香妻琴乃選手が涙の初優勝！～マンシングウェアレディース～

新南愛知カントリークラブ 美浜コース（6446ヤード・パー72）で開催されたLPGAツアー『マンシングウェアレディース東海クラシック』。

涙のツアー初優勝を飾ったのは香妻琴乃選手でした！

バーディーラッシュで鮮やかな逆転勝利！

最後まで誰が勝つのかわからない混戦の展開だった『マンシングウェアレディース東海クラシック』。

勝利の女神はプロ8年目の香妻琴乃選手に微笑みました。

初日は『66』で首位に立つも2日目は『71』で一歩後退。

首位と3打差で迎えた最終日はバーディーラッシュの『64』と、トータルスコアを-15まで伸ばしての逆転優勝でした。

大好きだというトンカツやラーメンを我慢して、試合開催中も5キロのランニングを欠かさなかったという香妻選手。

春先に比べると明らかに体も絞れていましたし、最終日にパットが冴え渡ったのも、食事制限やトレーニングで最終日まで戦い抜ける体幹や体力をつけていたからかもしれませんね！

8年の苦難を乗り越えて

プロデビューから8年目。

幼少期から横峯さくらのパパ（横峯良郎氏）が主宰する『めだかクラブ』で腕を磨き、プロデビュー直後から美貌と実力を兼ね備えたプロとして、同郷の横峯さくらプロの後継者と目されていました。

しかし二度のプレーオフ敗退など、優勝のチャンスにも恵まれず、2016、17シーズンにはシード権を喪失するなどの不調が続いていました。

さらに注目度が高いうえに、元々の真面目さや負けず嫌いな面が裏目に出たのか、プレー中の態度などをマスコミに糾弾されることもありました。

本人も他のプロゴルファー以上の期待やプレッシャーに晒（さら）されてきて、さぞかしつらかったでしょうが、今回の優勝でそのつらさもすべて吹き飛んだかもしれませんね。

SRIXONのニューモデルで優勝しました！

実は男子ツアーで初優勝を達成した出水田大二郎プロは小中学校の同級生で、ともに『めだかクラブ』で腕を磨いた仲。

近く出水田プロの祝勝会を計画していたそうですが、自身の優勝とのW祝勝会になりそうで本当に良かったですね。

そしてSRIXONの契約プロである香妻選手は、今回の優勝ギアに今秋発売のニューモデル（Z785ドライバー、Z585アイアン）を投入していたとのこと（私も個人的に購入を検討しているくらい今年のSRIXONの新作は期待大です）。

なにはともあれ香妻選手、ツアー初優勝おめでとうございます！

これからの活躍も期待していまーす！！