ライフスタイル
レッスンプロ・クラフトマン 河野
「先生に教えてもらう」ということ。(その2)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、「先生に教えてもらう」その2です。
いつも教える立場の人間は、時には教わるという立場を経験したほうが良いレッスンができるのではないかと思い、趣味のギターの弾き語りを習いに元プロのミュージシャンの元に習いに行きました。
ライブハウス・デビュー
生徒様に、ゴルフを教えて行く上で、必要なことと趣味の向上を兼ねて、元プロミュージシャンがマスターとして営業しているライブハウスに行きました。
そのライブハウスでのフォークソングの集いは、夜8時から始まり夜10時までの2時間です。
その日マスターに「ライブハウスデビューの河野さんです」と紹介され、私も緊張しながら3曲歌わせていただきました。
伴奏はギターとベースとドラムとエレクトーンも入ります。
生演奏のカラオケみたいな物なので、歌専門で来店している方も何人かいました。
教え方・教わり方
そのフォークソングの集いが終了してから、マスターと少しお話をさせていただきました。
私「ギターの弾き語りは長いことやっていますが、譜面が読めないので、技術の向上はまったくありません」
マスター「店に通ってくれれば教えてあげますよ」
と言ってくれたので、曜日を決めて通わせていただくことになりました。
翌週、そのライブハウスに行きますと、先客としてウッドベースを弾いている少し太めの方がいました。
その方も、私と同じ元プロのミュージシャンに習いに来ている方で、仮にtさんとします。
tさんは、今までに楽器を演奏したことがなく、ここに通い出して3ヶ月だそうです。
基礎練習だけですが、それもスムーズに行きません。
同じ場所を何度も何度も間違えます。
すると、マスターの機嫌が段々悪くなり怒り口調になります。
嫌いな物はやはり気が進みません
私の番になりました。私の当面の目標は、イントロの作り方です。
私は、楽譜が読めなくてもできるギターのコード弾き専門なので、メロディーを弾くのが苦手です。
マスターは、「楽譜を勉強しなさい」と言いますが、いまさらそんな面倒なことはしたくないし、歌うことは好きですが「音楽」という学問は嫌いです。
「ラウンドは好きですが、練習場でする練習は嫌いです」と言っているような物だなと思いながらも、楽譜からは逃げ回りました。
このギターの弾き語りの練習に5年間、毎週通いました。
お陰様で、英語の曲30曲、日本の曲70曲を仕上げました。
人に物を教えるということや、教わっている方の気持ちなど、とても良い勉強になりました。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。