「変化があるか？」スクール選びで見るべきポイントは、ここ！

よく行く練習場だから。家の近所だから。そんな理由でスクールを選んでいませんか？

もちろん、それが絶対ダメなわけではありません。条件を満たしていることも、大切なポイントでしょう。

でも、もし、安易な妥協点で満足したつもりでいたとしたら、本当に大切なポイントを見逃してた！　なんてことがあるかも知れません。

スクール選びにおいて何が最も重要か、改めて考えてみませんか？

スクール選び、はじめは体験レッスンから！

どんなスクールでも、初めに必ず体験レッスンを受講してみましょう。

無料のところもありますし、有料のところもありますが、決して無駄な出費ではありません。

距離的には、通うことを考えると、できれば自宅から1時間以内の場所がベターだと思いますが、これもマストではありません。

レンタルクラブの用意があるスクールなら、会社帰りに気楽に立ち寄れて便利という利点もあります。とにかく、最初は気になったところを一度体験してみることが大切です。

私自身、スクールを決めるまでに数ヶ所体験しました。一番遠いところは、車で1時間半ほどかかりました。

はじめは、天候に左右されず、自分のスイングを確認できる設備のあるインドアを中心に探しましたが、結局、アウトドアのスクールを選ぶことになりました。

何が大切かは、人それぞれなので一概には言えませんが、スクール選びを終えて、はっきり言えることがひとつあります。それは、場所や施設はどうでも良いってことです。

極論過ぎるかもしれませんが、それよりも大切なことがあることをお伝えしたいと思います。

あなた自身が体験してみないとわからない！

何でも同じですが、スクール選びも、いくら情報を集めても本当のことはわかりません。写真や文面からでは伝わらないことがあります。実際に体験してみて初めて、いろいろなことが見えてくるのです。

例えば、私が最初に体験したスクール。テレビでもよく取り上げられ、誰でも、聞いたことのあるところでした。

電話で申し込み、予約して、いざ！　体験！　

施設はきれいでしたし、スタッフもみな、にこやか。

良い感じ〜と期待大でレッスンスタート。カウンセリングをした後、実際にボールを打って、スイングチェック。

担当の女性コーチが撮影したビデオをチェックしながら、ひとこと。

「スイングがきちんと円に収まっていて、とてもきれいです。まったく、問題ありません」

ん？　問題ありあり、なんです……。

ドライバーはミスが多いし、フェアウェイウッドは飛ばない、もしくは、チョロが連発。スイングがバッチリなら、ショットだってバッチリ、ですよね？

おずおずと「でも、失敗が多いんです」と言うと「ん〜、緊張しちゃうんでしょうか。このスイング、直すところはないので」と。

「……」お互い、微妙〜な空気が流れ、体験終了。スクールに通っても、治らないのか、と落ち込んだスタートになりました。

でも、それも体験したからこそわかったこと。体験するまでは、スクールに行けば解決できる！　と思い込んでいたんです。

どんな結果が得られたか？

その後、体験した他のスクールでも「クセは治らない」「体格的に無理」などなど、「あなたはスクールに通っても上達できません」宣言をいただき続け、凹んでいたところ、巡り合えたのが、今通っているスクールです。

予約を取って、初めて訪れたのは、屋外で50ヤードほどの長さの練習場。スクールの看板も出ていません。

申し訳ないのですが、心の中で「今日もダメかな」と、呟いてしまいました。

「距離のないところではきちんとした練習はできない」と勝手に思い込んでいたんですね。

ところが、です。

体験してみると、他とは明らかに違った点があったんです！　それは、1回のレッスンで結果が得られたこと。

これって、すごいです。もちろん1回のレッスンで定着はしないかも知れませんが、それまでのスクールでは、スタートした時と終わった後で何も変わらなかったのに、明らかに変わったんです！

その日のお題は、苦手だった7番アイアンがきちんと打てるようになること。それまで、まぐれで当たるくらいだったのに、しっかりミートすることができたんです。

この体験こそが、スクールを決めた理由でした。

少しでも変化があるか？　積み重ねることが大切

大切なことは、何かひとつでも、変化はあったか？　です。

レッスンはきっかけを与えてくれるもの。0+0はどこまで行っても、0です。

例え体験であっても、何も得るものがなければ、どれほど通っても同じだと私は思います。

ほんの少しでも変化があるか。その積み重ねこそが大切です。その点を踏まえて、自分にとって変化を与えてくれるスクールを探してみましょう。

簡単ではないかもしれませんが、諦めなければ、必ず自分に合うスクールが見つかるはずです。

次回の記事では、もう少し具体的にスクール探しのチェックポイントをお伝えしたいと思います。