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【スライサー向け】スライスを止めるドライバーの選び方

こんにちは、ライターのとやです!

ドライバーってどうやって選んだらいいんだろう? と悩むゴルファーはものすごく多いでしょう。

雑誌やメディアで「今年の〇〇ドライバーがいい!」という噂を聞きつけて買ってみても、今一つしっくりこなかったという経験があるゴルファーもたくさんいるのではないでしょうか。

そこで今日はドライバーのスライスに悩む方は、どんなところに注意してドライバーを選べばいいのか、チェックポイントを紹介したいと思います!

クラブでスライスを抑えられるか!?

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スライスの原因といっても1つではありません。

グリップだったり、スイング軌道だったり、はたまたフェースの開き具合だったり。

グリップやスイングなどはドライバー選びでは何ともなりませんが、フェースが開いてインパクトするのが原因のスライスなら大丈夫です。

これならドライバー選びでなんとかなるケースもあるのです。

スイングなどクラブ意外の要素ではスライスが出ていない(またはごくわずかに出ている)という方は、スライスしにくいドライバーを選べばそれだけでストレート~ドローボールに矯正できるかもしれませんよ。

重心距離が短いものを選ぶべし

重心距離が短いドライバーがスライサー向けと言えるでしょう。

重心距離とはシャフトの軸線上と、フェース面上の重心位置を結んだ距離を表します。

いくつかのドライバーを見比べてみると、重心距離の違いがなかなか大きいと感じるのではないでしょうか。

重心距離が最も長いドライバーが45ミリ台。これくらいになるとものすごくフェースが戻ってこないような感覚があります。

そして重心距離が短いドライバーは35~38ミリ台になります。こちらはフェースを非常に返しやすく、インパクトまでにフェースが戻ってこないというゴルファーにはピッタリでしょう。

フェースが開いたままインパクトを迎えてしまうという悩みを持つゴルファーは重心距離がポイントです。

重心角度が大きいものを選ぶべし

重心角度の大きなドライバーを選ぶのも、スライサーにとってポイントになります。

重心角度は机の上にドライバーを置いて、ヘッドがどれくらいの角度になっているかを見てみましょう。

このときフェースが上を向いていればいるほど、つかまりやすいヘッドになります。

22度~23度が平均的なドライバーの重心角度の数値です。しかし重心角度が大きなドライバーだと30度を超えるモデルも出てきていますのでチェックしてみましょう。

カチャカチャ機能がついているものを選ぶべし

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調整機能(通称「カチャカチャ」)のついたドライバー。こちらの機能がついたドライバーはスライサーの強い味方になってくれるでしょう。

フェースが開いてインパクトするためにスライスしている方は、フェースをフック側に調整してあげるだけでフェースが左を向きますので、スライスが抑えられる可能性があります。

ただし、多くのカチャカチャドライバーは、フェース角を調整すると一緒にロフトも変わってしまうので注意しましょう。

カチャカチャで動かせるのはあくまでも微調整の範囲です。基本的な性能で相性のいいものを選んで、最後に少し調整するくらいに考えておきましょう。

スイングを変えずにクラブを変えるだけ

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スライスを止めるには、インサイドアウトのスイングにしたり、アッパー軌道でインパクトしたりと、スイングそのものを変えていく必要があるケースも少なくありません。

しかしそれでは時間も練習も必要になってしまいます。クラブだけを変えてスライスが止められるクラブが選べたらスライサーにとっては最高ですよね。

そこでスライサー向けのドライバーを紹介していきたいと思います。

※こちらで紹介するアイテムは2019年12月時点のものです。

【スライスを止めるドライバー】プロギア egg 5500 ドライバー

「ゾッとするほどやさしい」という、思わず目を疑うようなキャッチコピーのプロギアのegg ドライバー。

重心角度37度という驚異の数値です。しっかりフェースが戻ってくるので、強いスライスで飛距離が出ていないゴルファーにはうってつけでしょう。

スライス回転を抑制して、曲がらない、飛距離が出る、とスライサーにとっては最高の相棒になってくれるでしょう。

【スライスを止めるドライバー】ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー

噂の+2番手でお馴染みのヤマハインプレスUD+2も、重心角度の大きなスライサー向けのドライバーです。

さらに低く、深い重心設計になっているので、ボールがつかまる上に、しっかり上がってキャリーも狙えるという「噂の+2番手」の称号は伊達じゃありません。

飛距離も狙えてスライスも止まるという、スライサーにとっては驚異のドライバーとなりうるでしょう。

【スライスを止めるドライバー】ミズノ JPX EIII sv

こちらのミズノJPX E III sv は現在生産されていないモデルながら、スライスを止める性能としてはピカイチのドライバーです。

重心角度そのものは26度とそこまで大きくはありませんが、重心距離の短さでは33ミリほどと抜群の短さ。そのためフェースが戻ってきやすく、誰でも簡単にドローボールが打てるようになる設計なのではないでしょうか。

また弾道調整機能もついていますので、さらにつかまるポジションへの調整も可能になっています。

在庫品以外では、中古市場でしか手に入らないモデルですが、スライサー垂涎の逸品です。

スイングを変えずにドライバー選びでスライスを止めろ!

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スライスしないドライバーを選んで、今度こそスライスを止めて、飛距離を伸ばしていきたいものですね。

「重心距離」「重心角度」「調整機能」この3つがスライスを止めるドライバー選びのポイントですよ。

ぜひあなたにぴったりのドライバーを探してみてください。