プロゴルファー
もーりー
最高の夢舞台!マスターズ2018をプレイバック Part 2【第2日編】
春です、4月です、桜の次はアザレアです!
そう、アザレアの花といったらマスターズ!!
メジャー初戦かつ最高の夢舞台です。
初日首位だったジョーダン・スピースがまさかの足踏みとなった2日目。
そんななか首位争いを演じたのが伏兵とも言える二人でした。
首位にたったのはこの男!
初日首位だったジョーダン・スピースが+2のラウンドでまさかの足踏みとなった2日目。
首位に躍り出たのはパトリック・リードです。
初日は-3でこの日は-6のトータル-9。
晴天でグリーンが硬く締まったなかでのこのスコアは尋常ではありません(実際に2日目を終えてアンダーパーの選手はわずかに17人のみ)。
このリードという選手は日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、27歳にして米ツアー5勝を挙げてます。
2016年のライダーカップで米国チーム勝利の立役者となってからアメリカでの人気に火が付きましたね!
実績的には松山英樹選手とほぼ互角と言ったらそのすごさをわかってもらえるでしょうか!
リードの2日間のスコアを見てみると、そこそこボギーも叩いていますが、終始攻めのゴルフでバーディーを量産しています。
特にパー5では無類の強さで、2日間の8ホールすべてでバーディーを奪っています。
あとは14番でベタピンにつけたアイアンショットは秀逸でした。
「普通はあんな狙い方をしない!」とテレビ解説の中嶋常幸プロが驚いていたくらいでしたからね。
タイガーを凌駕したスーパーイーグル!
そして首位と2打差の2位につけたのがオーストラリアのマーク・リーシュマン。
リーシュマンは米ツアー通算3勝で、そのうち2勝を2017年に挙げています。
リードを含め、この記事の冒頭に“伏兵”と言ってしまったのが申し訳ないくらいの実績です(それだけ欧米ツアーの層が厚すぎるということですが)。
実はリーシュマンは予選の2日間はタイガー。ウッズと同じ組で回るというハンディ(!?)を背負ってのラウンドでした(今のタイガーと同じ組なんて、誰が回っても完全アウェーです…)。
そのなかでの2位は素晴らしいですよね。
特にこの日の15番の第2打。
木が邪魔で直接ピンを狙えないなか、超フックボールでピンそばにつけて見事イーグル!(おそらく30メートル以上は曲げていました)。
同じような状況から寄せワンバーディーだったタイガーが霞んでしまうほどのスーパーショットを披露しました。
気になる日本人選手の結果は…
最後に4人日本人選手の結果ですが、予選通過は松山英樹プロ(18位タイ)と小平智プロ(23位タイ)の2人。
池田勇太プロと宮里優作プロは残念ながら予選通過とはなりませんでした。
松山は、本人もファンも不本意かもしれませんが、直前までの指のケガを考えれば、まぁまずまずといったところではないでしょうか。
小平は初出場でこの順位は素晴らしいです。
飛距離もそこそこ出せますし、アイアンの精度も高いですよね。
今回改めて世界で通用することを証明しましたね!