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ギア猿

Gridge編集部

2月の『ギア猿』は75分拡大スペシャル!寒い冬、室内でできるパター練習をサルベージ!ミニPGAショーも!

年が明けて早1ヶ月。コースに出てラウンドをするにはまだ少し寒い時期です。

しかし、そんな時こそ周囲に差を付けるチャンス!

パター練習なら、暖かい室内でできるし、毎日だってやることができます。

そこで今月はパター練習をサルベージ!

パッティングを向上させる練習グッズをいろいろ取り揃えました。

さらに1月に開催されたギア猿ゴルックファンコンペの様子も紹介します。

好評企画「ミニPGAショー」にはトータルテンボスの大村さんが登場します!

“一番カップインしやすい距離感”を身に付ける!

パター練習を4つのテーマに分けてサルベージする今回。最初のテーマは“距離感”です。

なかなか練習する方法が思いつかないこの距離感ですが、ちゃんと練習器具があります。

それが、「距離感マスターカップ」。

一番カップインしやすいと言われている「カップを30センチオーバーする距離感」を身に付けられます。

パターこそ打点が重要!

次にサルベージするテーマは“打点”。

常に芯でヒットできなければ、正しい距離感は身に付きません。

そこで紹介するグッズは、ウッドやアイアンではおなじみのショットマーク。

パッティングのような弱い衝撃でもしっかりと打痕が付く専用品となっています。

実際にパッティングする練習器具も紹介。「ピンポイントストローク」は、ヘッドが球状になっており、いわゆるフェース面がありません。

文字通り“ピンポイント”に当てないと、真っすぐ転がってくれないという練習器具です。

集中力が鍛えられます!

「ラガーパット 560」は、ラグビーボールのような形をしたパット練習用ボールです。

真っすぐ芯に当てないと真っすぐ転がらないため、芯に当てる感覚を鍛えることができます。

あまりの難しさにイライラしてしまうかも?

パッティングの上達にストロークの練習は欠かせない!

3つ目のテーマは“ストローク”。

ゴルフは再現性のスポーツ。特にパッティングは、常に同じストロークを再現できるかにパット数が左右されます。

「ハイルストローク」は、器具に当たらないようにストロークすることで、振り子のストロークを強制的に身に付けることができる練習器具です。

特に、ダウンブロー気味のストロークで引っ掛け癖がある人のストローク矯正に効果があるようです。

「Zi パッティングトレーナー」は、「どうしたら平常心でストロークできるのか」を考えて作られ、著名なメンタルトレーナーも推奨しているという練習器具です。

フェース面に装着した囲いの中に入れたボールをスムーズに転がしてリリースすることで、スムーズなテンポとストロークが身に付きます。

「ダイヤプロパット アーム465」は、理想のパッティングフォームを体感できる練習器具です。

パターのシャフトに装着した2本のアームを両脇に挟むことで、肩の動きによる安定したストロークをすることができます。

ツアープロコーチの植村啓太氏と『ギア猿』MCの関“QP”雅史プロコーチによるアドバイスDVDが付属しています。

特殊なボールを使った練習方法を紹介

最後のポイントは“ボール”。

「ODYSSEY WEIGHTED PUTT BALLS」は、なんと通常のボールの約5倍という重量。そのため、芯で打った時、芯を外した時の手に伝わる感触がよくわかるという練習器具です。

ただし、距離感がおかしくなってしまうため、あくまでもストロークの練習と割り切って使うことが大事なようです。

「サイレントボール」は、ボールの周りに産毛のようなものを付けている、いわば“パターマットと一体化したボール”。

つまり、パターマットがないフローリングなどの上でもパター練習ができ、かつその名の通り音がしないため、階下などへ気を揉むことなく練習ができるというボールです。

練習グッズがなくてもパター練習がしたい!

……と、ここまでパターの練習器具を紹介していますが、大事なことは“練習をする”こと。専用の練習器具がなくてもできるに越したことはありません。

そこでここでは、どこの家庭にでもあるものを使って練習する方法を2つ紹介します。

単三電池を使って芯に当てる練習

ボールの手前に単三電池を置いてストロークをします。

ボールの直径は42.67ミリ以上と規定されているので、芯の高さは約21ミリとなります。

単三電池の直径は約16.8ミリなので、単三電池に当たらずにギリギリの高さで打つと、ちょうどパターの芯の高さに当たるという訳です。

10円玉を使ってストロークのテンポを整える練習

パターヘッド後部にフランジがあるパターを使います。

フランジ部に10円玉を載せ、その10円玉が落ちないようにストロークします。

手先でストロークをして、その動きが早くなるとボールが落ちやすく、肩を使ったストロークができると落ちにくくなります。

素振りだけでなく、実際に球を打って練習してみてください。

ギア猿×ゴルック コラボファンコンペ開催!

1月17日(火)、千葉国際カントリークラブ(千葉県)にて、ギア猿×ゴルック コラボファンコンペが行われました!

参加したのは、北海道から沖縄まで、なんと総勢214名の全国『ギア猿』ファン。

残念ながら華丸さん(博多大吉・華丸)は不在でしたが、レギュラーMCの鹿又芳典さん、QPさんに加え、ゴルック店長のジャック高橋さんも参加。

9ホールズストロークプレーでの競技に加え、上記3人が参加するイベントもたくさん用意されていました。

鹿又さん、QPさんはパー3でニアピン対決。2人よりもピンに近づければ、番組特製ロゴ入りどら焼きがプレゼントされました。

ジャックさんはファッションチェックを担当。ジャック特別賞には、「JACK」の模様が無数に入った赤いタートルネックのセーターでキメた小松孝憲さんが選ばれました。

また、ゴルック特別販売所も開店。ギア猿×BRIEFINGの新作コラボ商品などが早速販売されていました。

練習グリーンでは、以前番組でも紹介したギア猿が考案したパットゲーム「バカラパット9」で盛り上がりました。

そして、番組でも恒例の「アリナシ品評会」も開催。

参加者が持ち寄ったレアなギアやアレ(?)なギアを会場で品評していきました。その中からいくつかは、恒例の“アッツい人選手権”で紹介する予定です!

