ゴルフクラブ
もーりー
タイガー・ウッズがマレット型パターを実戦投入!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
アメリカPGAツアーの『クイッケン・ローンズ・ナショナル』に出場したタイガー・ウッズが、新しいパターを実戦投入して話題になっています。
しかもタイガーの代名詞ともいうピン型ではなく、なんとマレット型というから驚きです。
タイガーといえばピン型
タイガー・ウッズの強さを支えてきた武器といえば、圧倒的なパワーやスティンガー・ショットに代表されるアイアンショットにアプローチ技術と、いろいろあると思いますが、私の中ではパッティングなんですよね。
ビッグゲームの勝負どころで次々にカップインさせてきたタイガーのパッティングは、本当に神がかっていました。
そんなタイガーが長きにわたり愛用してきたのが、スコッティ・キャメロンの『ニューポート2 GSS』。
タイガーはメジャー通算14勝のうち13勝は、このたよりになる“相棒”とグリーン上をともにしてきたのです。
波に乗り切れていないのはパットの違和感が原因
2018年にツアー復活を果たしたタイガー。
春には惜しくも2位という試合もあり、優勝は時間の問題かと思われましたが、4月のマスターズ以降は思うような成績が残せていません。
でもドライバーの飛距離はツアーの名だたる飛ばし屋にひけをとりませんし、アイアンショットも問題なし。
では何がいけないかというと…そう、パッティングなんです。
「春先のパットの調子を取り戻せさえしたら、すぐに優勝争いに加われる」とタイガー本人も語っているように、パッティングでスコアメイクができずに苦労しているようなのです。
そこで彼が決断したのが、エースパターを休ませて新たなパターを実戦投入することでした。
そんなタイガーが選んだ新しいパターが、契約先であるテーラーメイドの『TPコレクション アードモア3 プロトタイプ』。
オデッセイの#7に似たようなマレット型です。
マレット型とは最も縁遠いと思われたタイガーが下した決断に驚いた関係者も多かったのではないでしょうか。
フェース開閉が使えるマレット型パター
マレット型のパターといえば、フェースバランス設計で、ストレート軌道でフェース開閉が少ないストロークがしやすくなっているものが多いです。
いっぽう今回タイガーが手にする『TPコレクション アードモア3 プロトタイプ』は、見た目はオデッセイの#7タイプにそっくりですが、ショートスラントネックを採用することでフェースの開閉を使える設計になっています。
「トウが動くものが好きだ」と語るとおり、タイガーはフェースの開閉を使うことでの操作性を重視しています(ですから長年ピン型のクラシカルな形状のパターを愛用してきたのでしょう)。
今回タイガーがマレット型のパターに変更したからといって、ストローク自体を大幅に変更するというわけではないようですね。
パットのスコアに対する貢献度(ストローク・ゲインド・パッティング=SGP)は前週までは89位と低迷していましたが、新パター投入の効果かクイッケン・ローンズ・ナショナルでは4位タイでフィニッシュ、SGPを52位へと大きく上げました。
今後も使い続けるのか、注目ですね。
というわけで今回はこのへんで!
それでは、また!