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アマゴルファーさる
最近は会員権もかなりお手ごろに!メンバーゴルフのすすめ
長いゴルフライフを充実したものとするために、ホームコースを持つべきか、いろいろなゴルフ場でプレーするべきか、選択に迷っているゴルファーも多いのではないでしょうか?
それぞれに支持派はいると思いますが、上達、スコアアップを目指すなら、メンバーとしてホームコースを持つメリットは大きいと思います。
ラウンド数を増やしやすい
ゴルフは経験量がスコアアップに直結するスポーツです。特に練習場ではできない経験をコースで積むことが上達には不可欠です。
ラウンド数を増やす工夫が上達の近道ですし、「シングルになりたかったら最低週1回のラウンドが必要」などとも言われます。
ホームコースを持つことは、以下の理由でラウンド数の確保に役立ちます。
理由① 一人や二人でも予約できる
最近はゴルフ場予約サイトのお一人様予約というのもありますが、ホームコースなら電話一本で一人でも予約を入れられます。
その場合、ゴルフ場側で他に一人や二人で来ているメンバーと組み合わせてくれますので、ゴルフ仲間の都合を気にせずにラウンドの予定を立てることができます。
また、友人同士や夫婦などペアでゴルフしたい人にも便利です。
理由② キャンセルが自由
これはゴルフ場によって違いがあるのかもしれませんが、私のホームコースは当日朝にキャンセルしてもキャンセル料は発生しません。
天候や体調が悪ければいつでもキャンセルができますので、その分予約も気楽にできます。
また、一人の時なら天気予報を見て予約を一日ずらすなども容易にできます。
実力を発揮しやすい
「ホールごとに立てたティーショットからカップインまでのプレープランをなるべくブレなく実行し、その結果として目標のスコアを勝ち取る」
これがゴルフというスポーツの本質であると私は考えます。
しかし、初めてプレーするコースでは当然ティーショット前に的確なプランなど立てられませんし、打ったボールの行き先の景色が分からなければ安心してスイングすることも難しくなりますので、実力とは別の要素でスコアを崩すケースが多くなります。
ホームコースでは、ラウンドを繰り返すうちに各ホールの形状が頭に記憶されます。
プロは初めてのコースでも試合前には念入りに練習ラウンドを行って、専属キャディーとともにコースの特徴を頭に入れ、メモします。
アマチュアゴルファーはコンペの前に練習ラウンドなどできませんので、隅々まで特徴を知るホームコースこそが実力を発揮できる場所と言えるのです。
競技ゴルフに触れられる
90を切ってさらに上を目指そうというゴルファーは、競技でもまれるといいとよく聞きますが、なかなかオープンな競技会へのエントリーは敷居が高いものです。
しかし、ゴルフ場のメンバーになっていると、そのゴルフ場の中の様々な競技会に参加できます。もっとも一般的なのは月例競技会です。
メンバーをハンディキャップでクラス分けして行うハンデ戦ですが、プライベートのラウンドでは味わえない緊張感が味わえます。
競技ゴルフの入り口として月例競技会を活用できるのもメンバーゴルフのメリットと言えます。
メンバーになるのにいくら必要?
「そうはいっても、ゴルフの会員権なんて高くて買えません!」そんな声がサラリーマンゴルファーから聞こえてきそうです。
特にバブル時代を知っている世代は、会員権の相場は数百万円~数千万円というイメージがあるでしょう。
実は最近の会員権相場はそんなに高くありません。
私が所属する東京都某所にあるゴルフ場は、バブル時代に最高一千数百万円まで値が上がったそうですが、10年前で25万円(税別)、現在ではさらにその半額以下に下がっていてかなりお買い得と言えます。
近県のゴルフ場ならもっとお安いところもあるでしょう。
しかし、メンバーになるための費用は会員権代だけではありません。
おおよそのゴルフ場が徴収するのが「名義変更料(名義書換料)」というもので、10~100万円(税別)程度が相場となっています。
中にはさらに高額な入会預託金(デポジット)を必要とするゴルフ場もあります。
また、会員権の売買を仲介するディーラーに対する手数料が数万円程度かかります。
私の場合は、10年前で会員権25万円、名義変更料50万円、手数料5万円の計80万円(税別)が初期投資でした。
しかし、そのゴルフ場の土日のプレーフィーはゲストとメンバーで1.5万円ほど差がありますので、数十回のプレーで元が取れると考えれば高くない、というのが私の購入の決め手でした。
なお、この他に年会費(私のホームコースは3万円程度)がかかるケースが多いと思います。
ホームコースを選ぶポイント
もしこれからホームコースを持ってみようかなと思うなら、以下の点に留意して探されるとよいと思います。
第一に自宅から行きやすい場所であることです。
車で1時間以内、電車とクラブバスでも1時間半程度で行けると理想的だと思います。
思い立ってふらっと行ける感覚が持てるくらいの距離にあることが、非常に大切だと思います。
次にコース自体の評判が悪くないこと。
極端にアップダウンがあるとか、コース幅が狭いとか、ゴルフ場予約サイトの口コミなどを参考にしながら、マイナスポイントの多いコースはやめておいたほうがいいでしょう。
長くプレーするホームコースですから、過剰なストレスはないほうがいいです。
会員数が多いということもゴルフ場の良し悪しの判断材料になると思います。
そしてできれば27ホール以上を有するゴルフ場をお勧めします。
18ホールのゴルフ場だとラウンドバリエーションは1種類、せいぜいアウト→インかイン→アウトの2種類(といえるか?)になりますが、27ホール(例えば9ホールずつのA、B、Cコース)あるとA→B、B→C、C→Aの3パターンのバリエーションでラウンドできますので、より楽しめると思います。
最後に、お酒好きのゴルファーには、車を使わなくても電車とクラブバスで行きやすいゴルフ場がお勧めです。
ラウンドを終えた入浴後に飲むビール(もちろんハイボールも)は格別です。
帰りのバスを待つ間にクラブハウスのレストランで一杯やるのも倶楽部ライフの醍醐味といえます。ぜひ考慮に入れてみてください。