ファンコンペでもミニPGAショー開催!

さらに今回、「ミスをするとすぐにギアのせいにして替える」という生粋のギア好き、トータルテンボスの大村さんを呼んで、ミニPGAショーも開催!

ここでは、各ブースで紹介されたクラブやグッズを紹介していきます。

スピン系ウェッジ3タイプが登場

ロマロからは、3タイプのスピン系ウェッジRay SXシリーズをご紹介。

オートマチックなやさしさがある「SX-R」、小振りで操作性を重視する「SX-PRO」、軽さで操作性を求める「SX-R LIGHT」の3タイプです。

大村さん、どのウェッジでもナイスアプローチを連発して「なんなんだよ!」と絶叫を繰り返していました。

着るだけでスイング解析!?

以前当番組でも紹介したことのあるウェアラブルデバイスです。

ウェアと腕にセンサーを装着してスイングするだけ。アプリと連動してスイングを丸裸にします。

前回は原西さん(FUJIWARA)が体験して高得点をたたき出しましたが、大村さんも高得点でした。

現在は、個人使用というよりも、ティーチングプロなどに向けて展開しています。

飛距離性能に加え、“見た目”も追求

ヤマハからは、昨年デビューした新ブランド「inpres DRIVESTAR」を紹介。

前作「UD+2」の飛距離性能を継承しつつ、いわゆる“飛び系”にありがちな構えにくさを解消し、顔つきにもこだわったシリーズです。

実際に同シリーズのドライバーを使用しているというQPさんが、残り190ヤードの打ち上げ、キャリーで200ヤード必要なシチュエーションで7番アイアンで打ってみると、見事高弾道でグリーンヒット!

大村さんも実際に打ってみて、その弾道の高さと飛距離に大興奮でした。

ユーティリティにもバウンス効果を

ラズルダズルからは、同社初となるユーティリティ「B3 UT」を紹介。

ウェッジから始まったブランドらしく、バウンスの重要性に注目。その効果をユーティリティに加えてみようと開発されました。

ソールをよく見ると、トウ側が高くなるようにねじれていて、これによって地面を滑りやすく球を拾いやすくなっていて、直進性がアップしているとのことです。

ウェッジは同社にお世話になっている大村さん、ピンまで170ヤード、かなりの打ち上げというシチュエーションで22度を試打。キャリーでピン根元に着弾して、その方向性と打ちやすさに驚いていました。

アイアンでも重量調整が可能

番組でもおなじみのムジークからは、同社の担当者が「飛距離が半端ねぇ」と激推しする「On The Screw DD Iron」を紹介。

7番アイアンで24度と超ストロングロフト設定ですが、アンダーカットキャビティによる深低重心化で球が上がりにくくなることを防いでいます。

さらにこのアイアン、交換可能な4つのウェイトをバックフェースに装備し、アイアンなのに細かいウェイト調整を可能にしています。

シャフトの長さや重量によってヘッド重量を調整できるため、「工房の人間としてありがたい」とQPさん。

こちらも大村さんが、ピンまで150ヤード、かなりの打ち上げを入れて165ヤードというシチュエーションで試打。普段は6番で狙う距離という大村さん、渡されたアイアンの番手(9番)を見て驚き、「無理無理無理!」と言いながらも見事グリーンに直接キャリーしてオン!

担当者も「半端ねぇっす」と大満足でした。

MODUS³アイアンシャフトとつながりのいいドライバー用シャフト

ギア猿でもおなじみの日本シャフトは、同社と2007年から契約するレジェンド、カリー・ウェブ選手のクラブセットのレプリカを展示。

さらに、大村さんのために持ってきたのが、同社のドライバー用カーボンシャフト「N.S.PRO REGIO FORMULA+」シリーズ。

赤い「M+」は現在QPさんが使用中。先端が動いてつかまりのいいシャフトです。

黄色い「MB+」は鹿又さんが使用中。こちらは手元がしなってタイミングが取りやすくなっています。

この2者の中間的な性格になっているのが、青い「B+」。

いずれも、MODUS³シリーズとのマッチングを考え、ドライバーとアイアンの振り味の違和感をいかに少なくするかを考えて設計されています。

自宅でもリアルなパッティング体験

計測器が有名なGPROからは、自宅でリアルなパッティングが体験できる「EXPUTT リアルグリーン」を紹介。

専用のマットと測定カメラを使用することで、モニター上にパッティングされたボールの軌道をリアルに再現。転がった距離や打ち出し方向、クラブパス(軌道)、フェースアングルなどが測定されます。

さらに、練習用のモードだけではなく、オリジナルコースに加え、世界各地の名コースを含めた約280コースのグリーンでシミュレーションも可能。最大4人での対戦も楽しめます。

来月は吉本・松竹チームとの対抗戦!

来月は、昨年3月に行われた吉本興業チーム、松竹芸能チームとの三つ巴の対抗戦です!

前回は、芸能界イチの実力とも噂される東ブクロさん(さらば青春の光)が最終ホールに見事バーディパットを沈めて松竹芸能チームが逆転優勝しました!(ちなみにさらば青春の光は“元”松竹芸能です)

今年はどんな熱戦が展開されるのか、今月紹介された練習グッズの成果は現れるのか、乞うご期待ですね!

今月の放送予定は以下の公式サイトでご確認ください!