ゴルフコース・練習場
VANQUISH
相模カンツリー倶楽部は確かに超名門
VANQUISHのゴルフ場体験記No.3です。
前2回は「隠れた名門」を紹介しましたが、今回はまがうことなき名門、相模カンツリー倶楽部です。
所在地:神奈川県大和市中央林間西七丁目1番1号
開場(仮):昭和6年9月27日
18ホール Par72
目次
相模カンツリー倶楽部ってどんなゴルフ場?
1931年(昭和6年)開場の社団法人ゴルフ場で、戦前から程ヶ谷カントリー倶楽部とともに、日本のゴルフ史の舞台となってきた神奈川県の2大名門。
赤星六郎設計の「夢と理想を表現した」 代表作として有名です。
サブグリーンは井上誠一監修によって追加造成されています。
ほとんど住宅街の中のゴルフ場
閑静な住宅地、行き止まり表示の路地を通るとゴルフ場の門があります。
まさに街のど真ん中にあります。
開場当時は回りに民家が無く、周囲の景色を借景として設計されたようです。
門から100メートル程行くとクラブハウスが見えてきます。
クラブハウスは船に見立てたつくりの様です。
クラブカラーの三色旗は船のマストを見立てたポールに掲揚されています。
広いドライビングレンジ
クラブハウスのすぐ前に打席数23打席、距離240ヤードのドライビングレンジがあります。
都市部のゴルフ場では最大級だと思います。
存分にドライバーの球筋確認が出来ますね。
オールフラットな林間コース
全組キャディ付きの歩いてのラウンドになります。
今回はベテランキャディの高木さんがキャディを務めてくれました。
歩きでのラウンドでもコース間のインターバルが短く、普通にプレイ出来れば、4人で2時間切れます。
ティグランドからの印象は、フェアウェイがフラットで一見やさしそうに見えますが、左右の松林に入れると密集しているだけにやっかいです。
またラフも深く、フェアウェイキープがスコアのカギになります。
クロスバンカーは砂が締まっており、目玉にはなりにくいのですが、あごが高く、ポジションによっては長いクラブが使えなくなります。
高速グリーン
グリーンは「ペンクロス」と「サウスショア」の2グリーンです。
今回はサウスシュアの方で回りました。
砲台で中央にくぼみがあり、アンジェレーションがきついグリーンになっています。
一方からかなり速いグリーンもあり、キャディさんのアドバイスなしでは3パットも。
グリーン周りもラフが深く、ガードバンカーは砂がたっぷりで柔らかく、目玉注意です。
防球ネット越えは退場処分?
グリーン奥に隣コースのティグランドがありますので、距離感や打ち込みには十分注意が必要です。
防球ネットの裏は民家があり、越えると退場させられるかもしれません。
昼食メニューはシンプル
うどん、そば、チャーシューラーメン、ポークカツ(単品)、いくら丼(味噌汁付)、親子丼(味噌汁付)、カレーライス(サラダ付)など、シンプルなメニュー構成です。
昼食時間は40分程度と短めなので、飲み物だけでラウンド後に食事を楽しむ方も多いようです。
今回はチャーシューラーメンをチョイス。
キレがありさっぱりした醤油味でチャーシューも食べやすく満足出来ました。
レストランから段差なしでコースの出入りが出来ます。
この構造も、現在では建築基準法で建て替えると無理になるそうです。
まとめ
歴史を感じる、クラブハウスとコースです。
まさに名門コースであり、アスリート向けのコースだと感じました。今回は打ち負かされてしまったので、再チャレンジしたいです。