ゴルフクラブ
Nick Jagger
スイング作りは6番アイアンでするのが効率的!その理由は?
パターを除く13本のクラブを全部使いこなすためには、どのような練習が効率的でしょう。
ドライバーからウェッジまで、長さやバランスなどは大幅に異なり、またスイングした時の感覚もそれぞれ違います。
そうした多種多様な道具、特にアイアンのように本数の多いクラブをすべてまんべんなく使いこなすにはどうしたらいいのでしょう?
ドライバーとサンドウェッジの中間のクラブ、それは6番アイアン
ロングアイアンからショートアイアンまで、1本ずつ丁寧に練習できればいいのですが、効率よく上達することを目指すならば、1本のクラブで感覚をつかみ、得意の幅を広げていけばいいのです。
そうした基本となるクラブを何にするかと言えば、やはり中間のアイアンになります。
一番長いドライバーと一番短いサンドウェッジの中間となると、番手で言えば6番アイアンです。
このアイアンを重点的に練習してスイングを磨き、スイングの原型を作り上げるのです。
腕の振りと体の回転を一体化させる
6番アイアンであれば、ドライバーなどのような長いクラブほど力みは出ませんし、ある程度、目標を狙うショットもできるはずです。
しかも、9番アイアンやウェッジなどの短いアイアンのように、小手先でごまかすスイングもできません。
しっかりとした腕の振りと体の回転を一体化させたスイングが要求されます。
6番アイアンでスイングの原型を身に付ける
ボールの位置、アドレスの姿勢などを総合的にみても、6番アイアンは応用の効く扱いやすい長さと言えます。
最初にこの基本となる6番でスイングの原型を身に付けて、自信をつけたらそのスイングの形を他のクラブに広げていきます。
あれこれといろいろなクラブを幅広く練習するよりも、6番アイアンを完璧に自分の得意クラブにしたほうが、しっかりとした基本が早く身に付くことでしょう。
最近では6番アイアンもロングアイアンに近い扱いになりつつありますが、長過ぎず、短過ぎないこのクラブでスイングの基礎を作ってみてはいかがでしょうか。