Gride

gettyimages/475728788
getty

ゴルフコース・練習場

Nick Jagger

山岳コースは危険がいっぱい!?スコアがまとまらないのはなぜ?

山岳コースが苦手というアマチュアゴルファーって多いですよね。

疲れるというのではなく、アップダウンが激しいために、距離感やグリーンの状態がつかみ切れずにスコアを崩してしまうのでしょうね。

トリッキーなホールで距離感に狂いが……

getty

山の上を切り開いたコースは、国土の狭い日本独特のものと言われますが、平地とは違って、どうしても無理をして造られたコースが大半です。

急激な打ち下ろしや打ち上げホール、コーナーが急なドッグレッグホールなど、ひとつひとつのホールの特徴が異なったものになっています。

そのために、平地の林間コースでいつもプレーしている人にとっては、距離の判断にしても微妙な狂いが出てきます。

各ショットのライが異なる

getty

上がっている分、あるいは下がっている分の距離のプラスマイナスをまず的確につかまなくてはいけません。

一般的に10ヤードの上りはプラス1番手、10ヤードの下りはマイナス1番手と計算します。

その他、平地のコースと違って、ひとつひとつのショットのライが違ってくることも多いのです。

左右のラフなどは受けている斜面になっており、前上がり、前下がりも急坂になっていて、大変難しいショットが要求されることが多くなります。

ですから、平地のコースよりも各ショットに神経を使って打たなければならないのです。

大振りは特に禁物

getty

また、山の気候は変わりやすいものです。

風も一定の方向に吹くとは限らず、上空で舞っていたり、フェアウェイの上を想像以上の強い風が横切っていたりします。

漫然と打ってしまうと思わぬミスショットが出てしまうのが山岳コースなのです。

もうひとつ、ショットを少しでも曲げてしまうと、フラットなコースにはないバウンドでトラブルゾーンに入れてしまうことも多いので、飛距離よりも正確性を重視したショットを打つためにも、大振りは山岳コースでは特に危険であると思ってください。

景色のいいコースが多い山岳コース。

景色を楽しんだ上にスコアも上手くまとまれば、満足度もいつも以上かもしれませんね。