ゴルフクラブ
とや
「男性なら黙ってSシャフト」神話は間違っているかもしれない話
こんにちは、ライターのとやです!
ゴルフを始めようとした時、シャフトの硬さで迷ったことはありませんでしたか?
自分には硬いほうがいいのいか、柔らかいほうがいいのか、明確な線引がありませんからね。
20代から40代くらいの男性の場合、「男ならシャフトはS!」と思い込んでいる方がものすごく多いように思います。
実際に中古市場に流れているゴルフクラブもSがかなり多い、ということはそれだけ需要があるということです。
でも「男だからSシャフト!」という神話、本当にそうでしょうか?
これからゴルフを始めてみようかな、という初心者男性の方は必見です!
ヘッドスピードだけじゃ判断できないのがシャフトフレックス
多くのメディアではヘッドスピードやスポーツ経験などを考えて、ある程度シャフトの硬さをおすすめしていますね。
スポーツ経験があって、ヘッドスピードが43メートル/秒(m/s)ならS! のような感じ。
一般的にはSが硬くて重い、Rが柔らかくて軽い、SRがその中間、という位置づけですが、一般のゴルファーを見てみると、猫も杓子もSシャフトが多いように思います。
実際スイングを見ていても、なんとなくオーバースペックなんだろうなぁ、と感じることもしばしば。
逆にヘッドスピードが速くてもSシャフトが合わない方もいらっしゃるんですよ。
自分のスイングに合うシャフトって何?
自分のスイングに合うシャフトって一体どんなところを見ていけばいいのでしょうか。
それはヘッドスピードや筋力ではなく、自分のスイングにいかにマッチしているか、に尽きます。
同じSフレックスであっても、A社のSとB社のSでは硬さが全然違う、ということも結構あるんですよね。
また、しなる場所にも違いがあって「SシャフトならどれでもOK」というわけではないんです。
そのため正直言って、目安はあれど、数値やフレックスだけで自分に合った1本というのは見つけることができません。
試打は必須だと思ってください。
初心者こそ勇気を持って店員に声をかけるべき
ゴルフ初心者の場合、男性でも女性でもゴルフ経験者の友人を連れて購入に行くことが多いんじゃないでしょうか。
そんなとき男性ならば「男ならSでいいよ」という言葉になんの疑いもしませんよね。
ゴルフショップには測定機器や、スイングを見てくれる店員さんがいらっしゃいますので、初心者だからこそ勇気を持って声をかけてみてください。
初心者でどれを購入すればいいのかわからない、と相談すれば選び方のポイントも教えてくれますよ。
実は意外とうるさい周囲の声……
ちゃんと自分のスイングに合ったシャフトフレックスを選んだ結果、それがRだったようなケースではちょっと周囲がうるさいことも……。
「男なのになんでRなの? ダサッ(笑)」などと言ってくる人がいるんですよね。
この記事のタイトルにもなっているように「男だったらS!」神話が未だに根強く残っているからなんです。
まぁそういう人に限って合っていないオーバースペックのクラブを持っていたりするものなんですが、言い返すのもカドが立ちますし無視もできませんのでちょっと対応に困るところ。
このシャフトのフィーリングが好きだから、と言ってとりあえず切り抜けるしかなさそうです。
周囲からの声がもしかしてうるさいかもしれませんが、「なんでもかんでもS」と言う固定観念に囚われずに実際にボールを打ってみて、自分がしっくりくるシャフトのクラブを選んでみてくださいね。
またベテランゴルファーのあなたも、もしかしたらSじゃなくてSRやRシャフトが合っている可能性があるかもしれませんよ。