ライフスタイル
ノザ@ゴルフライター
【責任重大】初心者をラウンドデビューをさせる人へ!ラウンドの失態はすべて「連れて行った先輩」の責任となります
誰でも最初は素人!
どうも~ノザです!
今回は「これから初心者をラウンドさせようとしている方」へ向けての記事となります。
Twitterを見ていると、初めてのラウンドで洗礼を受ける人がちらほらいるんですよね……。前の組に怒鳴られた! とか忙しくていくつ打ったのかわからない! って人。
ぶっちゃけその人達は悪くないと思うんです。悪いのは連れて行った先輩です。
仮に僕が同じように初心者を初ラウンドに連れて行き、もし嫌な思いをさせたのなら、責任は僕に100%あると考えます。
ということで、これから初ラウンドに連れて行く予定がある方。「そんなのわかってるよ!」となると思いますが、念のため一読お願いします。
目次
ラウンドデビューでゴルフ嫌いになった友人
これは僕の会社にいる友人の話です。友人は会社の上司にゴルフを誘われ、ラウンドデビューを果たしましたが、ゴルフ嫌いになって帰って来ました。
友人は元々きっちりした性格で、かなりの練習をしていました。「連れてもらって迷惑かけたんじゃ今後誘ってもらえなくなるから」と考え、マナーやルールもしっかり頭に叩き込んでいたんです。
そんなしっかりした友人ですが、実際のラウンドではとことんやられました。「俺ゴルフに向いてないみたい……」と。
ゴルフって不思議なスポーツで、いくら練習でショットが上手くてもパターが入ってもそれはあくまで練習であって、実際のコースではまったく別の競技になる。
結局友人はラウンドの洗礼を受け、ゴルフから遠ざかることとなりました。また運の悪いことに、タチの悪い組に前後挟まれたそうなんです。
以下の内容が、友人の心を折った出来事となります。
1.ラウンド中放って置かれ後続の組に怒られる
ラウンドはとにかくスピーディに、プレーファーストで! と友人は考えていました。なるべく走って、後ろの組に追い付かれないようにする。
しかしある時友人のショットが曲がり、林からのショットとなったんです。前方が見えず、またいつ打っていいのかわからない。打った先には先輩がいるかも知れない。
合図があるまで待っていると後続の組に打ち込まれました。「おい兄ちゃん、ツレはとっくにグリーンにいるぞ!」。
友人は置いて行かれました。先輩に一言も声を掛けられなかったんです。
この場合ですが、普通なら同伴者が声を掛けるなり気遣いするものです。ましてや置いてグリーンに行くなんてあり得ません。
2.残り距離もわからず、前の組に打ち込んで怒られる
友人は自分の番手の飛距離こそ知っているけど、残りの距離まではわかりませんでした。運の悪いことに、そのコースのカートにはGPSが付いていなくて、目印で距離を読むしかないゴルフ場。
先輩は、残り距離で友人が悩んでいてもアドバイス一つしなかったんでしょう。
結局前の組に打ち込んでしまい、向こうはカンカン。怒鳴られることとなり、そのとばっちりを受けた先輩からも、「お前あれはないわ」と冷徹な一言を食らったそう。
通常のコースは脇に目印となるものが立っています。200、150、100ヤードの3本は絶対にあります。そこから計算してあげてアドバイスをするのが当たり前。
ゴルフは忙しいスポーツです。それがまして初ラウンドともなれば想像を絶する忙しさ。普通なら上級者が残り距離を教えてあげるのが当たり前。
聞かれなかったとしても、相手の挙動でわかるはず。残りの距離がわかっているのかわかっていないのか。
まして怒られた後輩をさらに怒るなんて。
この先輩は自分のことしか考えていないとわかるエピソードです。
3.林で球を探してる間にカートを進められて結局ロストに
初ラウンドなんだから、球は当然曲がります。その曲がった球が一目でわかるOBならまだしも、OBかギリギリラフかってわからないショットもあります。
友人は球を探しに行きました。しかし夏場でラフが伸びていて探すのに手間取っていました。2分ほど探しているうちに先輩はショットを終え、カートを動かしてしまいました。
球を見付けた友人ですが、カートが前に進んでいて後ろの組も安心して打っています。さっき揉めた後続の組だから、これ以上怒られたくない。
泣く泣く友人は球を手で拾い上げ、プレーイング4の地点まで走りました。球は残っていたのにOB扱いです。
先輩が一緒に探してあげれば、カートをそんなにセカセカと動かさなければ……。
先輩と2人で回った友人ですが、友人の常識はその人の常識となってしまいます「球は一人で探す」が友人の常識になってしまう訳です。
まとめ・初心者をデビューさせるなら自分のスコアは諦めて! 初心者優先でゴルフを
ということでまとめます!
【初心者を初ラウンドデビューさせた最悪な先輩の行動】
1.前方の状況がわからない初心者を放っておく
2.残り距離がわからない初心者を放っておく
3.球を一緒に探してあげず、カートを進める
繰り返しますが、ラウンドに連れて行った以上「連れて行った人の責任」になります。
島田紳助さんは言いました。本番前の楽屋挨拶に来た新人の子が「上手くしゃべれないと思います。不安なんです」と言うと、「大丈夫やで」と返すそうです。
本番になるとその子に話を振り面白くする。大丈夫と返事をした以上、その子を「大丈夫」にしないといけない。これに通ずるものがあります。
連れて行く=面倒を見るということです。初心者のラウンドデビューに付き合うということはそういうこと。
先輩は無責任に返事をし、無責任な対応を取り、ゴルフを嫌いにさせた訳です。
当記事を読んでそういうことをする人が減り、ゴルフ人口が増えれば万々歳。
それではまた!