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マスターズ優勝争いのウラで、実は怪我をしていた敗者のドラマ

今年のマスターズは、長年メジャーに勝てなかったセルヒオ・ガルシアの優勝で、世界中のゴルファーが感動した1戦となった。

しかし、実はそんなドラマの裏では、プレーオフまで優勝争いを繰り広げたジャスティン・ローズの怪我をしながらのプレーが続いていたのだ。

優勝したガルシアも、気付いていたローズの異変。

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マスターズ最終日は、最終組で回ったセルヒオ・ガルシアとジャスティン・ローズの一騎打ちとなった。

14番ホールを終えた時点で、優勝争いはジャスティン・ローズが1打リードしていた。

しかし15番ホールでのティショットを打った瞬間に、ジャスティン・ローズは背中に痛みが走った。

それは昨年から続く背中の持病でもあり、ティショットを打ち終えた瞬間は、歩きだせなくなるほどの激痛だった。

それに気づいたガルシアは、ローズの背中をさすりにいった。

ローズの怪我はツアーを戦う選手の多くが知っていたからだ。

ローズ「背中の痛み、椎間板ヘルニアが原因だ」

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プレーオフに敗れて、2位で終わったジャスティン・ローズは、

「途中から痛みが出てきた。これは椎間板の違和感だ」

と試合後に語っている。

この怪我は昨年5月の「ザ・プレーヤーズ選手権」の頃から悩まされている持病。

昨年のリオ五輪で金メダルをとった後も、欧州ツアーを約8週間にわたって欠場しているほどの怪我だった。

プレーオフ1打目のミスは、明らかに怪我が影響していた。

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最終日の18番ホールを終えて、「-9」で並んだガルシアとローズ。

プレーオフに突入したが、そのティショットでローズは大きく右に打ち込んでミスをした。

明らかに上半身が回っていなかったその一打には怪我が影響しているようだった。

怪我をしながら懸命に戦うローズ、そのローズの怪我を気にかけながらプレーを続けたガルシア。

お互いのナイスショットには、サムアップを送りながらオーガスタをプレーした2人。

それが、あの名勝負を生んでいたのだ。