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テーラーメイド新旧人気ドライバー、飛ぶのはどっち?M2 vs M4!!

今年2月、テーラーメイドよりM2の後継機種として発売されたM4。

後継機種だから当然M2より飛ぶハズ! 「論より証拠」を座右の銘にする筆者は、早速真実を確かめるべく、「兄弟対決」に決着をつけてきました!

使用クラブのロフトは共に9.5度。シャフトはメーカー純正のSフレックス。

使用ボールは、通常の打ちっ放し練習場のワンピースのレンジボールです。

ルールは、ともに3球ずつ打ち、ユピテルの計測器を使用してそれぞれのベスト数値で競います。

まずはM2から打ってみます

M2の2017年モデルです。

1球目から「スパン!」と弾きのいい音とともに、力強いボールが飛んでいきます。

筆者はフェードボールが持ち球ですが、少しインサイド気味に入れると、簡単にドローボールを打つことができます。

3球打ったボールのベストはこちら!

ヘッドスピード46.2メートル/秒(m/s)、ボールスピード65.5m/s、飛距離237ヤード、ミート率1.41。

さすがM2という感じのボールスピードです。

ボールを弾く力は非常に強いですが、それでいてボールとフェースがくっつく時間が長く感じられ、強く押している感じが好感が持てます。

また、シャフトが軽め(53グラム)なので、フィニッシュまで楽に振り切ることができます。

次にM4を打ちます

続いて「弟分」M4。

いきなり出ました! ボールスピード67.5m/s! レンジボールじゃなかったら余裕で70m/sは狙えているであろう好結果に。

「M2に比べてさらに初速がアップしました」と店員さんに説明してもらった通りの結果でした。

ヘッドスピード46.0m/s、ボールスピード67.5m/s、飛距離245ヤード、ミート率1.46。

シャフトは純正ながらFUBUKIのTM5を使用していて(うーん、贅沢♪)、こちらも54グラムと軽めの設定なので、スパッと最後まで楽に振り抜くことができます。

打感はM2に勝るとも劣らぬ心地よい弾きと押しで、とても気持ち良く打っていくことができます。

M4があまりにも気持ちが良いので、この後も勝負に関係なくずっと打ち続けていましたが、オフセンターヒット、つまり芯を外したときにもホント曲がりません!

今回のM4から採用された「TWIST FACE(ツイストフェース)」の効果でしょう。ほとんどストレートに近い弾道が得られました!

結果発表!!

getty

結果は・・・今回はM4に軍配が上がりました!

飛距離、方向性ともに、さすが後継機種といった進化をしっかりと遂げていました。

唯一、M4のカラーがちょっと・・・。なんでシルバーにしたの? 短所が見つかるとしたらここだけです。見慣れれば問題ないのかな(笑)。

狭いコースでもM4であれば、曲がりを気にせずにバシバシとドライバーを振っていける。

そんな印象を今回のM4から感じ取ることができました♪