分かれ、原発性は多汗症の原因となるような病気は認められないもの。続発性は何らかの病気が原因となっているもの、と区別されています。

3-5.緊張

暑い時や運動した時に出る汗を「温熱性発汗」と言いますが、それとは違い、プレゼンテーションや面接など、緊張を伴う場面で体温を保つため以外で出る汗のことを「精神的発汗」と言います。

ただでさえ緊張している中、汗をかくことで周りから注目されてしまうので、さらに汗ジミや臭いで周りに迷惑をかけてしまうのではないかという緊張感が高まってしまい、また汗をかくという悪循環に陥る人も多いです。

まずはリラックスをして、精神的発汗を抑えるように心がけましょう。

4.顔汗を抑える方法

原因は何であれ、顔汗をかいてしまった時、顔汗を抑える方法は2つです。

・リンパ節を冷やす
・圧迫する

顔汗をかいた時は、これらの方法を思い出し、冷静に対処すると、効果的です。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

4-1.リンパ節を冷やす

暑くなって体温が上がり、それを下げようとして顔汗が出ることもあります。純粋に、汗の役割を果たしている場合ですね。

この場合は、上がった体温を下げることによって顔汗を止めることが可能です。方法としては、首の後ろを冷やすことが効果的。

首の後には体温を調整している器官があるため、ここを冷やすことで体温が上がることを防ぐことができるのです。

顔汗が出そうだなと思ったタイミングで行うと大きな効果があるので、試してみてください。

4-2.圧迫する

実は人間の身体には、半側発汗と言って、身体の片側に圧を加えることで、反対側の片側だけ発汗する、という仕組みが備わっています。

たとえば、舞妓さん。彼女たちよりもはるかに薄着な観光客が暑い暑いと口にする中でも、汗ひとつかかず、涼しい顔で闊歩していますよね。

実はこれは、半側発汗を利用した着付けを行っているからなんです。

半側発汗のやり方は、乳首から5センチくらい上の部分を圧迫するだけ。これで、顔汗や脇に汗をかきにくくなると言われています。

締め付け過ぎるとゴルフに支障が出る可能性があるため、適度な圧迫を与え続けられるよう、力加減の調節には留意してください。

5.顔汗をかく前にできる対策

汗を抑える方法をご紹介いたしましたが、そもそも顔汗が出ないように取れる対策はあるのでしょうか?

・汗腺トレーニングをする
・メイク前に顔用制汗剤を使用する
・自分がリラックスできる方法を知る
  
効果的な3つの方法です。

顔汗は、生活習慣が大きく影響する場合も多いので、意識的に汗を出せるよう、変えていく必要もありますね。

5-1.汗腺トレーニングをする

まずは、弱っている汗腺が活発になるよう、機能を向上させるためのトレーニングが良いでしょう。

最も効果的な汗腺トレーニングは、定期的に運動をすることです。

運動を行うことで、全身の血行や代謝が良くなり、体内の老廃物を汗とともに排出することができます。

また、お風呂では、シャワーだけではなく、湯舟につかることもおすすめです。できれば時間をかけて、半身浴を行うと良いでしょう。

42~43℃のお湯をおへそから下がつかるよう半分ほどため、20分程度つかります。

続けるうちに汗腺機能が活発化し、サラサラとした汗をかけるようになりますよ。

5-2.メイク前に顔用制汗剤を使用する

顔汗によりメイクが崩れてしまいがちという方には、メイク前にできる顔汗予防をおすすめします。

通常、汗予防には制汗スプレーなどが使用されますが、脇や背中に使用はできても、顔周りには使用しないでという注意がある場合がほとんど。もし使用した場合、肌荒れの原因になることもあります。

