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野村タケオ

ゴルフマン【第132話】障害物

木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第132話です。

障害物をいかに回避するかってのが難しいんですよね~。

【第132話】障害物

ゴルフ場っていろんな障害物があります。

よく僕たちが遭遇する障害物といえば「木」ですよね。

ショットを曲げちゃって林に打ち込んだりしたら、それこそ周りは木ばっかりで、どこに出していいか分からない。

運良く隙間が開いていれば良いですが、けっこう密集してると脱出さえも難しかったり。

で、木にキンコンカンコンしちゃって大叩きってのがよくあるパターン。

素直に一番隙間の広いところに打てばいいんですが、どうしてもちょっとでもグリーンに近いほうに打ちたくなるってのがゴルファーの悲しき性。

無理して狭いところを狙っちゃうんですよね〜。

で、不思議なことに林からの脱出ショットって、けっこういい感じで打てても、最後の最後でほっそい枝に当たっちゃって脱出失敗ってパターンがよくあるんだよね。

よっしゃー抜けたー! と思ったら、最後でそんな細い枝に当たるかー! みたいな。

誰かあの現象に名前をつけてください。

ま、林に打ち込んだ時は自分が曲げたんだから仕方ないとして、ムカつくのはフェアウェイの真ん中にあったりるす木ですよ。

自分的にはほぼ完璧なショットを打っているのに、木が邪魔になって打てないとか。

もうね、夜中にゴルフ場にこっそり忍び込んで切り倒してやろうかって思っちゃいます。

そりゃ木があるのを分かってて、その後ろに打つ自分が悪いんでしょうが、それでもいまいち納得がいかない。

僕はそういう設計はフェアじゃないな〜って思っちゃうんですが、みなさんはどうなんでしょうか?

面白いもんで、普通のゴルフ場でそういうシチュエーションになったら、意外とみんな「なんだよこの木!」とか怒るのですが、有名設計家が設計した名門コースとかだと「いや〜設計家の罠にはまっちゃったな〜」なんて喜んでたりするよね。

ちょっと僕には意味がわからないです(笑)。

フェアウェイ真ん中の木って、最初から見えているわけですから、よけて打つことはできるわけです。

右か左を最初から狙って打てばいいわけ。

だけどね、アマチュアなんてそうそう真っすぐな球が打てるわけじゃないし、狙ったところに打てるわけでもない。

なので、木に当てるつもりで打つと、結局はどっちかに曲がっていいとことに行くだろうってことで打ったりするんですが、そんな時に限って真っすぐの球が打てちゃったりして気の真裏に……。

この現象にもなにか名前つけたいわ〜。