Gride

getty

ゴルフクラブ

REDマン

ショートゲームに安定性を!最適のバウンス角でスコアアップ!

バンカーショットでクラブが深く入ってしまう……アプローチショットで上手くボールを打てない……。

そんなあなたはウェッジ選びを間違っているかもしれません!

ここでは最適なウェッジ選びができるよう、バウンスに着目していきます!

バウンス角について学ぼう

バウンスとは、クラブのリーディングエッジからシャフトに対して垂直な線を引いた時、下側にできる扁平な三角形の部分を言います。

バウンス角とは先の垂直な線と、バウンスのリーティングエッジ側の線との成す角を言います。

バウンスのついたウェッジが開発されたことで、ショートゲームでのショットが容易になったと言われています。

エクスプロージョンショットやアプローチショットではグラウンドが不安定の場合が多いため、このような合理的な進化を遂げたわけですね!

※エクスプロージョンショットとは、グリーンサイドのバンカーからの有効な脱出方法で、クラブフェースで直接ボールを打たずに、クラブソールのバウンス部分を利用してボール下部の砂を弾き、その砂の勢いでバンカーからボールを出す打ち方のことです。

バウンス角が大きいと

getty

バウンス角の大きいウェッジの場合、大きく2つの効果が見込めます。

1つはエクスプロージョンショットにおいて、クラブが砂に刺さり過ぎるのを軽減できます。

もう1つは、フェアウェイやラフにあるボールでも、地面でバウンスが先に滑り、精度の高いショットが可能になります。

逆に、ベアグラウンドや硬くしまった濡れたバンカーなどでは、ショットの際バウンスが邪魔となり、イメージしていたショットが打てないこともあります。

もともと、地面にグッサリ刺さってしまいがちな人は、バウンス角が大きいほうが思うように打ちやすいということですね。

ダフりグセがある人も、バウンスが大きいウェッジのほうがソールが滑ってくれるため、やさしく感じられるはずです。

バウンス角が小さいと

getty

バウンス角が小さいウェッジの場合、ボールの浮かないフェアウェイでもしっかりとボールを持ち上げられます。

バウンス角が大きいとショットの際、地面とバウンスが喧嘩してしまうのでバウンス角が小さいほうが適しているわけですね。

反面、バンカーやグリーン周りではバウンスが鋭角な分、地面にグッサリということも考えられます。

グッサリの少ない人は、バウンス角の小さいウェッジを選んだほうが総じて打ちやすいかもしれませんね。

最適なウェッジの選び方

getty

ここまで、ウェッジのバウンス角のメリットとデメリットを見てきました。

ウェッジ選びにはロフトも重要な要素となりますが、こちらは数度刻みに数本持つことになるため、サンドウェッジを基準に考えれば比較的容易です。

その上で、グッサリいってしまう人は大きめのバウンス、いかない人は小さめのバウンスを選べば良い、ということです。

大まかにはこうしてウェッジを選べば失敗はありません。あとは実際に触りつつ、自分好みの微調整をしていけばどんどんショットの精度も上がっていくことでしょう。

いかがだったでしょうか。

この記事を読んでショートゲームにもっと自信を持ってプレーできるようになっていただければ幸いです。

バウンス角を活かしたウェッジを選び、周りの人を思わずうならせるようなショットを繰り出せるようになりたいものですね。