ドラッグストアなどで販売されている顔用制汗剤は、スキンケアの前に、顔周りや首周りに塗るだけ。

メイク下地として使えるものも多く、オフもいつものクレンジングで行えるものがほとんどですので、余計な手間は必要ありません。

5-3.自分がリラックスできる方法を知る

緊張により発汗し、顔汗に悩んでいるという人は、まずは落ち着くことが大切。

ラウンド中でも緊張をして周りが見えなくなり、汗を多量にかいてしまうという人は、まず周りを良く見て、深呼吸をすると少し違った心持ちになるかもしれません。

ショット前には、決められた動きを必ず行うルーティンを取り入れる方法も推奨されています。

スピーチや発表会などで、大勢の人の前に立たなければならない時、手のひらに「人」の字を3回書いて飲み込むという方法を聞いたことがある人も多いと思います。

これも、特定の動作を行うことで緊張感をなくす方法の1つです。

自分がどのようにすることでリラックスできるのか、その方法を見つけられれば、緊張から解放されて顔汗が減るでしょう。

6.ドラッグストアで買える顔汗対策グッズ

顔用制汗剤に触れましたが、ここからは、ドラッグストアで買える、顔汗対策専用の商品をご紹介します。

近くのドラッグストアでも気軽に購入できますので、まずは気になる商品を試してみてください。

6-1.サラフェプラス 顔汗用 制汗+スキンケア

日本初の、顔にも使える制汗剤として人気のサラフェプラス顔汗用です。

化粧下地として、朝しっかりと馴染ませるとメイク崩れが少なく、持ちが良いと話題。

制汗有効成分が以前と比べて2倍にアップしたようなので、汗の量をしっかりと押さえてくれ、夏場は特に気になるマスクへのファンデ移りも少なくなります。

湿潤剤として肌を引き締めるサポート効果のある成分を配合しており、美容液やパックの役割も果たすオールインワンに使用できるクリームです。

6-2.マンダム ハッピーデオ フェイスシート リフレッシュミント

顔汗が気になる時に、サッと取り出して使える顔汗対策用のフェイスシートです。

男性の方はもちろん、女性の方も、シート自体にメイク移りしにくい加工が施されているため、暑い中で汗をぬぐってもメイク崩れを心配する必要はありません。

ほてった顔を拭いた時に香るリフレッシュミントのおかげで涼しさを感じることができ、すっと汗が引くと喜ばれています。

コンパクトサイズのため持ち運びがしやすく、顔や首の裏を拭くのにちょうど良いです。

6-3.セグレート アセトメル 外出用フェイスミスト

片手でワンプッシュすることで、手軽に使用できるフェイスミストです。

ミストにパウダーが入っていますので、肌のテカリやメイク崩れを防止してくれ、汗を抑えながらサラサラ肌を長時間キープしてくれます。

メントールが配合されているため、ひんやりとクールな使用感もおすすめポイントです。

6-4.ノエミュ ボディクリームssジェル

基本的にはスキンケア後に顔全体に塗って使用するジェルタイプの制汗剤です。

しかし使い方はこれだけに留まらず、日中でも顔汗が気になった時に、メイクの上から使用可能。

潤い成分、肌を整える成分、肌を守る成分の3つの働きにより、敏感肌の人も、顔に負担をかけずに使えます。

ジェルタイプのためクリームよりも塗りやすく、洗顔フォームで落とすことができますので、女性にも男性にもおすすめです。

さわやかなハーバルグリーンの香りにより、顔汗を抑えつつ、気持ちもリラックスできるかもしれません。

6-5.テサラン フェイスカバークリーム

顔汗を抑えながら、毛穴や小じわも目立たなくする効能を持つ、新感覚のフェイスカバークリームです。

塩化アルミニウム不使用、他の添加物もなくし、敏感肌の方や、子どもにも使用可能です。スキンケア後、メイクの前にクリームを塗るだけで手軽に効果が期待できます。

メイク後は、顔汗が気になった時に直接塗布することも可能。

クリーム自体にUV効果がないため、UV対策を別途することを忘れないようにしてください。

白を基調とした美しいパッケージなので、性別問わず持ち歩くことができるでしょう。

まとめ

日頃の運動不足や多汗症などにより、顔汗に悩む人は多いです。

生理現象と放っておいてしまうと、顔汗をかくことでさらに緊張してしまい、さらに顔汗をかいてしまうなど、悪循環に陥ることも。

日常生活や、ラウンド中にも支障が出てしまいます。

日頃からできる顔汗対策や、実際にドラッグストアでも購入できる顔用制汗剤をご紹介しましたので、ぜひ今後の参考にしてください。