ライフスタイル
koji
ゴルフクラブとの別れと哀愁
人は出会いと別れを繰り返します。
そしてゴルファーはゴルフクラブとの出会いと別れを繰り返します。
決して安くないお金を使って手に入れたクラブと別れる時、何とも言えない寂しさを感じることはありませんか?
クラブを手に入れる時のトキメキ
ゴルファーはいつもクラブについての情報に敏感で、ゴルフショップで新しいクラブを物色しています。
新しいモデルが出ると、ショップで試打をしたり、試打会などのイベントに出かけ、新しい出会いを常に探しています。
そして、“これだ!”というクラブに出会ったら、迷いながらも安くないお金を使って購入にいたります。
ラウンドで新しいクラブを使うと、なぜだかいいスコアが出そうで、新しいクラブを手にしていると、ますますラウンドが楽しみでなりません。
クラブとの出会いと別れ
新しいクラブを買うと、当然、今まで使っていたクラブの出番はなくなります。
しばらく新しいクラブを使って、また元のクラブに戻ることもないわけではありませんが、多くの場合新しいクラブを使い始めると、以前使っていたクラブは“控え選手”となり、ラウンドの出番はほぼなくなります。
出番がなくなったクラブは、部屋の隅に立てかけられたままになってしまうのです。
そして、“このクラブはもう使わない”と決めたら、中古ショップに持ち込むか、フリマアプリで売ることになります。
とはいえ、何年かゴルフライフを共にしたクラブ。
手放すときに、さまざまな思いが込み上げてくるのは私だけでしょうか?
クラブに対する思い出
クラブを買ったときの場所や時期、動機、またラウンドでのクラブの活躍ぶりを私は、けっこう覚えています。
「同伴者のパットが入りまくっていたので、同じパターが欲しくなった」
「これは、〇〇でフィッティングして、新宿ヴィクトリアで買ったクラブ」
「自己ベストを出した時、このパターが良く入ってくれたな」
このように、持っているクラブそれぞれに思い出があります。できればクラブは手放したくありません。
しかし、新しいクラブを欲しい気持ちは抑えられません。クラブを手放さなければ、自宅にクラブが増える一方です。
コレクションをするというのであればそれでもいいのでしょうが、限界があります。
使わなくなったけれどどうしても所有していたいと思うクラブ以外は、手放さざるを得ません。
手放すときの寂しさ
せっかく買って、たくさんのラウンドを共にしたクラブを手放すとき、私は寂しさを感じます。
しかし、クラブが増える一方という状態は避けなければなりませんので、中古ショップやフリマアプリで売ったりします。
最近、あるクラブをフリマアプリで売りました。できれば持っていたいクラブでもありましたが、持っていても使わないだろうと判断して手放すことにしました。
“クラブは使われてナンボ!”と言い聞かせて手放しました。クラブを箱に詰めるとき、ちょっと寂しくなりました。
同時に、新しいゴルファーのもとで使いこなされることを願いました。