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野村タケオ

ゴルフマン【第128話】クラブ選択

木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第128話です。

ホールに合わせたクラブ選択大事ですよ~。

【第128話】クラブ選択

ゴルフってのはマネジメントが大事です。

そのホールをどう攻めるのか?

やみくもにドライバー振って、アイアンショットは常にピンを真っすぐ狙うっていうゴルフでは、なかなかいいスコアってのは出ません。

ちゃんとコースレイアウトを頭に入れて、どこに打っていけば安全に攻められるのかを考えるべきなのです。

できればティーショットの時点からピン位置まで把握しているほうが良いでしょうね。

コースレイアウトや自分の持ち球、ミスの傾向などをちゃんと考えてショットすれば、大叩きをする確率はぐっと減るはず。

そうやって頭を使ってゴルフをすれば、同じショット力でも1ラウンドで数打はスコアが良くなるはずです。

僕が見る限り、100切りがなかなかできない人っていうのは、こういう部分が欠けている人が多い。

そこそこの球が打てるようになったら、マネジメントを考えながらラウンドすると、意外と簡単に100切りできたりすると思いますよ。

僕はかなりマネジメントを考えながらラウンドするタイプで、キャディ付きラウンドとかなら必ず「あのバンカーまでいくつ?」とかコースの状況を確認します。

ここで、ちょっと悩ましい問題があるんですよ。

「バンカーまで220ヤードです」とか言われると、けっこう緊張するわけ。

220ヤードだと普通にドライバーで打てばバンカーに入っちゃうので、バンカー方向には打たないようにするわけですが、ついついバンカー方向に飛んで行っちゃう時もある。

で、「あ〜バンカーか〜」とか思いながらボールのところに行くと、バンカーの手前でボールが止まってる……。

バンカーに入らなかったことはちょっぴりうれしいのですが、それよりも「俺のドライバー220ヤード飛んでないのか!」って衝撃のほうが大きいのよ。

なので、220ヤードとか230ヤードくらいで入っちゃうバンカーってのは、僕的には自分の飛距離が丸裸になっちゃうので嫌なんですよ。

変な意味でプレッシャーがかかるわけ。

逆に「260ヤードで入ります」ってバンカーは好き。

だって届かなくて当たり前だし、もしも奇跡の一発が出てバンカーに入っちゃったりしたら、ドライバーが260ヤード飛んだってことだもんね。

そんな時は「なんだよ〜バンカーに入っちゃってるよ〜」とか文句言いながらも、顔はニヤニヤしてたりするわけです。

これはちょっとマネジメントとは違うけどね〜(笑)。