ロングアイアンのメリットって何だろう？

こんにちは、ライターのとやです！

「長過ぎる」「打てない」というアマチュアゴルファーからのもっぱらの評価で今や姿を消しつつあるロングアイアン。

なかでも3番や4番はアベレージゴルファーでは持っている人も少ないかもしれません。ロングアイアンが消えつつある理由はもちろん、ユーティリティの台頭です。

さて、ここでユーティリティに役割を取って代わられている感のぬぐえないロングアイアンですが、ロングアイアンを使うメリットも見てみたいと思います。

ロングアイアンよりユーティリティが選ばれるのは打ちやすさ

ユーティリティのメリットとして挙げられるのが、ロングアイアンよりも格段に打ちやすいことでしょう。

重心深度が深く、ボールが上がりやすい。ソールがアイアンより分厚いのでザックリしにくい、ロングアイアンと同じくらいの距離が狙えるのにしっかりつかまる。

メリットを並べてしまうと「もうロングアイアンは必要ないのかも……」とさえ思うほどユーティリティの性能は秀逸です。

そりゃ打ちにくいロングアイアンを入れるより、打ちやすいユーティリティが台頭してくるのは仕方のない事実なのかもしれませんね。

それでも僕らがロングアイアンを選ぶ理由！

メリットが際立つユーティリティ。それでもロングアイアンを使っていきたい、やっぱりロングアイアンじゃなきゃダメなんだ、という声もちらほら聞かれます。

ユーティリティよりも打ちにくい、とされるロングアイアンのメリットはどのようなものがあるんでしょうか。

ロングアイアンはクラブの振り心地が揃う

ユーティリティは形状がウッドに近いものが多い（アイアンタイプもありますが種類が少ない）ので、アイアンとはスイングしたバランスやボールのつかまりが大きく違います。

一般的にクラブ間のフローとも呼ばれる部分を揃えられなくなってしまいます。まったく無理か、と言われるとそうでもありませんが、なかなか大変な作業になります。

しかしロングアイアンならば、別売りながら同じ種類の3番、4番という長い番手も発売されています。

これなら当然クラブ間のフローは揃いますし、距離の階段も作りやすくなってきます。

ロングアイアンは何よりかっこいい！

「男前セッティング」などと呼ばれるほど、ロングアイアンが入っているとかっこいい。

これは理屈じゃなく、ゴルファーならば誰しもが抱く感覚でしょう。

しっかり上から打ち込める人、長い番手のアイアンを使いこなせる人という印象ですね。

カートに積まれたキャディバッグを見て、3番アイアンが入っていると「おっ！？」と注目して見てしまいます。

もちろんスロープレーをしない、周囲との調和が取れるなどができるゴルファーが一番かっこいいと思います。

でもやっぱり道具で人を判断してしまうこともあるんですよね。

アイアンからの流れを揃えるならばロングアイアンがいい

アイアンからの流れを揃える場合、やっぱりロングアイアンのほうがクラブのフローを揃えられるのでいいでしょう。

アイアンが好きだ、アイアンでコースを攻略したい、という方にはロングアイアンをぜひチョイスしていただきたいと思います。

ドライバーやウッドからの流れを揃えるならユーティリティ

対してドライバーやウッドとの振り心地を揃えるのならば、ユーティリティに軍配が上がりそうです。

ボールのつかまりや上がりやすさはアイアンとはもはや別物、と言っても過言ではないユーティリティ。

人気を集めているのも納得できる性能ですよね。

しかしロングアイアンが悪いわけでもなんでもなく、ユーティリティが邪道でもありません。

自分が納得して好きなクラブを使う、アイアンのメリットを感じてロングアイアンを使う、こうした選択の時点ですでにゴルフは始まっています。

ロングアイアンのメリットを改めて確認してもらって、ぜひロングアイアンでコース攻略をしてみてください。