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とや
2月16・17日、グアム知事杯女子ゴルフトーナメント2017が開催されました!
若手の登竜門とも言われている、グアム知事杯。
今年で15回目を迎え、グアムのレオパレスリゾートカントリークラブで、熱い戦いが繰り広げられました。
2017年2月16日、17日の2日間、国内ツアーに先駆けて行われるこちらの大会は、ゴルフファンが待ち望んだシーズン到来の合図とも言えるでしょう。
それでは結果を見てみたいと思います。
目次
プロ3年目、小宮満莉花がプレーオフを制して初優勝!
初日、2日目と、強風や突然の雨など、コンディションが悪い中でのゴルフでした。
そのため、スコアを大きく崩す選手が続出したこの大会。
上位に食い込む選手は、そんな強風に耐えながらパーをなんとか拾っていく展開の我慢のゴルフ。
そんな中で、小宮満莉花プロが「地元沖縄に似ている」と、強風や芝目の強いグリーンをねじ伏せて、初日は4アンダーのトップ。
2日目はややスコアを落としたものの、1オーバーで保坂真由プロとのプレーオフを制して初優勝を飾りました。
小宮プロは、7回目にしてプロテストに合格した苦労人。
遅咲きの26歳が、このグアム知事杯優勝をきっかけに、大きく成長していくことでしょう。
賞金200万円以外にも、副賞として「ヤマハレディース葛城」と「ほけんの窓口レディース」の出場権を勝ち取りました。
レギュラーツアーでのチャンスを、ぜひモノにしてもらいたいものです。
ホステスプロ藤田光里は、初日の出遅れが響いた
ホステスプロとして注目されていた、藤田光里プロは初日4オーバー。
初日の試合後のインタビューでは、「ショットもパターもチグハグ。やっぱり風が強くて、ショットだけじゃなくパットにも影響が出てしまった。これから練習行ってきます」
と、気持ちを切り替えるコメントが印象的でした。
そして一転2日目は、相変わらずの強風の中、たった3人しかいない1オーバーでフィニッシュを迎えたのは、さすがというべきでしょうか。
「ショットが乱れても、距離のあるパットが決められて、スコアがまとまってくれた」と、会心の笑みで会場を後にしました。
左肘を痛めており、テーピングをしての出場も、「日常生活でダルさを感じることはあるが、ゴルフに影響はない」と語っており、今シーズンの復調を感じさせる試合となりました。
初日のスタートホールでイーグル発進の小野祐夢
今期プロテストを2位通過した小野祐夢プロは、トータル6オーバーの10位タイ。
初日のスタートホールパー5では、持ち前の飛距離でセカンドをグリーンまで50ヤードほどにつけると、そこからのアプローチ。
これがピン手前に落ちると、ボールがスルスルとカップイン。
スタートダッシュが決まった形でしたが、強風と雨で各選手が崩れていく中、小野プロもじわじわ後退。
初日を4オーバーで終えました。
そして2日目、相変わらず風が吹き荒れるコンディションの中、耐えてイープンバーのスコアを維持するも最後は2オーバーでフィニッシュ。
ホールアウト後にコースへ向け一礼するなど、ゴルファーのお手本となる姿を見せてくれた小野プロ。
ルーキーながら安定感のあるゴルフは、今後注目選手の1人です。
美人プロとして、一躍注目を集めた越雲みなみ
初日、藤田光里プロと同組スタートの越雲みなみプロ。
まだあまり知られていないのですが、そのスラリとした細身の体型に、美しいスイング、整った顔立ちは、一際注目を集めていました。
初日は5オーバー、2日目は11オーバー、トータル16オーバーの62位タイと、刻々と変わるコンディションやパッティングを読みきれず、結果を出すことができませんでした。
プロテスト、QT、いずれも失敗した昨年。
それで出場試合がないのならばと、活躍の舞台を求めて韓国へ。
上位ツアーへの道は閉ざされたものの、下位ツアーには出場ができる見込みで、美しい見た目とは裏腹に、ゴルフに対するタフさや貪欲さが現れています。
グアム知事杯での悔しさをバネにして、韓国で花開いて日本への“逆輸入”なるか、注目していきたいゴルファーです。
まとめ
強風に雨、さらには日本のベントグリーンとは違う芝目の強いグリーンが、数々の選手を惑わせる結果となった2017年グアム知事杯でした。
2日間トータルでアンダーの選手がいないということで、どれほどタフなゴルフだったかお分かりいただけると思います。
試合の様子は3月16日(木)20時00分から23時00分、CS放送スカイAでご覧いただくことができますよ。
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