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おっ3

時代遅れ? アイアン型ユーティリティーが使いやすい!

PRGR ZOOM 020に始まった、『おっ3』のアイアン型ユーティリティー遍歴。

ハードヒットし過ぎなのか、ソールに2回もヒビが入るほど使い倒しました。

続いて、フォーティーン HI-660。これは付き合いが長かったです。短いパー4のティーショット、パー5のセカンドで大活躍してくれました。

そして今は、キャロウェイ(X ユーティリティー プロトタイプ)!

ユーティリティーとはいえ、今やほとんどのプロのキャディバッグからも姿を消した『2番』の文字。

時代遅れなんでしょうかねぇ?

これがやさしいクラブなのです。

「なんでそんな昔のクラブが好きなの?」と高校時代から付き合いが続く友人に聞かれました。

「だって、やさしいんだもん」と言って、短いパー4のティーショットでパシッ!!と軽く振って230ヤード先のフェアウェイへ。

ボールを置く位置を変えるだけで、ボールの高さもコントロールできます。

これをやさしいと言わずしてなんと言うのでしょう?

では、なぜ『おっ3』にとってはこの“時代遅れ”とも思われるクラブがやさしいのでしょうか?

元々がアイアンマン!

シャフトを3本も折ってしまった、フォーティーン HI-660。海外のラウンドの時にも大活躍してくれた名器です。

かつては、あのアーニー・エルスも使っていました。

口の悪いゴルフ仲間は「全ホール2番アイアンでティーショットした方がスコアになるのに・・・」と言うほど安定して距離を稼ぐクラブでした。

相性が良い理由を探ってみます。

まずは、『おっ3』は元々アイアンが好きだと言う事。

ショートウッドを構えた時にフェース面が見えるとどうも構え難いのです。

その点、ユーティリティーはアイアンの延長線上にあるかのようにスッと構える事ができます。

この安心感がナイスショットを呼ぶのだと思います。

打ち方!

基本的にアイアンと同じ気持ちで打っています。

少し注意しているのは、『ゆったり感』と『トップの間』です。

シャフトは長いですし、ロフトが立っているので力みを生みやすいクラブです。

しかし、この力みが難敵です。

肘を柔らかく、大きくゆったりの意識を持ちます。

切り返し後は、忍者が刀を抜くように、グリップを飛球線と逆方向に向かわせるかのようなスイング軌道を描くと意外と打てる方が多いと思います。

一度味方につけると、このクラブはボールの高さや曲がりをコントロールしやすいメリットがあるので、もう手離せなくなると思いますよ。

強いアゲインストの中、目線を上げずに打球を追えるようなボールを打ちたい方!!

ぜひ一度お試しください。