ゴルフコース・練習場
セベケン
日本最東端のゴルフ場「根室ゴルフクラブ」に行ってみた!
はるか~草原を~ひとつかみの雲が~♪←『母をたずねて三千里』か! ということで? 羽田から中標津に向かい、そこから東へ東へと進み「根室ゴルフクラブ」に行ってまいりました。
ここは、スコットランド?
まず、第一印象としては、景色がすごいです!
日本なの? という感じです。
普段のセパレートされた箱庭ゴルフ場に慣れてる人だと「どこに打っていったらいいの?」という感じになります。
初めて行く人は、キャディーさんか、行ったことのある人と同伴したほうが良いかもしれません。
広々とした景色が広がります。そして、風も強いことが多いです。
芝も異なり、しっかり根付いて、いわゆる「わらじターフ」が取れるような感じではありません。
ここは、根室という名の「全英オープン」なのです。
海に向かって打て!
いろいろなホールがありますが、私の脳裏に印象に深く残ったのは、海に向かってなだらかに下っていく、こちらのロングホール(パー5)。
距離もそこそこあって難しいです。
写真だと伝わりにくい感じですが、360度に広がる景色が雄大です! ゴルフ場外の景色と相まって、リンクスゴルフの王道を見た感じがします。
グリーンも、昨今のドデカワングリーンではなくて、小さめですので、アプローチの技術が試されるコースでもあります。
風と一体となって楽しむ!
遮るものがありません。景色も雄大です。海もすぐそばです。
ということは? そう、ここは「風を友として楽しむ」ゴルフ場なのです。
スコットランドのリンクスのような景色のせいか? ピーカンの天気より、雲が垂れ込めて風の吹く日が似合う類稀&唯一無二なゴルフ場です。
その中で、低くコントロールされた球を打って、その昔、羊飼いが始めたというゴルフの原点回帰を満喫します。
パーシモン&糸巻きボール
原点回帰ということで、風の影響を受けやすい「糸巻きボール」を使用! そうなれば、ドライバーも文字通りのウッド! 「パーシモンドライバー」で、スタートです。
金属物のヘッドが主流になる以前の1980年代後半くらいまでは、これが標準!
セべケンさんは、パーシモン&糸巻きボールの収集家&実戦使用家なので、在庫は豊富です。
なぜか、このコースには金属音のドライバーより「パスッ!」と唸る、この組み合わせが馴染む感じです。
次回は、ヒッコリーのクラブを持って来ようかな? (´∀`*)ウフフ
アイアンもオールドタッチで!
ウッドがパーシモンなら、アイアンも近代兵器のゴテゴテキャビティーより、こっちかな? (^_-)-☆
シンプルな自然の造形のコースには、シンプルな道具が似合います。
そして、ここでは大きなキャリーボールは、必要ありません。ブリティッシュローボールの出番です。
低いボールで、グリーン手前から転がして乗っけて行くさまは、なんか自分が全英オープンに出てるような(?)錯覚さえします。技術とスコアは、さておいて! (^^ゞ
ぜひ一度おいでください!
ココには、ゴルフの原点のような景色が広がります。
道東というととても遠く感じられるかも知れませんが、飛行機という飛び道具がある現代、思ったより早く来れます。
イギリスより近いです!(^_-)
そして、北海道ならではのおいしい素材満載のグルメも楽しめます。
9ホールのゴルフ場ですが、物足りなさは微塵も感じさせません。
ちょっとばかし、あなたのゴルフライフの視点が変わるかも知れませんよ! (⌒▽⌒)