ライフスタイル
PAR RUSH 01
ゴルフのベストスコアはどのように出るのか? を考える!
皆さん、ゴルフのベストスコアはいくつですか?
それぞれの腕前は違えども、ゴルフでは少しでもスコアを縮めたいと、皆さんが頑張っていることでしょう。
トントン拍子にスコアを縮めていく方もいれば、何年やってもスコアが変わらないと嘆いている方もいるのではないでしょうか?
今回は、ゴルフのベストスコアとはどのように出るのか? どうしたらベストスコアを出すことができるのか? を考えてみます。
目次
そもそも、ベストスコアは出そうと思って出るものではない!
ゴルフを始めて少し経つと、スコアを縮めたいと思うようになります。ゴルフはスコアを競うゲームですから、少しでも少ない打数で上がりたいと、ゴルファーは切磋琢磨します。
ラウンドが終わると、「今日は110が切れなかった!」「100を切ることができなかった!」と、上手くいかなかったスコアに悔しがることが出て来るでしょう。
ゴルフは簡単ではありません!
もっとも、初心者が130、140でデビューして、そのスコアが10や15打縮まることはザラにあります。しかし、それが110前後のスコアになってくると、なかなか大きく縮めることが難しくなります。
ダブルボギーペースぐらいになると、ショットの精度が少しずつ上がってきます。
大きく曲げてOBやペナルティを打ったりしない、バンカーなどで大叩きしない、グリーンで3パットを減らす等、極端な大叩きをしないことが、このぐらいのスコアを出す条件となってきます。
そして、これらのことを着実に身に付けていけば、少しずつスコアは上がっていくでしょう!
でも、毎回スコアが上がっていき、目標スコアを達成することができるかというと、そう簡単にはいきません。ミスのゲームであるゴルフでは、必ずミスが出てしまいます。
そして、毎回ベストスコアを更新することはとても難しいことです。そこには、意識が介在することが要因です!
この要因である「ベストスコアを出したい!」という意識~ベストスコアを出そうと思って出せるものではない~という理由を、次で考えましょう!
ベストスコアを出そうと意気込んでラウンドに臨めば、悲惨な結果が待っているかも?
ゴルフには、邪念があってはなりません。
よくゴルフでは「平常心」が必要だと言われます。ゴルフでは、平常心が自分の本来の実力を示すことにつながることになります。
平常心を保つ、邪念を捨てるというのは、つまり、ベストスコアを出すというような欲を持たないことです!
ゴルフをやる前には、いろいろなことを考えます。特に、この「欲」というのが、平常心を乱すもとになります。
そして、ベストスコアを出したいという「欲」をむき出しにしてゴルフに臨めば、決して良い結果を生まないでしょう! 逆に、ミスショットを繰り返して、スコアはボロボロになる公算が大です。
ゴルフプレーの前に、ベストスコアを出したいという気持ちがあると、その邪念が「こんなはずじゃない!」を繰り返す結果となり、最後はベストスコアところが、以前の大叩きのスコアに戻るということになります。
淡々とプレーに集中すれば結果は自ずとついてくることが多い!
ゴルフでは、ベストスコアを出そうなどと意識せずに、淡々と目の前のショットに集中することが、結果につながると思います。
しかし、この淡々とプレーすることが、ゴルフでは最も難しいことです。それは、欲を出さずに淡々とプレーしようとしても、芝の上の球を目の前にすると、様々な邪念が出てきてしまうからです。
「スコアのことなど忘れなさい! 目の前のショットに集中しなさい」とは、上級者が教えることですが、これがすぐにできていれば、何の問題もないのです!
それではどうするかというと、邪念を捨てることは難しいと思いますので、できる限り、スコアのことを考えないようにすることが最善の道でしょう!
ベストスコアの更新は、ゴルフが上達すればするほど、難しくなる!
このベストスコアの更新というのは、ゴルフが上達すればするほど、難しくなってきます。
例えば、念願の100を切って90台のスコアが出るようになると、ほぼボギーペースで回ることが求められます。
そして、その先には、90の壁があり、さらに80の壁が立ちはだかっています。80を切って70台で回るようなクラスになると、ベストスコアは74、72、あるいはアンダーパーのベストスコアを持っている人も少なくないでしょう。
このスコアを1打でも2打でも縮めることは大変なことで、簡単なことではありません。
また、このクラスの方は平均していくつのスコアを出しているということのほうが意味があることだと思います。
もちろん、ベストスコアの更新ができないわけではありませんが、バーディーを量産するとか、ショットが絶好調で近年稀にみる好調さだというラウンドで初めてベストスコア更新の可能性が出てくるものだと思います。
まずは、その年のベストスコアを目指そう! すると、もっと上の生涯ベストスコアが見えてくる!
ここまで見てきたとおり、ベストスコアの更新はとても難しいこと、それは上達すればするほど難しくなるということです。
従って、ベストスコアの更新を目指すことよりも、まずは、その年のベストスコアを出すことのほうが意味があると考えます。
たまたまベストスコアが出ることはありますが、その年のラウンドでのベストスコアの意識はあるでしょうか?
ラウンドの回数が少ないビギナーの場合には、数少ないラウンドの中で、まずはその年のベストスコアを達成しようと考え、その可能性が出てきた中で、次に生涯ベストスコアを目指すというのが順番だと考えます。
皆さんは今年のベストスコアはいくつですか?
さあ、あなたもまずは今年のベストスコアを目指し、邪念や欲を捨てて、目の前のショットに集中しましょう!