ゴルフコース・練習場
ゆりか
【オランダのオススメゴルフ場】The Dutch Spijk(ザ・ダッチ スパイク)【超名門】
オランダの首都、アムステルダムから車で約1時間。
ホルクムという小さな町の郊外にある、オランダ随一の名門コース【The Dutch Spijk】でプレーしてきました。
オススメポイント①【オランダの地形を活かしたコースが、とにかく美しい!】
山がないオランダ、平坦な土地に地平線まで広がる牧場。
都市部以外ではこんなのどかな風景があちらこちらで広がっています。
そのオランダの特徴を最大限に発揮している【ザ・ダッチ スパイク】。
ホール間の区切りは、ほとんどがブッシュや小さな木によるもの。
視界を遮る木がほとんどないのでホールによってはコース全体が見渡せます。
だからと言って平坦で簡単な訳ではありません。
コース全体にフェアウェイは細かく波打っており、グリーンも“ポテトチップ”がほとんど。
ブッシュは大きく深く、コース一面に川や池が張り巡らされています。
個人的意見ですが、はっきり言ってとんでもなく難しいコースでした!!
ボールがどこに行っても、平坦な地面では打たせてくれません。
簡単に言うと「OBはないが池ポチャとロストボール多発!」なコースです。
さすがは男子ヨーロピアンツアーKLMオープン開催コース!
攻めがいはありますが、美しい風景に目を奪われていたのも束の間、コースのワナにまんまとはまっていくのでありました…。
オススメポイント②【立派な練習場!】
ここではまずオランダの練習場事情についてお話しします。
オランダのゴルフコースは年会費制で、年会費を支払えば都度のプレイフィの支払いは不要です。
つまり行けば行くほどお得なのです。
そんなオランダのゴルフコースなので、日々の練習はもっぱら、ラウンドにて。
日本のような練習場(打ちっ放し場)は、あるにはあるのですが、数は少なく、またほとんどのコースは練習場を併設しているので、こちらがメインになります。
コース併設という特性上、オートティーアップ機なんてもってのほか、日本のようにスタンスマットの芝をきれいにしてあったり、休憩できる椅子が置いてあったり、という細やかなサービスは一切ありません。
その中で、この【ザ・ダッチ スパイク】の練習場は素晴らしい広さと清潔さを保っています。
さすが名門。
大きなコンペがある日なんて、オートティーアップ機顔負けの、ピラミッド型ボール積み上げ! なんて必殺技を見ることができます。
従業員の方の細やかな心配りとサービスが伺い知れます。
オススメポイント③【ヨーロピアンツアーKLMオープン開催コース】
写真はリー・ウェストウッド選手です。2017年のKLMオープンを観に行ってきました。
KLMオープンツアーゴルフとは、毎年9月に開催されるナショナルオープンであり、ヨーロピアンツアー公認のゴルフトーナメントです。
来たる2019年の賞金総額は200万€(日本円にして約2億5600万円)となっています。
2017年はフランスのロマン・ワッテル選手が優勝しました。
残念ながら日本人選手は出ていませんでしたが、世界各国の有名選手がオランダに集結する、大変見ごたえのあるトーナメントです。
コースの概要
2010年にコリン・モンゴメリーにより設計された18ホール、パー71のコース。
総距離は金ティー6522ヤード、白ティー6023ヤード、黄色ティー5745ヤード、赤ティー5076ヤード。
オランダで行ったコースの中で、個人的にナンバー1のこのコース、ぜひ、オランダにお越しの際は【ザ・ダッチ スパイク】でプレーをしてみてください。
コースのホームページはこちら↓