ゴルフクラブ
アビ
クラブを買い替える時は前後の流れにも注意して!
クラブを購入するにあたって、自分に合致したクラブに替えても、得られる結果がイマイチになる場合があります。
そんな時は前後のバランスに注意が必要です。
アイアンセットを新調
今年の春、アイアンセットを一新しました。4番アイアン(4I)からピッチングウェッジ(PW)までの7本です。
クラブ診断をしてもらった結果、これまで使っていたアイアンはライ角が合っていないことに加え、シャフトがアンダースペックであることが分かりました。
自分に合っていないと言われてしまったアイアンを使い続けるのもなんだと思い、新たなアイアンを購入することにしました。
メーカー(ブランド)も替え、シャフトも今まで使っていたシャフトよりも固いタイプに変更しました。
これまで使っていたアイアンを売却し、そのお金を元手にしまして、多少足は出ましたが、個人的には非常に満足のいく買い物でした。
ところが、ここでひとつ問題が起きてしまいます。
クラブには13本の流れがある
クラブにはパターを除いた13本に流れがあります。
最も長いドライバーから、最も短いサンドウェッジ(SW)まで、重さがバランス(フロー)している必要があります。
つまり、ドライバーは最も軽く、サンドウェッジは最も重いということです。
アイアンセットのシャフトを重く固くした結果、このバランスが崩れてしまいました。
具体的には以下の通りです。
21度のユーティリティ(3番アイアン相当):ダイナミックゴールド(DG) S-200
4I~PW:DG X-100
ウェッジ(50度・56度):DG S-200
アイアンセットはクラブ診断に基づいてベストフィットだったのですが、前後の番手とのバランスが悪い状況を生み出してしまいました。
調子は良いのに、スコアにつながらない
シャフトの重さや固さが違うということは、振り心地やタイミングがズレてしまうということです。
どっちかが合っていても、どっちかはズレが生じている訳です。
それはフルショットであっても、コントロールショットであっても、そうです。
特にスコアに直結する120ヤード以内のショットはPW~SWを駆使しますが、ここのバランスがバラバラだと、距離感もバラバラになってしまいますね。
そのショットが成功であっても失敗であっても、出た結果が、何によって得られたものなのかのラウンド中には判断が付かなくなります。
自分は100ヤードのつもりで打った
⇒シャフトが軽くてヘッドスピードが思ったより出たため、いつもより飛んだ
⇒結果として、115ヤードのキャリーが出た
この場合、このオーバーのミスが、クラブのせいなのか、自分の距離感のせいなのか、判断が付かなくなって、ドツボにハマっていきます。
そうならないために、クラブは一定の流れにしてあげる必要があります。
最終的に、前後のクラブも替えました……
新アイアンでラウンドに出る前に、こういう状況に陥るのが怖かったので、前後の番手も替えることになりました。
アイアンセットと同じダイナミックゴールドのX-100のシャフトが挿さったものです。
PWの下のウェッジと、4番アイアンと5番ウッドを埋める3番UT(21度)の3本です。
売って・買ってを繰り返したものの、最初からこれを前提にはしていなかったので、想定外の出費になっちゃいました。
こうなると、ウッド(今はドライバー、3W、5W)も気になっているのですが、流れ自体は悪くないという判断をしておりますので、一旦はこのままでいこうと思っております。
※ウッドに関しては別の話があるので、また今度にします。
クラブを替える際は、前後のクラブとの流れも重視し、それだけがベストフィット(それ以外はフィットせず)というようなことがないようにしましょう。