ライフスタイル
レッスンプロ・クラフトマン 河野
チャンスとピンチは表裏一体。最悪の場所を見抜いて攻めよう
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、私が失敗したお話です。
チャンスの隣にはピンチもあるので、最悪の場所を見抜いて攻めるというお話です。
140ヤード
少し前のラウンドレッスンの時のお話です。
グリーンセンターまで140ヤードのショートホール(パー3)でのことです。
私はその日ピン筋に打てていましたので、7番アイアン(7番で135ヤード打っています)で左サイドにあるピンに照準を合わせ打ちました。
打ち出されたボールは、ピンに向かいましたが、風の影響とつかまり過ぎたせいか軽いドローになりました。
グリーンの左は小さな崖になっていて、グリーンを外すと2メートルくらいの打ち上げになります。
この場面で一番打ってはいけない場所に打ってしまいました。
迂闊・油断
調子の良い時に、油断や迂闊(うかつ)な心の緩みから、ミスが生まれピンチを招く。
今までに何度も経験したことなのに……。
その日は、方向性が良くピン筋に打てていた物ですから、何の躊躇(ちゅうちょ)もなくピンに打ち、結果大失敗をしました。
ピン筋から少しつかまり過ぎると、最悪の場所が待っている。
打つ時には、その最悪が見えていませんでした。
そういう時のミスは結果も悪くなるらしく、ボールは木の根っこにくっついていましたので、アンプレアブルです。
そのライからピンに対して2メートルの垂直に近い崖越えで、グリーンは下り傾斜です。
絶対に寄りません。
次の最悪のミスは、高さを出す時に起きやすいダフってしまうことです。
ダフればまたその壁を越える高さを出さなくてはならないショットになるので。
ここはグリーンに乗せることを最優先に考え少し大きめに、ピンより下5メートルにオンさせました。
2パットでダボです。
失敗が大きければそれだけ心に残る
ラウンドを終わってみれば、いつもと同じようなスコアで、好調なショットをスコアに活かせませんでした。
自分のことに集中していては生徒様のためのラウンドレッスンになりませんので、割り切っていますが、良い教訓になりました。
これからは、これと決めたショットを打つ時には、最悪の結果と最悪の場所を見極めて打つことを、考える習慣にします。
ピンを狙うなら、当たり前のことですが。
しかし、同じ失敗を何度も何度も繰り返してしまいます。
反省が大きければ大きいほど心に残るのかも知れませんので、しばらくあのミスを思い続けることにします。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。