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もーりー

九州に来たら一度はプレーしたいゴルフ場①【玄海ゴルフクラブ】

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

九州にもたくさんのゴルフ場があります。

そんな中から今回は福岡の隠れた名門ゴルフ場である『玄海ゴルフクラブ』をご紹介したいと思います。

世界遺産・沖ノ島のある宗像市のゴルフ場です。

玄海ゴルフクラブは福岡県宗像市にあります。

宗像市は福岡県の二大都市である福岡市と北九州市の中間に位置していて、昨年は『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』の世界遺産登録で話題になりました。

玄海ゴルフクラブは、その沖ノ島の浮かぶ玄海灘を正面に望むシーサイドにあり、コース全体が松林でセパレートされた美しい景観が特徴のコースです。

フラットなコースに潜む松林の罠

このコースの最大の特徴はやはり松林。

松林はすべてのホールの両サイドに広がっています。

一端ティショットを曲げて松林に入れると、年輪を重ねた松林が真横や後ろに出すことを余儀なくするだけでなく、地面を常に覆っている松の枯葉が脱出をさらに難しくします。

ただ正直なところフェアウェイは全体的にかなり広く、一見あまり松林は関係なさそうに感じます。

しかし実際にプレーしてみると、皆さん見事に松林につかまってしまうんですねー。

その理由は2つ。

ひとつはフラットな地形です。

ショートホールを除いて、ティーショットから2打目地点までは、ほぼすべてのホールでフラット。

山間コースだったら、ティーショットで曲げてしまったとしてもサイドの斜面のついた土手に着弾し、さらに運が良ければそこからフェアウェイ近くまで転がる場合だってあります。

しかし玄海ゴルフクラブの場合はフラットに広がるラフを転がり、そのまま松林にボールが吸い込まれてしまいます。

上空を舞う海風と102個のバンカーがプレーヤーを悩ませる

あともうひとつは風です。

松林でセパレートされていて風を感じない場合でも、近くの玄海灘から海風が常に上空を舞っているため、インパクトでミスをしてサイドスピンがかかってしまえば、ボールは風に流されて松林へ一直線です。

いったん松林に入れてしまうと脱出は非常に困難。

1打でフェアウェイに出せればラッキーで、脱出するだけで2~3打を要することも珍しくありません。

また松林だけでなくコース全体に102個も配置されたバンカーもプレーヤーを翻弄します。

とくにグリーンまわりのガードバンカーは背丈くらいのアゴの高さがあることも珍しくありません。

グリーンセンターに向かって飛んでいたはずのボールが風に流されてバンカーに入ってしまう、ということも十分にありえます。

さらに、プレーイング4がない!

この玄海ゴルフクラブは、今のご時世では珍しくプレーイング4のエリアがないんです。

ほぼすべてのエリアが松林でセパレートされていて純粋なOBゾーンが極端に少ないからなんでしょうが、アベレージゴルファーが松林から脱出させるのは至難の技です。

OBで2罰打を受けるよりも打数がかさみますから大変です。

ですから地元のゴルファーの間では、「玄海ゴルフクラブでは他のゴルフ場より少なくとも5~10打はスコアが悪くなることを覚悟しなさい」と言われるくらいです。

ビジター予約でもプレーできます。

この玄海ゴルフクラブは一見さんお断りというような超名門クラブと違い、ビジター予約も可能です。

コースの素晴しさからすれば料金的にもリーズナブルなほうだと思います。

昼食は名物の鯛茶漬けに舌鼓をうつのも良いですし、あとはプレー後に世界遺産巡りや、すぐ近くにある『道の駅むなかた』(全国的にも有名な道の駅)に立ち寄るのもオススメですね。

九州、そして福岡にお立ち寄りの際はぜひ宗像市、そして玄海ゴルフクラブに足を運んでみてください!

それでは、また!