東京都「小金井カントリー倶楽部」“超（隠れ）名門コース”を紹介するシリーズ〈コース・後編〉第38回

小金井カントリー倶楽部を紹介していますが、今回はコース・後編です。

コース前編で、アウトコースをご紹介しました。

今回は、昼食後に回ったインコースをご紹介します。

そして、最後にアマチュアゴルファー目線で「小金井カントリー倶楽部」の評価をしたいと思います！

どうぞ、ご覧ください。

インコースの特徴についての解説は、次のようです！

インコースは、両サイドから林が迫り、ティーショットの方向性を高めることが求められます。

また、フェアウェイが微妙に曲がっていたり、ドッグレッグだったり、アップダウンもあり、きっちりとポイントに打っていくことを求められます。

13番まで、無理をしないことがスコアメイクの鍵となります。

今日のインコースは、Aグリーン使用で3294ヤードでした。

小金井街道の歩道橋を渡ると、インコースを10番ホールです

小金井CCのクラブハウスは、小金井街道の西側にあります。

アウトコースはクラブハウス近くで、道路の左側にありますが、インコースは小金井街道の東側にあるために、クラブハウス脇から、この歩道橋を歩いて小金井街道を渡ります。

歩道橋の下は、車の往来が激しい道路です！　さすが、街中の小金井CCです！

インは、真っすぐなミドルホールでスタートします！　インコース前半は…

さあ、昼食も終わり、後半は小金井CCのインコースをラウンドします！

まず10番ミドルホール（パー4）は、平坦な372ヤードです。

解説にもあった通り、フェアウェイが微妙にS字のように見えて、左右の木立や林が迫っています。

スタートホールとしては、ティーショットが鍵を握ります！

グリーン周りやグリーンは、それほど難しくはありません。

前半は最長のミドルホールもあり、インのスコアメイクの鍵のホールが続きます…

11番はハンディキャップ（HD）4の真っすぐなホールで、距離が448ヤードと小金井CCで最も長いミドルです。

10番ホールもほぼ真っすぐでしたが、10番グリーンの先に11番のティーグランドがあります。

11番のティーグランドに立つと、フェアウェイは広く見えますが、グリーンが遠いので、そこまでの左右の林で狭く見えます。

ここは、3オンで良しという攻め方です。グリーンは、受けの傾斜がきついので要注意です。

12番ショートホール（パー3）は、距離は168ヤードですが、手前にバンカーがあり、グリーンは真ん中から奥に少し下るホールです。

無難に真ん中に乗せておきたいところです。

ここまでの3ホールと次の13番をそっと入れれば、後半は何とかまとめられるでしょう！

中盤は気が抜けないホールが続く…

中盤の13番ミドルホールに来ました。

距離は397ヤードですが、グリーンが打ち上げになるので、実距離は400ヤードを越えると思います。

HD2でインコースで最も難しいホールです。

やや、右ドッグレッグなので、フェアウェイの左側が狙い目です。グリーンも、アンジュレーションがあります。

14番は、やや左ドッグレッグの平坦な350ヤードのミドルで、HD18と小金井で最もやさしいホールですが、グリーンが少し砲台になっていて、簡単にパーを取らせてくれません。

フェアウェイのバンカーが多く、これが視覚に入るために、狙いを難しくしています。

アップダウン、そしてこんなに傾斜が！

15番・HD8のロングホール（パー5）は、486ヤードと距離は短いものの、ティーショットの落とし所辺りから、フェアウェイが左傾斜でグリーンまで緩く下っていきます。

2打目は確実に前下がり、左足下りのライになります。

グリーンはバンカーに囲まれていて、花道は狭いです。ティーショットから確実なショットが求められ、HD8通りの手強いホールです！

ここまで、各ホールの緊張感を味わいながら、プレーして来ました！

いよいよ、この後上がり3ホールを迎えます！

上がり3ホールの終盤は手強いホールが続きます！

傾斜のきついHD8の15番を何とか乗り切ると、上がり3ホールの入口の16番ミドルホールを迎えます。

距離は376ヤードですが、やや打ち上げで右ドッグレッグのホールです。

このホールはティーショットが鍵を握ります！　右のコーナーにバンカーがあるので、これを避けてフェアウェイのやや左でもOKです。

2打目は、右手前のバンカーに注意して打っていきます。

続いて、17番はHD12ながら、203ヤードのショートホールです。

やや打ち下ろしですが、グリーンは砲台で花道も狭いので、左のバンカーを避けて、サブグリーンとの間または右手前で良しという攻め方でしょう！

この距離はなかなか乗りません！

最終18番に来ました！HD的には難しくないはずですが…

いよいよ、最終18番です。

494ヤードで途中から左にドッグレッグするロングホールです。

HDは16ですが、左にクリークがあり、右の林も迫ってくるので、視覚的には難しいホールです。

ティーショットはフェアウェイのやや右、2打目もフェアウェイのやや右に持っていければ、パーのチャンスがあります。

グリーンは、縦に2段で大きいです。3パットの危険があります。

この最終ホールは、距離を欲張らずピンポイントに打っていくことが、好結果につながります！

プレー後の感想！…これまで数多く回った名門コースの中で、総合点No.1のコース！

ゴルフ場について、自分が点数を付けるとすれば、様々な項目で評価できます。

人によって当たり外れもあるでしょうが、それも点数にカウントしてみます。

さて、小金井カントリー倶楽部は、「コース」「クラブハウス」「受付」「レストラン」「キャディーマスター室」「練習場」「キャディー」「ロッカー」「浴室」などの『施設とサービス』において、私がこれまでラウンドした中で、最も点数の高いゴルフ場でした！

そして、私が最も高い点数をつけたいのは、『おもてなしの心』の温かい対応でした！

小金井カントリー倶楽部ほどのゴルフ場ですから、上から目線での対応があってもおかしくない、と思っていましたので感激でした！

こうして、憧れの小金井カントリー倶楽部のラウンドが終了しました！