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RODDIOの魅力。

パーツメーカーの中でも少し異色の存在と言えるのがRODDIOを擁するスポーツライフプラネッツではないでしょうか?

ダイワ(グローブライド)の関連会社であるRODDIOですが、他の大手メーカーのパーツ戦略とひと味違った魅力がRODDIOにはあるのです。

RODDIOというメーカー

RODDIOはゴルフクラブや釣具などを手がけるダイワ精工(グローブライド)の関連会社であるスポーツライフプラネッツという会社のブランドです。

ダイワ精工はゴルフクラブではオノフ(ONOFF)のブランド名で、大手のゴルフショップなどで販売していますが、RODDIOのシャフトもヘッドもごくごく限られたゴルフ工房でしか入手できません。

しかも、契約時には何時間も話してRODDIOのコンセプトを理解してくれ、技術力の確認が出来た工房としか契約をしません。

他のパーツメーカーが保証金や一定金額以上の仕入れで口座を開いてくれるのに対して、RODDIOはコンセプトと技術力を重視。

良い意味でのこだわりのあるパーツメーカーですね。

そんなRODDIOの特約店は現在約180店。

その180店はRODDIOのヘッドやシャフトを熟知し、お客様に最適な状態にチューンアップして提供されることから、「RODDIOコンシェルジュ」と呼ばれています。

RODDIOのすごさとは?

RODDIOのすごさはいくつもあります。

強いこだわりと高い技術力を持つメーカーですから、性能・品質ともにトップレベルです。

中でもフェアウェイウッド(FW)のヘッドは秀逸で、2015年の発売ながら今でも売れに売れ続けている大ヒットFWです。

FWはノーマル状態での飛距離性能のすごさが良く取り上げられますが、実はそれだけではありません。

むしろノーマルではなく、お客様に合わせてチューンアップされてこそその性能を100パーセント引き出せるFWと言えるでしょう。

どのようなチューンアップをしていくかは、フィッティング能力とクラフトマンの力量によりますが、チューンアップ範囲の広さはどのメーカーよりも広いため、クラフトマンの真価が問われるヘッドとも言えます。

パーツ類の豊富さ。

RODDIOのすごさをクラフトマンの立場から見ていくこととしましょう。

まず第一に、パーツ類の豊富さは他のメーカーの追随を許しません。

ホーゼルの種類だけでも、ノーマルホーゼル、1度可変ホーゼル、2度可変ホーゼルの3種類があり、可変ホーゼルは装着方向を360度変えていくことで、その最大可変量の範囲でシームレスな変更ができます。

ソールの種類もノーマル、T字、ゲタの3種がラインアップされ、ソールの厚さや特製、重心の位置まで変更することができます。

ソールを止めるスクリューも太陽、星、月の3つの柄があって、それぞれにタングステン、ステンレス、チタンの種類があり、合計で9種の中から組み合わせることができます。

可能性は無限大!!

それらのパーツを組み合わせ、いかにオーナーとなるゴルファーにフィットさせていくかがポイントになるのですが、RODDIOの場合は写真のようにパーツそのものを加工することも可能です。

写真左上が加工前のノーマルソール、写真左下が加工して純正のタングステンウェイトを貼ったソール、写真右上がソールの厚みを増すために特別に作ったソールプレート、写真右下がウェイトスクリューを削って重量調整をしたものです。

通常ですとこうしたパーツの加工はメーカーからは止められますし、推奨するなんてことは無いのですが、RODDIOの場合はオーナーとなるゴルファーのためであれば「そこまでやってくれてありがとうございます」と言われるくらい。

そうした懐の深さもRODDIOの魅力のひとつなのです。


注:パーツの加工はBoseIronFactoryが行ったもので他のコンシェルジュショップがこうした加工を行うか否かは分かりかねます。