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ゴルフクラブ

モハメドアリモト

【ご存知ですか?パターグリップ、形状や重さの違いで、球筋に影響が出ます!第2弾】☆失敗しない、クラブ選びのヒント教えます。

最近は、グリップの種類も多く発売されるようになり、プロのみならず、アマチュアの方でもいろいろな形状・種類のパターグリップをご使用されているのを見かけるようになりました。

皆さんは、このグリップ形状や重さの違いが『パッティングストローク』の軌道や球筋に大きく影響を及ぼしている事をご存知でしょうか?

ご自分の思い描く球筋にボールが転がっているなら問題はありませんが、もしも『思った球筋と違う方向に出て行く・・・』なんてお悩みの方、グリップが上手くマッチングしていないかもしれませんね?

今回の内容を参考にしてお悩みを解消してください。

それでは、ご興味のある方はぜひ最後までお付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。

始まり始まり・・・。

その①、なぜグリップの形状や素材は種類が豊富にあるのか?

最近、形状や素材が異なるパターグリップが各メーカーより種類豊富に販売されるようになり、注目を集めております。

なぜそれほど豊富な形や種類があるかというと、ルール上で『パター形状の自由度』は広く認められており、


パターのグリップは、横断面に凹面がなく、左右対称で、グリップの長さ全体にわたって概して同形であることを条件として、円形でない横断面をもつことができる
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/ch420/ch420.html


と決められているからです(ゴルフ規則 付属規則II 3(ii))。

つまり、全体的に『真直ぐで、大きなクビレや膨らみ凹み』がなければ、丸・四角・三角・・・etcと形状は、ある程度なんでもOK!という事です。

よって、パターグリップはプレイヤーのニーズに合わせてさまざまな形状が存在するという訳です。

またパターは、スコアアップにおいて結果に大きく影響を及ぼすクラブです。

そんな、重要なクラブと人間とをつなぐ唯一の接点であるのはグリップになります。

自分に合うよう、注意深く選んで行く事は『スコアアップ』において、もはや『当たり前』といっても過言ではないでしょう。

内容が少し逸れましたが、こんな理由も含め、パターグリップは他のクラブ用グリップよりも種類が豊富にある訳ですね。

その②、サイズ(太さ)の違いによる球筋への影響は・・

プロが使用しているパターグリップに注目してみると、実にさまざまな形状がある事に気付くと思います。

特に個性が出ているのが、『太さ』だと思います。その形状の違いは、昔からある細めなタイプから野球のバット以上の太さもあるグリップまで実にさまざまです。

では、なぜそんなに人によって太さが事なるのでしょうか? 違いによるメリットを紹介していきましょう!

まず①細めのグリップを選んだ場合、シッカリとグリップを包み込むように握れる事で、手の感性が出しやすくなります。

球筋はどちらかというとしっかりとつかまった球筋になり、ヘッド形状が小さめのパター(ピンタイプやL字タイプ)との相性はいいです。

ストロークは、手の感覚重視という方向きです。

次に②太めを選んだ場合、径が太くになるにつれて無駄な手の動きを抑制する事になり、引っ掛けや押し出しによるミスが軽減されます。

大きめのパター(マレットやネオマレットタイプ)との相性がよく、“真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ”というようなオートマチックにクラブを扱いたいという方向きです。

方向性・距離感と繊細な部分を担うクラブですので、ピタリと感性に合うモノを選んでください!

その③、グリップ重量が変化すると球の転がりにも影響が出る?

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次にグリップ重量の変化が、何に大きく影響を及ぼすかといいますと・・・『クラブバランス』に影響を及ぼします。

ストロークした際に感じる『クラブバランスの変化』は、結果的に球の転がりにも影響を及ぼすといっても間違いではないでしょう!

①現在より軽い物に交換した場合・・・ヘッド側へバランスポイントは移行し、ポイントが大きくなり(ex.D1→D5)、ヘッドを重く感じるようになります。

②現在より重い物に交換した場合・・・グリップ側へバランスポイントは移行し、ポイントは小さくなり(ex.D1→C7)、ヘッドを軽く感じるように変化します。

頭の重さを感じやすくなったパターはヘッドの重さを感じてストロークするようになり、ヘッド軌道が大きくなる事で、結果『球足が長め』になる傾向です。

逆に、頭の重さを感じづらくなったパターは、グリップ側に重さを感じてストロークするようになり、ヘッドの振り幅を手で調整しやすく、結果『球足は短め』になる傾向です。

他のクラブと違い、振り幅の大きさで転がり方が変化するパターでは、バランスが変化すると結果的に球の転がり幅にも影響が出てくるという事ですね。

その④、握りやすい形状も球筋に影響を及ぼす?

最後に、グリップ全体の形状にも注目してみましょう!

上記で『太さの違いは、球の方向を左右する』とお話しさせていただきましたが、形状が変化する事によっても方向性に影響をもたらします。

例えば①グリップエンドからヘッド側に向けてテーパー(先細り形状)形状になっているグリップは、右手の操作性がよくなるのでつかまる球が出やすくなります。

細いグリップと同様にピンタイプやL字タイプと相性がよいです。

次に、②エンド側からヘッド側(先端)まで、寸胴のような形状(「スーパーストローク」が有名)は、右手の使い過ぎや、手の返り過ぎを抑制する効果があるので、引っ掛けに成りづらく、マレット等の大きめなヘッドとの相性もいいでしょう。

また、ご自分の手にピッタリとフィットするようなグリップはクラブとの一体感を感じる事ができますので『リキミのない、自然なストローク』が期待できます。

球筋も安定するようになるでしょう。

ですから、グリップを選ぶ際の一番の重要なポイントは『手のひらとグリップがピッタリと密着し、一体感が持てる』形状を選ぶ事、それが失敗しないグリップ選びの基本になります。

ぜひ、お試しくださいませ。

その⑤、今回のまとめ

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いかがでしたか?

今回ご紹介しました内容は、最近種類が豊富になった『パターグリップ』について、形状の違いによる球筋への影響や特性についてを紹介させていただきました。

方向性と距離感が大切なパッティングにおいて、『ストレスなく』ストロークする事ができるパターは、スコアアップには必要不可欠です。

ですので、その重要なクラブのグリップには特に気を配る事は『当たり前の事』といっても過言ではないと思います。

皆さんも、今お使いのパターグリップが合っているのか? また交換するなら、どんなグリップ形状がご自分には合っているのか一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?

きっと、新たな発見があると思いますよ!

それでは、今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

〜最高の1打とその次のステップのために〜
また次回まで。。。
押忍・感謝