ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第239話】想像力
金曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第239話です!
想像力大事ですよ~。
目次
【第239話】想像力
パット難しいです。
ただボールを転がせばいいだけなんだけど、これが難しい。
たった80センチくらいのパットでさえ、入らないわけですよ。
家の練習マットならスコスコ入るのに、コースに行ったら入らない。
それがたとえ真っすぐのラインだとわかっていても、コースではなぜだか真っすぐ打てなくなっちゃうんですよね〜。
やっぱりコースだと真っすぐ構えられないってこともあるんだろうし、プレッシャーってのもあるでしょう。
3メートル以上とかになってくると入らなくても当然と思えるんだけど、1メートル前後は「入れたい」「入れなきゃ」って気持ちが強くなるので、プレッシャーがかかるんだよね。
ぶっちゃけ、僕も1メートルくらいのパットは嫌ですね〜。
バーディパットなんかも、できれば1メートル弱の距離よりも2メートル弱くらいのほうが気楽に打てるのでありがたい。
だって1メートルくらいのバーディパットが外れるとめちゃ悔しいし、もったいないな〜って気になるじゃないっすか。
でも2メートルくらいのバーディパットなら、外れても「仕方ないな」って思える。
外れても仕方ないって考えながら打つほうが、逆に結果が良かったりもするしね。
しかしゴルフって本当に怖いなって思うわけです。
プロだってプレッシャーがかかったら80センチを外しちゃうわけですから。
僕らも調子が悪いとカップが小さく見えたりするじゃないっすか。
かなり短いパットでも調子が悪いと絶対に入る気がしなかったり。
入る気がしないパットって、ほぼ外れるしね。
だからって「これ入りそう!」って思っても、けっこう外れちゃうのがアマチュアなんですが(笑)。
どうなんですかね? プロだったら「これは入る」って思ったらかなりの確率で入るんでしょうか。
野球の話になりますが「打撃の神様」と言われた川上哲治さんが、絶好調の時には「ボールが止まって見える」と言ったそうですが、ゴルファーにもそんなことがあるんですかね。
タイガーとか、絶好調の時はカップがドラム缶くらいに見えたりしたんでしょうか。
「ゾーン」と言われるような状態になった時には、もうカップインするイメージしかないんでしょうね。
僕たちアマチュアには、「絶対にチャックリする」なんて状態はしょっちゅうあるんですけどね……。