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アマゴルファーさる
セルフプレーとどう違う? キャディさんがゴルフに与える効用
みなさん、ゴルフ楽しんでいますか! アマゴルファーさるです。
みなさんはコースでのラウンドは、キャディ付きとセルフプレー、どちらが多いですか?
なるべくリーズナブルにプレーしたいからセルフが基本、という方もきっと多いですよね。
私のホームコースは、週に1回の平日セルフデー以外はキャディ付きでないとラウンドできない、いわゆる“フルキャディ”のゴルフ場なので、週末プレーが基本の私は必然的にキャディ付きが当たり前になっています。
キャディさんがいるといないとで、ゴルフにどんな違いが出てくるか、今までに感じたことをお伝えしたいと思います。
初心者ゴルファーにとってキャディさんは優しい先生
初心者ゴルファーの皆さんは、セルフプレーで同伴者に迷惑をかけないように気を遣いながら、何本ものクラブを持ってコースを右に左に走り回ってへとへとに疲れてしまうことがありますよね。
中には、キャディさんがいるとさらに気を遣う相手が増えて嫌だと思っている方もいるようですが、実はそれは逆なんです。
キャディさんはさまざまな面でプレーヤーがスムースにプレーできるようサポートしてくれます。
キャディさんがいるほうが、打ったボールを見つける時間も短縮されますし、残り距離を教えてくれるのでクラブ選択にも時間がかかりません。
「スロープレーは最大のマナー違反」と言われるように、いろいろなことに時間がかかってしまうことが同伴プレーヤーに気を遣う要因になるので、時間短縮のサポートをしてくれるキャディさんがいてくれることで、初心者ゴルファーは落ち着いてプレーすることができるようになります。
また、ベテランキャディさんの中にはご自分でもゴルフをやられていて、結構な腕前の方も少なくありません。
そのようなキャディさんはさりげなくスイングのアドバイスをしてくれたりして、技術面でも初心者ゴルファーをサポートしてくれる場合があります。
中上級者にとっても知らないコースでのセルフプレーは難しい
普段はホームコースでキャディ付きのラウンドが当たり前になっている私ですが、年に数回誘われるアウェイコースでのラウンドは90%以上がセルフプレーのため、いつも戸惑うことが多いです。
まず思うのは、とにかく自分でやることが多い!
自分でキャディバッグからクラブを数本抜いてボールに向かうのはもちろんですが、ボールを打った後のクラブの汚れ掃除、カートの運転やリモコン操作、グリーン上でのボール拭き……。
いつもならキャディさんが絶妙なタイミングでやってくれていることを、自分でやらないといけないだけで、リズムがつかめずなんとなくゴルフに集中できません。
次に思うのは、これからボールを打っていく先の地形がよくわかっていないので、キャディさんがいれば「あの辺どうなっていますか?」と聞きたいところ、聞けないまま不安を抱えてスイングするとあまりいい結果にはなりません。
そしてアウェイコースのセルフプレーは間違いなくロストボールが増えます。
絶対にOBやワンぺナではないのに、ラフに入ったボールが見つからず2ぺナ払うってホントに凹みます。
キャディ付きゴルフのほうがスコアの良くなる要素が多い
そんな経験が多い私は、絶対にセルフプレーよりもキャディ付きゴルフのほうが実力を発揮しやすいゴルフであると断言します。
ただ、めったにないことではありますが、極々まれに相性の悪いキャディさんに悩まされることもあります。
ささいなことですが、クラブを渡してくれるリズムが悪いとか、ボールの行方を見るのが下手だとか、そんなことが重なるとちょっとした言動にイラっとしてみたり……。
人対人の関係ですから、そういうことが極まれに起こることもあります。
しかしそれはあくまで例外。ゴルフにはキャディさんがいてくれたほうがスコアの良くなる要素が圧倒的に多いと思います。
最近ホームコースでは、残り距離やグリーンのラインをキャディさんに聞くことはほとんどなくなりましたが、初めてのゴルフ場でのロングパットなどはやはりキャディさんのアドバイスが助けになることは多いです。
ゴルフでプレーヤーに唯一アドバイスすることが許されているキャディの存在は、本来ゴルフというスポーツを楽しむうえで、必要なものなのかもしれません。
キャディ付きゴルフのすすめ
キャディさんに付いてもらうとキャディフィーがかかりますので、当然セルフプレーよりも総額の料金は高くなります。
しかし、2~3000円のキャディフィーを払ってそれでスコアが良くなるとしたら、大いにメリットはあると思いませんか?
今までセルフプレーしかしたことのない方で、もし次回、キャディを付けるか付けないか選べる状況があったら、一度キャディ付きを選んでみてはいかがでしょうか?
私のようにホームコースがキャディ付きゴルフ場である場合、キャディさんたちとだんだん顔なじみにもなれますので、何度かご一緒しているキャディさんだと、よりリラックスした安心感の中でプレーできたりします。
それもメンバーの特権の1つだと思っています。