ライフスタイル
Morry Jr.
練習の成果がラウンドで再現されない理由【ラウンドを意識する練習方法】
Good day Golf-lovers! Morry Jr.です。
先日、練習で疲れた時に周りで練習している人を観察していました(怪しい笑)。
練習の目的を理解していますか?
観察の結果はざっくりまとめるとこんな感じ。
・いきなりフルスイング
・いきなりドライバー
・どんどん打つ
・プレショットルーティンがない
こういう練習は、正直成果にはつながらないと思っています。
練習は、ストレス発散・運動目的以外でなければ、ゴルフ場でいいスコアを出すことですよね。
それを目的とするなら、練習場でやることは本番を意識する必要があります。
成果にならない理由と解決策
結論から言うと、上記のような人たちに共通しているのは、コースでのプレーを意識し切れていないことです。
ゴルフは再現のスポーツ。常日頃本番を想定しない練習は、練習ではなく、ただのエクササイズです。
もう少しブレークダウンします。
いきなりフルスイング
フルスイングの過程を一つ一つ踏まないと、どこに問題があるか認識できません。
スイングはのプロセスは以下の通り
・アドレス
・バックスイング始動
・トップの位置
・ダウンスイング
・インパクト
・フォロースルー
フルスイングができるまでのスイングを整えることが極めて重要です。
一番最初のアドレスやバックスイングの始動でずれていると、フルスイング時にはもう何がおかしいのかも判断することはできません。
徐々にスイングを大きくして、ショットに乱れがないかをモニタリングするのです。
そのためには、以下の4パターンが良いと思います
・クォーター(25%)スイング
・ハーフ(50%)スイング
・スリークォーター(75%)スイング
・フル(100%)スイング
乱れが出始めたら、立ち止まって何がおかしいのかを考える。わからなければ、さらにスイングを小さくして、まっすぐ芯に当てる練習をする。
自然に、クラブ選択はウェッジからドライバーになっていくと思います。
これが次のポイントにつながります。
いきなりドライバー
上記の説明でわかったと思いますが、「いきなりドライバー」は自分のスイングを調整することができなくなります。しっかり、スイング始動を確認してからドライバーを振りたいです。
ただ、私が最近逆にこの練習をしている時があります。
想定シーンは、本番プレー前に練習ができなかった時の朝イチのドライバー。
これは最初の1球だけですが、いかに一発目のミスをOBにしないということを意識して1球2球打つ。それくらいですかねー。
どんどん打つ
練習の目的はPractice not Exercise(運動ではなく練習)。
運動でもなければ、ただ球を打つことでもありません。自分の体にやりたいスイングを伝えて、正しい方向と距離にボールを運ぶことです
何百球も打つ人をよく見ますが、ゴルフ上達のショートカットになるとは思えません。
よく言いますよね「ただの努力はムダ、正しい方向で努力すること」。
コースにいるかのように、練習をしてください。
1球15~25円、東京都内の練習場はは高いですね……。
どんどん打っている球はギャンブルと同じで、ドブにお金を捨てているようなものです。
プレショットルーティンがない
どんどん打つ人がやりがちですが、練習場ではどんどん球を打つのに、コース場では素振りを何回もして打つ人。
プレショット・ルーティンの目的は、ショットの精度を上げるためにあり、毎回同じ準備を同じ順序ですることで、精度の高いショットが打てるようになることです。
タイガー・ウッズを始め、いろいろな選手に様々なルーティンがあります。そういう目線でプロのプレーを見ると良い勉強になります。
練習場でも、どんどん打つのではなく、1球1球、プレショットルーティンを意識して、丁寧に打つことを心がけてみてください。
私の場合はこんな感じです。
1.ボールの後方に立つ
2.打ちたい方向を定めてからアドレスに入る
3.素振りは2回まで
4.アドレスに入る
5.グリップの再確認
6.スイング
特に、狙うターゲットを変える時は、しっかりボール後方に立って、向きが正しいか確認することが大事です。
自分の弱点とかミスしやすいシナリオが見つかってきます。
左を狙ったり、右を狙ったり、ドライバーで打ったり、アイアンで打ったりしてみて、試行錯誤してみましょう。
数え切れないくらい課題が出てきます(笑)。
でもこういう課題は、逆に次の練習ポイントになるので、メモっておくと効果的です。
最終的には課題一覧表ができて整理できるし、練習でも見直すポイントになります。
まとめ
いかがでしたか?
ゴルフは再現のスポーツです。
練習場では調子が良いのに、コースに出ると上手くいかない時が多いですよね
練習場でもコースだと思って練習すると、コース場での再現が上手くいきスコアにつながっていきます。
・クォータースイングから開始
・スイングをモニタリングしながら、徐々にフルスイング(=ギアアップ)
・目標を変えて、丁寧に打つ(Not exercise)
・プレショットルーティンを固める(練習)
この練習をすれば、100球でもだいぶ疲れます。
より成果のある練習にしていきましょう。
もっと効率の良い練習があれば、またみなさんと共有させていただきます。
では、Have a nice day and play well!