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こんなはずじゃなかった……ショップで試打をする時の注意点!

クラブの買い替えを検討する際、やるのはショップでの試打だと思います。

試打で出てきた測定数値が必ずしも正しい訳ではない場合もあり、気を付けるポイントがいくつかあります。

実際のラウンドは……

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実際にラウンドする時、スタート時間の1時間くらい前にゴルフ場に着いて、準備運動やストレッチをして、身体をほぐし、1打目からある程度打てるようにしますよね。

それでも、「序盤の3ホールは試運転」という言葉もある通り、最初の数ホールはその日のショットの調子を見極める時間です。

全開でスイングするのは、4ホール目以降になると思います。

ラウンド後半は、それまでのスコアやショットの傾向にもよりますが、もっと振り切る場面もあるでしょうし、抑えに行く場面もあるでしょう。

いずれにせよ、ラウンドする時は、できる限りの身体のコンディションを作り、いつでもフルスイングができる身体になっているはずです。

試打の場合は……

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一方、試打の場合はどうでしょう。

まずはじめに自分が打ちたい・気になっているクラブ/シャフトに関する会話を、ショップの店員さん(フィッターさん)と交わし、試打ゲージに入ります。

軽く準備運動を促されるのですが、自分の真後ろで待たれている時間というのも何かと気まずいですし、その微妙な空気に耐えられず、準備運動もそこそこに早速試打に取り掛かってしまう人が多いはずです。

そして、それこそ2~3球打ったら、すぐに計測されることになります。

この時の身体のほぐれ具合、コンディションは実際のラウンドの時と同じでしょうか?

また、普段自分がラウンドする時に着用している服だったり、靴と違っていませんか。

特に靴のフィット感やグリップ力というのは考えているよりも重要です。

新しいクラブを購入する際は、これまで使っているクラブよりも、ラウンドでミスが減って再現性が高まるように、ドライバーなら平均飛距離が上がるようにするのが目的です。

にも関わらず、実際のラウンドとは異なるコンディションで試打をして、ジャストフィットと診断されたクラブがラウンドでジャストフィットするかはまったくの別問題となります。

もう1つの注意点

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試打コーナーは多くの場合、鳥かごのようなゲージでボールを打つことがほとんどです。

そのため、「スイングすること」だけに注意が向きがちです。

ヘッドスピードやボールスピード、コンタクト率、スピン量などを即座に出してくれるので、ムキになってスイングに集中しがちになるんですよね。

「このくらいで振ってもヘッドスピードがこのくらい出るんだー」とか「3年前はヘッドスピードが●●あったのに、落ちちゃったー」とか。

また、購入を検討しているクラブや、フィッターさんが勧めてくれるクラブだけでなく、自分が今使っているクラブも打たせてもらえますが、意外と自分が今使っているクラブでの数値は良くなかったりします。

方向性だったり、弾道だったり。

「普段のラウンドではこんなんじゃないのにな」と思いながら、自分にフィットする(と思われる)クラブをいろいろと勧められます。

しかしながら、実際のラウンドの場合、スイングすることはほとんど意識しません。
意識するのは、打ち出す場所であり、打ちたい方向であり、目指す目標です。

ここを意識から外してスイングをしても、結果が伴わないのはある意味で当然です。

オススメは練習場での試打やレンタル

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結局のところ、試打コーナーでのフィッティングが、自分に合っているかどうかは、実際のラウンドでのコンディションとは違っているため、分かりません。

オススメは、特に大きな練習場でメーカーの担当者が来て実施されるような試打会です。

あれなら、方向性も確認しながらスイングできますし、自分のクラブとの差を立体的に見ることができます。

もう1つはラウンドで使えるクラブレンタルでしょうか。

プライベートラウンドであれば、クラブが15本あろうが、前半と後半でクラブが替わろうが特に問題はありません。

機械の測定値も当然大事ですが、見た目の好き嫌いというのは意外と大事ですし、測定はあくまでも参考値とすべきかと思います。

自分にジャストフィットするクラブに出会えるまで、地道に選びましょう!