ゴルフクラブ
おっ3
クラブにスイングを合わせるか?スイングにクラブを合わせるか?~その1~
こんにちは、ライターの『おっ3』です。
みなさんは、クラブを変えてスイングを崩した経験はありませんか?
合わないクラブは、上達を妨げるばかりかケガの誘因にもなります。
写真は、名器『PING EYE 2』のロブウェッジです。
特徴的なフェース形状、極端なグースネック、個性的なバウンスと他に類を見ないクラブです。
ただし、誰にでもマッチする訳ではありません。
さてあなたは、クラブ形状やシャフトに合わせてスイングを変えますか?
それとも、あなたのスイングに合わせてクラブを選びますか?
スイングを変えるか? クラブを変えるか?
写真は、95年シネコックヒルズで開催された全米オープンでチャンピオンに輝いた、コーリー・ペイビンです。
全米オープンと言えば距離の長さが印象的ですが、ペイビンは『最も飛ばない全米オープンチャンピオン』と言ってもいいほど、距離の出ないプロです。
しかし、持ち球のフェードを武器に、類まれなボールコントロールでコースをピンポイントに突き刺してつかみ取った栄冠でした。
当時、ペイビンが手にしていたクラブは『クリーブランドVASシリーズ792T』でした。
ヒールがネックを突き抜けている特殊な形状のアイアンを最強の武器に、スイングは変えずに勝利しています。
ある程度までのスイングを身に付けたならば、スイングを変えずにクラブをスイングに合わせるほうがダイレクトにスコアアップにつながると思います。
ウッド選びで必要なポイント! Part 1
ゴルファーによって、セッティングはさまざまだと思いますが、1W、3W、4W、5W、7Wまでは多くの方のキャディバッグに入っていると思います。
ティーショットを始め、距離が欲しい時に使うクラブです。
スイングスピード、力の入り方、曲がる可能性、打ちたい球筋を十分に考慮しないと、ゴルフの組み立てができなくなります。
以前、『ヘッドスピードについて考える!』というタイトルで投稿した際に、ヘッドスピードを時速に置き換えてみました。
ヘッドスピード40メートル/秒は、時速144キロです。
こんな猛スピードで合わないクラブを使えばどうなるでしょうか?
ナイスショットの期待は薄く、楽しいラウンドにもつながらないと思います・・・。
ウッド選びで必要なポイント! Part 2
ウッドを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてみてください。
・ヘッドスピード
・ボールの上がりやすさ
・持ち球、
・ミート率
・頻度の高いミス予防
・スピン量
・ボールコントロールのしやすさ
上記のポイントは、相互作用があるものです。
パワーヒッターがシャローフェース(フェース高さが低い)を使えば、ボールが上がり過ぎて距離をロスする可能性が高くなります。
反対に平均以下のヘッドスピードの方がディープフェースを使えば、ボールは適正な高さまで上がらず、スピン量も少な過ぎてドロップする可能性もあります。
ロフト選択も同じような観点になります。
重心深度の浅いクラブは、ボールを曲げて攻めたい上級者には武器になりますが、初心者には曲がりを増やすだけの無用の長物になります。
数値だけでは判断せず、必ず試打して選んでください。
その際は、ぜひとも『普段着のスイング』で臨んでください。