ゴルフコース・練習場
PAR RUSH 01
猛暑の関東から脱出!快適な北海道でラウンド・コース紹介その1『エムズゴルフクラブ』
涼しさを求めて毎年夏恒例の北海道でのラウンドです!
今回は、まず1日目は、札幌から車で約45分のエムズゴルフクラブでラウンドしました。
関東が猛暑日が続いた頃でしたので、暑さはありますが快適そのものでした。それでは、早速コースをご紹介していきましょう。
目次
コース誕生とその概要!
エムズゴルフクラブは、札幌からやや北の岩見沢市に所在し、コース開場は平成4年と比較的新しいコースです。
コース設計は、シニアツアーでも活躍している高橋勝成プロで、丘陵に広がるコースは個性に富んでいます。
中には、谷越えのティーショットのミドルホール(パー4)や、谷越えのショートホール(パー3)など、変化に富んだホールもあります。
ハザードのバンカーは68個で、池が絡むホールは2ホールです。
5人乗り乗用カートで快適にラウンドできます!
さて、今回は平日のラウンドでしたが、そのプレー料金が、キャディー付で8720円という安さに驚きました。
キャディーさんの話では、このコースをラウンドするのは、地元の人が大半で、北海道以外の人は少ないと話していました。
ゴルフ観光地化している札幌・千歳周辺のように、プレー料金が観光地価格になっていないと感じました!
ドライビングレンジ、アプローチ練習場もしっかりしていました!
ドライビングレンジは距離は180ヤード近くあり、十分な広さです。
また、練習グリーンの脇には、バンカーの付いたアプローチ練習場もあり、北海道のベント芝からのアプローチ練習ができます。芝の違いを感じながら、しっかりとアプローチ練習をしました。
また、練習グリーンは2面あり、十分な広さでした。
なお、この日の本グリーンは11.0フィートと速いグリーンでした。一般的なコースにしては速いなぁ! という印象でした。
全体的に距離があり、北海道らしく雄大で難しい! でも、時に戦略的なホールも……
コースは、アウトとインでその顔がまったく違います。
詳細は後ほどお伝えしますが、距離はレギュラーティーでアウト3186ヤード、イン3295ヤード、トータル6481yとしっかりあります。
特に、アウトはやや短めに見えますが、グリーンまで上りのホールもあり、数字以上に距離を感じるホールがありました。
アウトは、北海道にしてはやや狭いホールもありますが、インは本当に雄大で、思い切り打っていけるホールが多いです。
このコースのスコアカードを見て、「あれっ!?」と思ったのが、HD(ハンディキャップ)1がアウトとインにあったことです。
18ホールではなく9ホールごとに、ホールHDを付けてありました。
こんなにアウトとインで顔が違うコースも珍しい! アウトの難しいホールをご紹介!
アウトのホールHD1となっている3番ミドルホールは、バックティーでは谷を越えて、441ヤードなので難しいホールのようですが、レギュラーティーでは問題ないと思います。
アウトは、上がりの7番ミドルからやや難しいホールが続きます!
特に、8番は谷越えで打ち下ろしながら、199ヤードと距離のあるショートホールで、左手前にバンカー、グリーンの左はOBで、谷を越えるには160ヤードは必要です。
グリーンの右側の広いところを狙っていくのが定石でしょう!
最終9番・409ヤードのミドルホールは、右ドッグレッグで、狙いが狭いホールです。
グリーン手前にレイアップして、3打目で寄せワンを狙うのも、攻め方の一つだと思います!
顔の変わったインの難しいホールをご紹介!
一方、インコースは、プレッシャーが少ないホールが続きます!
ただし、距離が長くなりますので、正確なショットで、ピンポイントに打っていくことが求められます!
インコースでは、14番・HD1のミドルホールが、緩い打ち上げでほぼ真っすぐなホールですが、距離が411ヤードと長くパーオンが難しいため、グリーン手前から寄せワンを狙うホールです。
また、16番は381ヤード・HD2で、左ドッグレッグのミドルホールです。
左に曲がるコーナーから右側は、グリーンまで池になります。左手前の花道から攻めるのが、パーチャンスがあるホールです。
最終18番は、378ヤードのほぼストレートなミドルホールです。グリーンまで緩やかな上りなので、ヤーデージ以上に距離があります。
グリーンは3段グリーンなので、ピン位置を確認して、同じ段に乗せる、ピンポイントのショットが求められます。
グリーンが斜め縦長で、手前には大きなバンカーが口を開けている、難しい上がりのホールです。
様々な顔を見せたエムズゴルフクラブでした。北海道のゴルファーが、上達を目指すコースの一端を、見たような気がしました!