【女子必見！女性ゴルファーのためのウェッジ・パター選びについて】☆失敗しない、クラブ選びのヒント教えます。

最近では、女性の方でも『お付き合いゴルフ』ではなく『真剣モード』の『アスリート女性ゴルファー』を多く見かけるようになりました。

ゴルフ業界の人間としましては、ホントうれしく思いますし、この方達がもっともっとゴルフにのめり込んでいただくために、何かお役に立てることはないか？　と日々思っております。

そこで、今回は『そろそろ、本格的にクラブを見直そうか？』とお考えの女性ゴルファーの皆さんに、
『きっと今より打ちやすくなる ウェッジ・パター』の選び方のコツをご紹介したいと思います。

ご興味のある方はぜひ最後までお付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。

始まり始まり・・・。

その①、まずは打ちやすいアプローチウェッジを使いましょう！

女性でも男性でも、スコアの良し悪しは『ショートゲームで決まる』といっても過言ではありません。

そのショートゲームで活躍するクラブが、『アプローチウェッジ』になります。

では、打ちやすい・扱いやすいとはどのようなクラブだと思いますか？

アプローチショットは『転がし』『ピッチエンドラン』『ハーフショット』と場面に応じて打ち方を変化させます。

その際に、短く握って転がしたり、ハーフ・フルと振り幅を打ち分けたりと、どんな打ち方をしても違和感なく扱えるクラブを『使えるウェッジ！』または『使いやすいウェッジ！』と呼んでおります。

特に女性の場合、男性のように重いクラブでは“振り負け”してしまうし、逆に軽くし過ぎてもピッチングウェッジ（上の番手）とのつながりが悪くなったりします。

なので女性こそ、体力に合ったクラブを持つべきなんです！　特に、正確性を重視するウェッジ・パターは尚更のことです！

ですから、クラブ重量・シャフトの撓（しな）り具合、さらには形状までいろいろと吟味してクラブ選びをすることで、驚く程アプローチがしやすくなります。

では、次の章より、そんなクラブフィッティングのポイントを紹介していきましょう！

その②、アプローチウェッジのシャフト・グリップ等の調整方法

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細かい調整についてお話ししましょう。まず、調整する前に、アプローチウェッジのヘッド選びから説明します。

形状は、できれば使用しているアイアンセットの流れを汲むモノと合わせるのがベストです。

というのも、ウェッジはフルショットから文字通りアプローチショットまで、幅広い打ち方をする番手ですので、構えた時に他のクラブと比べて違和感が出ないようにするのも重要な選択条件の一つだからです。

それに、ウェッジ単体で販売されているモノは比較的難しく、操作性重視のためミスに寛容ではないという側面もあります。

ヘッドが決まったら、次はシャフトに注目してみましょう。

現在装着されているシャフトよりも少し（10グラム程度）重めのシャフトへの交換が、効果的でおススメです。

小さな振り幅のショットでも無駄な手の動きが抑制され、球筋の安定が期待できます。

また、グリップは基本的には全番手（パターを除く全クラブ）同じモデルがベストですが、グリップを交換する際に巻く“下巻テープ”をウェッジだけ2重にして太くするという事も、効果的な調整方法です。

ヘッドは同じでも、少し調整するだけで使いやすさが格段にアップします。

ぜひ、お試しくださいませ。

その③、サンドウェッジについて

次に、サンドウェッジの調整についてご説明いたしましょう。

サンドウェッジは文字通りバンカーでの使用を想定して設計されております。

短いアプローチでも楽に球を運べるクラブはどのようなセッティングにすれば良いのでしょうか？

注目するのは①バウンスの角度　②ネック形状　の2点です。

①のバウンスの角度ですが、このバウンス角度はバンカーで砂を『爆発＝散らばらせる』役目を果たし、フェアウェイでは球を『跳ね上げる』役割を果たします。

またこのバウンスは、大きければ大きい程『球を拾いやすくなる（フェイスに乗りやすくなる）』という感じです。

次に②ネック形状ですが、大きく分けて「ストレート」と「グース」の2種類があります。

簡単にいうと、リーディングエッジがシャフトに対して①真っ直ぐか（写真右） ②後ろ目に曲がっているか（写真左）の違いです。

一般的に女性の場合は男性よりも腕力がございません。なので、インパクトで自然にハンドファーストの状態になり、上から打ち込めるグースのある②の形状がおススメです。

クラブを『上げて下ろす』だけで効果を発揮してくれる形状です。

そして、シャフトはアイアンセットに比べて重めにする事が大事です。

その④、パターは短く、大きく、重めがおススメです。

最後に、パターについてお話ししておきます。

パターをしている女性のスタンスを拝見していると、大半の方が、前傾が浅くヘッドのヒールが浮いているのを見受けます。

これでは、『転がり良く』『狙った場所へシッカリと打つ』パッティングは難しいでしょう。

まず注目すべき点は長さです！　ボールを真上から覗き込むようにスタンスを取ってください。

この状態でソールが地面にピッタリと接地（若干トウが浮くくらいに）しているかを確認してください。

これを守ると、大半の方がクラブを短めにするようになると思います。

次にヘッド形状！

これは安定性を求めるなら“ネオマレット”に代表される大きめヘッド形状がおススメです。

ストロークのブレを防止してくれます。

そして、最後に重さについてですが、全長を短めに設定したら、それに併せて重めに仕上げるような調整が必要になります。

というのも、クラブは短くなればなる程、振り心地は『軽く』なります。

球の転がり具合にも影響しますので、ヘッドへの鉛（なまり）装着でバランスを調整したりして、ストローク中『スムーズ』にヘッドが動くようなパターに調節してください。

曲がり幅が少なく、直進性の高い『よく入るパター』に生まれ変わります。

その⑤、今回のまとめ

いかがでしたか？　今回ご紹介しました内容は、女性のための、しかも『ウェッジ・パター』に焦点を絞ったクラブ選びのヒントを紹介させていただきました。

ドライバーやウッド・アイアンはしっかりフィッティングされていても、なぜか『ウェッジ・パター』に関してはあまり気にされていない方を多く見受けます。

男性よりも飛距離が出ず、小技勝負の女性にとっては、『ウェッジ・パター』がベストマッチすれば、スコアアップへの一番の近道になりますからね！

今までこの内容についてあまり気になされていなかった方は、ぜひ、この機会に一度、ご自分のクラブを見直されてみてはいかがでしょうか？

きっと、スコアアップのヒントが隠れていると思いますよ！

それでは、今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。　　　

～最高の1打とその次のステップのために～　　　　

また次回まで。。。
押忍