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ラウンド中に疑うのは自分のスイングではなく……確認すべきこととは?

ラウンド中、ミスや良くない結果が重なると、つい自分のスイングを疑ってしまいたくなりますが、そんなことを考えていても、なかなか良い結果へとつながりません。

疑う必要があるとしたら、何を疑うべきなのでしょうか。

初めての河川敷コースでのラウンド

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先日、初めて河川敷のコースをラウンドしました。

ホームコースとは違うゴルフ場を定期的にラウンドするようにしているのですが、自宅からそう遠くない場所を1人で予約し、初対面の方々とのラウンドでした。

河川敷ということでそこまで期待していなかったのですが、芝の状態が思っていたよりもはるかに良くて、自分の中の河川敷コースの印象が上がりました。

が、この日はショットの感触と結果が全然つながりませんでした。スパッとターフが取れるようなナイスショットをしても、まったくグリーンオンしないのです。

河川敷コースの特徴は、標高が低く周囲に高い木がほとんどないため、風の影響をもろに受けてしまいます。

その日は特に風が強かったので、影響は大きかったです。

もうひとつ私を悩ませたのは、河川敷特有の景色でした。

高い木がないこともそうですし、どのホールもだだっ広い敷地が広がっているように見えるので、距離感がつかみにくいことです。

特にグリーンの向こう側は次のホールのティーグラウンドになっているので、実際に狙おうとしている距離よりも、遠く感じてしまっていました。

私は普段距離測定器を使わず、自分の感覚でやっちゃっているのですが、この日に限っては、手元にあったら良いな……と初めて思いました。

それにしても、距離が合わない……

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風の強さと、河川敷特有の距離感のつかみづらさ……。

苦戦する要素はあるにせよ、この日の前半のアイアンは距離がまったく合いませんでした。

コースの左右にある残り距離表示と、風を計算し、良い感触のショットを打っているにも関わらず、ことごとくグリーンに届かずにショートし続けました。

すべて砲台グリーンだったこともあり、グリーンに届かないボールがコロコロと落ちるのを何度も目の当たりにしました。

この気持ちの悪さはなんだろう……とかなり悩んでしまいました。

実はナイスショットなように見えて、ちゃんと当たっていないのかな、と疑ってしまいます。

その気持ちの悪さが影響してしまったのか、なぜか届かないショットに力んでしまったのか、その後はミスショットが続いてしまいました。

前半はそのまま立て直すことができず、パーオンはわずか1回。グリーン手前からのアプローチを何度もやれて、良い練習にはなりましたが。

風は強いし、距離感が全然合わなくて気持ち悪いし……。前半が終わった時は、もう河川敷コースが嫌になりかけていました。

後半のスタート直前に、違和感の正体が判明!

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後半のスタート前。

パターの練習をしていると、ふと看板に目が行きました。

『残り距離表示はグリーンエッジまで』

違和感の正体はこれでした。私はてっきり表示がグリーンセンターまでの距離だとばかり思い込んでいたのです。

私はアイアンの弾道がかなり高く、ロングアイアンでも大体キャリー地点にボールが止まり、ランがほとんど出ません。

前半のアイアンがことごとくショートしていたのは、もちろん風の影響もあったとは思います。

しかしながら、単純に距離が足りていなかったのです。

そして、その番手で狙う距離よりも遠く感じていたことから、力が入ってしまっていたのでしょう。

知らず知らずのうちにインパクトを強くヒットしようとしてしまい、いつもよりもスピンが掛かり過ぎてボールが吹け上がり、結果としてショートしてしまっていたのでしょう。

また、距離ピッタリでグリーンエッジまで届いても、そこは砲台グリーンが待ち構えていて、エッジからコロコロこぼれ落ちてしまってました。

ラウンド中に何となく上手くいかない時、疑うべきは自分のスイングではありません。

まずはアドレスとボール位置。そして、クラブ選択だったり、確認事項であるべきでした。

事前にちゃんと確認していれば、こんな違和感を感じなくて済むことでした。

反省です。

距離計測器の必要性を強く感じた1日

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センターではなく、エッジまでの表記ということが判明したので、距離表示から20ヤード足してショットを心掛け、後半は距離が合ってきました。

良いショットの時はターフがスパッと取れるし、感触と結果が伴い出したので、気持ち良くラウンドできました。

風の強さには手こずりましたが、前半は1回しかなかったパーオンが7回に増え、18番ではバーディも取れて、良い気分でラウンド終了できました。

最後に……。

今までまったく見向きもしなかったし、そこまでの必要性を感じませんでしたが、距離計測器はそろそろ必要なのかな……ということを強く感じた1日でした。

特にホームコース以外で、キャディさんもいないセルフラウンドの場合、この日のように何となく距離感がつかみづらいところでは、あったほうが確実に心理的にプラスの影響はあるでしょうね。

検討材料にさせてもらいます。