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パターのミーリングの意味は?あるとないとじゃ大違い!

たくさんあるパターのフェース面を見て、何か感じることはありますか?

フェース面が凸凹して溝が切ってあるものやないものがあることに、気付いている方多いはずです。

「溝が切ってないから安物だろ」

なんて思うのは早とちり。

この溝のことをミーリングと言うんですが、これで打感が大きく変わるんですよ。

パターのミーリングについて基本的な性能を見てみよう

パターのミーリングですが、パッティングした時ボールとフェースの接地面積に違いが出てきます。

ミーリングがあって、さらに溝が荒いものはボールとの接地面積が少なくなります。

結果ボールの表面が食い込んで打感が柔らかくなる仕組み。

そしてミーリングがないパターの場合、ボールとの接地面積が大きくなります。

その場合、接地面積が増えるということは、ボールが食い込むことなく弾かれるので打感が硬くなるんです。

ミーリングが荒ければ荒い程、打感は柔らかく、ミーリングが細かくなってくると少しずつ打感が硬くなっていきます。

そしてミーリングがないものは打感はさらに硬く、ですから金額が「高い、安い」という問題ではないんです。

(写真は、ミーリングのないMIZUNO(ミズノ) T-ZOID RV101 パター)

パターのミーリング 荒いものの特徴は?

パターのミーリングの荒いものについては打感が柔らかくなります。

それはボールとの接地面積によるものということは先程書いた通りです。

さらに、ボールが食い込むということは、転がり始めるまでの時間がほんの少し長くなるということになります。

そのためストローク方向にボールの打ち出し角度が影響されやすい、ということにもつながってきます。

ストローク方向が安定している人にとっては方向性が出しやすいとも言えそうです。

ただしボールがミーリングに食い込みやすい特性から、パッティングのタッチが多少ボケて伝わってきてしまう可能性もありますよね。

特にスピン系のボールを使っている人は、打感が頼りなく感じることも。

(写真は、荒めのミーリング加工のあるダンロップ クリーブランド ハンティントンビーチコレクションパター ブレードタイプ)

パターのミーリング 細かいものの特徴は?

パターのミーリングが細かいものについては、打感が硬くなります。

その結果、インパクトではボールが食い込みにくく、ボールが転がり始めるのが早めになるということになりますね。

ボールとフェースがコンタクトしてすぐに転がり始めますので、インパクト時のフェース向きにボールの打ち出し方向が影響されやすくなってきます。

ストローク量でパッティングの距離感やタッチを出していくタイプの人は、調整がしにくく感じる場合もあるでしょう。

これはミーリングが全くないパターではさらに顕著にこの特性が現れます。

(写真は、ミーリングの細かいオデッセイ STROKE LAB #2)

ミーリングがあるとないのはボールやパッティングとの相性

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柔らかい打感が好みで、ボールを押し込むようにパッティングする人はミーリングが荒めのパター。

硬い打感が好みで、ボールをタップしてパッティングする人はミーリングが細かいもの、もしくはミーリングなしのパター。

というようにパッティングタイプで選ぶことができます。

またボールも、ディスタンス系では硬く、スピン系では柔らかく、打感がそれぞれ違いが出てきますので、色々と試してみるといいでしょう。

結局パッティングは感触や感じ方によるものが大きく、自分なりの「いい感触」を掴むことで大きく変わることもあるんです。

そのため、ミーリングの有無やフェース面の素材で打感は変わります。

が、それが良いパターなのか悪いパターなのかは、結局自分との相性ということになりそうですね。

せっかくなのでパターの試打をしてみて、自分に合うパターを探してみてはいかがでしょうか?