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PAR RUSH 01
ゴルフにおける距離の考え方を改めて認識!~ゴルフの奥深さを知る
ゴルフはホールごとの距離に関わらず、最終的にはわずか直径10センチのカップにボールを入れ、その打数を競うゲームです。
言うまでもなく、ゴルフ場に平坦なライは少なく、微妙な傾斜があることが普通です。
また、風向き・風量によりゴルフボールが影響を受けるので、それらの様々な条件を加味して、ショットを行うことになります。
しかし、ゴルフ場の各ホールでの残り距離を考えると、明らかに使用クラブはゴルフ場及びホールにより異なって当たり前ですが、これがなかなか理解できずに苦しむことになります。
このところ、このゴルフの距離について考えさせられることがあり、改めて認識することになったことをご紹介しましょう!
目次
皆さんは、ショットの際にクラブ(番手)をどのように選んでいますか?
皆さんは、ゴルフプレーで使用クラブ(番手)を、どうのように選択していますか?
ゴルフ場には、ヤード表示が両サイドにあります。グリーンのセンターまでの距離やグリーンエッジまでの距離など、ゴルフ場によって決められています。
基本的には、このヤード表示を頼りにして、キャディーさんがいる場合は長年の経験で距離をジャッジしてくれます。
また、最近では様々な計測機器を持ってラウンドしている方も多く、かなり正確に距離を把握することが可能です。
しかし、距離がわかったとしても、それだけでクラブ(番手)を決めることはできません。
まずは、打ち上げなのか、打ち下ろしなのかという高低差が飛びと密接に関係します。さらに、その日の気候条件、夏なのか、冬なのかなど、季節は大事です。
なぜなら、気温によりボールの飛び方が変わって来るからです。
次に、風量が最も考慮しなければならない条件です。どのくらいの風が吹いているのか、フォローなのか、アゲンストなのか、横なのか、斜めなのかなどを正確に把握しないと、正確なスイングをしても、自分が思うようにボールは飛んでくれません。
加えて、湿度も考える必要があり、乾いているのか、重く湿気を含んでいるのかも大事な要素になります。
例えば、150ヤードという距離はどのクラブを使いますか?
例えば、残り150ヤードという状況で、どのクラブを使うか?
この記事を読んでいる皆さんは、「俺なら7番アイアンだなぁ!」と即座に決める方がいるかもしれません。
このクラブ(番手)を決めた方は、自分の飛距離をある程度は把握している方だと思います。
しかし、この150ヤードという距離は、クラブ(番手)を簡単に決められるでしょうか? 前に述べた、「様々な条件を加味して、クラブ(番手)を決定する必要がある」からです。
もちろんそれも正解の一つではありますが、それだけでは不十分だと思います。
ここに、同じ距離でもゴルフ場によって、クラブ選択が違ってくるという理由があります。
夏のシーズンに、微風程度であまり風の影響を受けない時のクラブ(番手)選びの条件は?
夏は、半袖で身体の捻りも十分出来て、冬などに比べれば距離は出ると思います。さらに、暑さは厳しいものの、晴れた日には湿度も低くてこれも飛ぶ一因になります!
このような本来の自分の飛距離をしっかり出すための条件が揃っている時には、本来はいつも選択するクラブ(番手)で十分なはずです。
ところが、ゴルフ場によって自分ではナイスショットしたのに、「あれっ!」とショートしたりすることが、少なくありません。
また、何回もプレーするゴルフ場が複数あると、そのゴルフ場によって、レーザー距離計などで計測した実距離が同じでも、仮にナイスショットしても、届くホールもあればショートするホールがあるなど、明らかに距離が合っていない、ということが出てきます。
各ゴルフ場の各ホールには、それぞれ実距離だけでは判断できない特別な要素があるということです。それを次に見ていきましょう!
コースにより、同じ距離でも番手選びは変わって来ると考えていますか?
このように、ゴルフ場によって実距離が同じでも、同じクラブ(番手)で距離が合わないことがあります。
私がそのことを強く感じたのは、2つのコースのメンバーになってからです。
やはり、同じコースを何度もプレーすることで、距離はコースにより違うということがあると意識するようになりました。
それは、クラブ(番手)のキャリーの距離を正確に知るということなのです。
「そんなことは当たり前だし、知っているよ!」という声が聞こえて来そうですが、そんなあなたは、自分のキャリーを正確に把握していますか?
本当のクラブ(番手)ごとのキャリーの距離は、前に述べた飛びに影響を与える、様々な要因により変化します。
しかし、私自身飛びに影響する各要因の意識はありましたが、やはりキャリーに対して甘めのジャッジをしていたと思います。
様々な要因のどれかは、常にプレーに関係します。そのために、ほとんど無風で普通に飛ぶという条件はほぼ皆無です。
それにも関わらず、乗ったか、乗らなかったかという結果だけで判断して、その原因を「今のは少し薄かったね!」と簡単に片付けてしまう、そんなゴルフをしていました。
しかし、ホームコースで出会ったキャディーさんから、「ピンまでの距離はキャリーですからね!」と言われて、驚きました。
いままで、「ピンまで○○ヤードです!」とのアドバイスは一般的ですが、キャリーでないと届きません! と言われて、クラブ(番手)を持ち替えました。これで、何度も届かなかったホールでピタリでした!
自分のキャリーを考えずに攻めていたこと、そしてそのキャリーを甘めに見ていたことを痛感しました。
これからのゴルフの攻め方が変わる一大事でした!