ゴルフスイング
現役レッスンプロ みやヴぃ
【初心者向け】〜ゴルフクラブの正しい握り方〜
みなさんこんにちは!
現役レッスンプロのみやヴぃです。
今回は正しいグリップの握り方をお伝えしたいと思います。
グリップはクラブとの唯一の接点。グリップを間違えると、真っすぐ飛ばないどころか、当てることすら難しい状況になりかねません。
悪いクセが付かないうちに、正しいグリップを覚えましょう。
グリップの正しい握り方
目指すべきは、上記画像のスクエアグリップですが、スライスが出る人はストロンググリップ、フックが出る人はウィークグリップで握ると良いでしょう。
ただし、過度なストロンググリップにすると右手を下から握ることになり、右肩が下がった構えになってダフる可能性があるので注意が必要です。
逆にウィークグリップにし過ぎると、右肩が前に出て、アウトサイドイン軌道になりスライスになりやすいので、こちらも注意が必要です。
また、親指と人差し指の間はキュっと締めましょう。
ティーなどを親指と人差し指の隙間に挟んでグリップを作ると、締まりのある安定したグリップが作れます。
グリップは指先で握れ!
グリップは上記画像のように指先で握りましょう。
人間の手は、細いものを持つ時は指先でつまむように握ると力が入ります。
また、指先で握ることによりグリップに指が巻き付いて密着し、高いグリップ力を発揮できます。
手のひらで握ってしまうとグリップが手のなかでゆるんでしまい、クラブの挙動が安定しなかったり、手の中でグリップがコスれてしまい、マメができたり手の皮が破れたり、クラブのグリップ部分がすり減ってしまったりします。
力加減はゆ~るゆるに!
握る際の力加減は、思い切り握ったのを100%とすると、おおよそ20%~40%くらいの力加減で握ると良いです。
クラブがスっぽ抜けない程度にゆ~るゆるに握ります。
【力を入れ過ぎてはいけない理由】
1.クラブの軌道がアウトサイドインになりやすくスライスが出やすい
2.手打ちになってしまい引っ掛けやフックになる
3.クラブヘッドを効率的に走らせられず飛距離を損する
4.手の皮が破れたり、マメができる
5.ゴルフ肘になったり手首を痛める恐れがある
パッと思いつくだけでも上記のようなデメリットしかありません。
最初は、ゆるゆるに握るとどうしてもクラブが不安定な感じがしてギュッと握りがちですが、ゴルフクラブはそもそも手先で操作するものではなく、体幹や下半身で振り子のように動かしていくものです。
悪いクセが付かないうちに、正しいグリップを覚えましょう!
次回の記事もぜひお楽しみに!