ゴルフクラブ
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軽ければいいってワケじゃない!レディースクラブ選びで大切な『重さ』
レディースクラブはメンズクラブより少し軽めに設計されています。
クラブの重さは振りやすさに影響するので、慎重に選ぶことが大切です。
また、クラブの重さと長さの関係で振りやすさも変わります。
ここではレディースクラブの重さについて見ていきましょう。
レディースクラブ選びと重さ
レディースクラブを選ぶ時に注目したいのが重さです。
ゴルフを快適にプレーしてよいスコアにするには、クラブを慎重に選ばなければなりません。
クラブの振りやすさは長さと重さの比率で決まります。
長いクラブになるほど軽く、短くなるにつれて重くなっていると、どのクラブを振っても同じ感覚で振れるのです。
例えば、同じドライバーで同じ重さの場合、短いほうが軽く感じるのです。
クラブの重さと選ぶポイント
振りやすいレディースクラブ選びのキーワード、それは重さと長さです。
まずは、自分の振りやすいドライバーの重さを見つけてください。
大手メーカーの初心者向けドライバーの長さと重さを調べてみました。
・B社
43.75インチ 266グラム
・C社
44インチ 253グラム
・D社
43.5インチ 254グラム
・P社
44.5インチ 259グラム
・T社
43.75インチ 262グラム
まずはこのあたりから、自分の振りやすい長さと重さを探してみるといいでしょう。
これらでは物足りないという方は、シニア用のクラブや男性用クラブの“R”シャフト(柔らかいシャフト)を試してみてもいいかもしれません。
クラブの重量フローがよくないと何が起こるか
フローとは“流れ”という意味です。
この場合、クラブの長さが短くなるにつれて、適正に重くなっていっているかということを指します。
レディースクラブ選びで重さを考えずに購入してしまうと、使い始めてから後悔してしまう可能性が高いです。
というのも、重量フローがいまいちなクラブを振ると、振りづらいことが体感的にわかることもあるし、また、気づいていなくても、重さの違和感を無意識に体が反応してミスショットにつながることもあるのです。
これは、総重量と長さのバランスが悪いため、スイングテンポを狂わせてしまうからなんです。
自分の適正な重さよりも軽いクラブを使うと、スイングテンポが先走りがちとなってしまいます。空振りやトップ(クラブの下のほうで打ってしまうミス)の原因にもなります。
一方、重いクラブならダフりが多発したり、スライス(ボールが右に曲がること)しやすくなりますので、要注意です。
つまり、仮にドライバーの重さが適正だったとして、そのドライバーの重さに対して、重すぎたり軽すぎたりするアイアンセットは選ばないように注意しましょう、ということです。
クラブのバランスに重さは影響する?
“スイングウェイト”と呼ばれることもあるゴルフクラブの“バランス”は、ヘッドの重さを感じる目安になっています。
“D0”のようにアルファベットと1ケタ数字の組み合わせで表示され、Aがいちばん軽く、数字も0がいちばん軽いです。
しかし、バランスはあくまでも目安です。
ちなみに、レディースの場合は男性用のクラブより軽めのB8からC4のバランスのものをよく見かけますが、“どのバランスがいい”ということではないので、自分が振りやすいものを見つけてください。
また、ドライバーとアイアンのバランスも別物です。
「ドライバーがC1がよかったからアイアンも」という考え方はNGです。
あくまでも、ドライバーはドライバー、アイアンはアイアンで自分が振りやすいものを探してください。
ちなみに、7番アイアンの重さがドライバーより70グラムから80グラム重いのが適正重量です。
ちょっと難しかったかもしれませんが、クラブを選ぶとき、重さによって振りやすさが変わることを理解しておくと、間違ったクラブ選びをしないで済みます。
ぜひ、お店で選ぶ時の参考にして下さいね。