ゴルフクラブ
Gridge編集部
賞金女王も登場!ピンゴルフジャパン新製品発表会
1月16日、ピンゴルフジャパンから、新しいアイアン、ウェッジ、パター、ドライバーが発表されました!
ピンといえば昨年発売されたG400シリーズが好評で、ツアープレーヤーの中でも愛用者が多数います。
賞金女王に輝いた鈴木愛プロや、JGTOのドライビングディスタンスで圧倒的1位に輝いたチャン・キム選手をはじめ、男子では契約外の選手が使用して賞金王を獲得するなど、男女ともにツアーを席巻しました。
そんなピンから、G400シリーズの中でさらに安定感を増したG400 MAX ドライバーや、ただ飛ぶだけじゃない、“飛んで、飛んで、止まる”というG700 アイアンなどが発表されました。
目次
「飛んで、飛んで、止まる」アイアン【G700 アイアン】
今回のピンの発表会での一番の注目は、アイアンです。
コンセプトは「使える飛び系」!
ヘッドの素材を新しくしたことで強度が高まり、慣性モーメント(以下MOI)が改善。初速のアップを実現しています。
MOIとは、ボールをヒットした時にヘッドが回転しやすいか、しにくいかを示す数値のことで、MOIが高いとヘッドがブレないと言われています。
さらに「中空構造」になったことで、前作比の約2倍の“たわみ”がうまれ、高弾道につながっています。
つまり、ブレずに、飛んで、高さが出るから止まる、狙える!⇒ 使える!!
ただ飛ぶだけじゃない、スコアにつながるクラブだという、ピンの自信がうかがえるクラブです。
イベントに登場した鈴木愛プロも、その飛距離と打感のやさしさを絶賛。
「7番アイアンでいつもの6番アイアンの距離が出ている」と言っていました!
その距離、トータル161ヤード!
「高さも出ているのでちゃんとピンを狙えそうだし、顔がやさしいから安心感がある。
軽いからアマチュアの方には特に喜ばれるクラブだと思う」
賞金女王のお墨付きです。
新たな溝で究極のスピンを生み出すウェッジ【GLIDE 2.0 ステルス ウェッジ】
滑るソール「GLIDE(グライド)」ウェッジに新機能が追加されました。
マイルドな打感のカーボンスチール素材に、摩耗しにくいQPQ仕上げを初採用。
そしてリーディングエッジに最も近い箇所に、溝が一本追加されました(56度/58度)。
このことにより、あらゆる状況から確実なスピン性能を生み出します。
「最高品質削り出しパター」ヴォルトが最適重量を選べるように!【VAULT 2.0】
PINGの代名詞ともいえるパター。
PING本社にあるウィニングパターの貯蔵庫「VAULT(ヴォルト)」の名前を冠したシリーズに、さらに高品質を極めたパターが登場しました。
ヘッド重量が〈365グラム、350グラム、335グラム〉から自由に選べるようになりました。
今回発表された5種類のモデルのいずれも、長さ調整機能付きシャフトをつけることができます。
パターもカスタムの時代ですね!
伝統的モデルのDALE ANSER(デール・アンサー)と、ミッドマレットのPIPER(パイパー)は、プラチナム仕上げ、ステルス仕上げ、カッパー仕上げと3種類の色から選べます。
他に、操作性の高いB60、VOSS(ヴォス)、ZBもライ角の調整が±4度まで可能です。
これは試してみたくてウズウズします!
ドライバーは進化した【G400 MAX】
そしてお待ちかねドライバー。
昨年発売されたG400シリーズ3モデル(G400、G400 SF TEC、G400 LS TEC)にこのG400 MAXが加わり、G400シリーズは完結とのことです。
そして今回発表された、このモデルは、PING史上もっとも深・低重心で最大MOIを実現しています!
高MOIということは、ブレずに、叩いても曲がりにくいんです。
G400と大きく異なるのは、ヘッドの大きさ。
従来の445ccに対して、460ccになり、安定感が増しました。
「個人的に大きなヘッドの方が安心感があって好き」という鈴木愛プロもお気に入りのようです。
試打のコーナーでは、思い切り振って251ヤードを達成!
PINGドライバーの特徴であるヘッドの形状にも引き続き注目です。
空気抵抗を考えたタービュレーターを搭載し、ヘッドが大きいながらも空気抵抗を極限まで押さえ、振り切れるドライバーに進化しています。
今後の活躍にも目が離せません!
新たに国内男子ツアーの契約プロ4名(ハンジュンゴン、額賀辰徳、石田鈴千代、大槻智春)を加えたうえ、現在交渉中の選手もいるというPING。
女子には賞金女王を獲った鈴木愛も抱え、磐石の態勢をつくる構えです。
「今年は、このクラブたちで去年以上の3勝を目指します」と抱負を語った鈴木。
クラブの性能も、選手たちの活躍も、来シーズンが楽しみです!