ゴルフクラブ
ぽーりー
驚きの直進性!タイトリストTS1ドライバーを打ってみた!
7月5日に発売されるタイトリストTS1ドライバーを試打できる機会がありました!
最近各メディアで取り上げられている最新ドライバーで、特長としてよく挙げられているのが、非常に直進性が高く許容性にも優れているというものです。
これでTSシリーズは、カスタムモデルのTS4を含めて4モデルとなりました。
きっと皆様の好みのヘッドもこの4つの中から見つかるのではないでしょうか?
先に言ってしまいますが、TS1ドライバー、本当に良いクラブで、購入意欲がハンパじゃないです!
今回のスペックは?
今回試打したスペックは以下の通りです。
○1回目(純正シャフト)
ロフト:10.5度
シャフト:Diamana 50 for Titleist
フレックス:S
○2回目(リシャフト)
フジクラ スピーダー エボリューションV 661
フレックス:S
最初は純正シャフトで試打してみました。50グラムと軽いシャフトでしたので、非常に振り抜きやすくなっていました。
ただマイクラブと約20グラムの差があり、どうしても重量のところでアジャストすることができなかったため、途中でスピーダー エボリューションVにリシャフトしてもらいました。
こちらのエボVはほど良くつかまるシャフトで、初めての先中調子でしたが、さらに振り抜きやすく感じました。
見た目と構えた印象は?
見た目はシャローフェースで、大きめのヘッドです。
何と例えたら良いのか分かりませんが、タイトリストドライバーらしいきれいな顔だな、と思ったのが率直な感想です。
構えた印象は、大きめのヘッドで見た目の安心感がありましたが、これは良くあることです。
「つかまる」という話を聞いていたのですが、決してフェースが左を向いているということはなく、アドレスしやすかったです。
また置いた時のヘッドの座りが非常に良く、この点でもアドレスしやすく感じさせてくれました。
ドライバーによっては、置くと右にクルっと向いてしまうものがあり、私はそのようなクラブは絶対に合わないのですが、TS1は違いました。
試打した感想は?
準備運動なしでいきなりデータを取ってみました。
最初に試打した純正シャフトは、マイクラブと比べてアンダースペックということもあり、予想通り打った瞬間に「右へのOBだな」という感触でした。
しかし、データを見てみると明らかにOBとなるような曲がり方ではなく、まっすぐなラインから約10ヤード程度曲がったぐらいでした。
リシャフトしてからはさらに右への曲がり方が少なくなりました。
飛距離もマイクラブと比べて平均で約20ヤード伸びており、かつ方向性も改善されていました。
残念だったのが、真芯に当てられず、最大飛距離を測れませんでしたが、それでも飛距離が伸びていたのには驚きました。
やさしく飛ばせて直進性が高いという、最近のドライバーでよく耳にする言葉ですが、TS1はこの能力が一歩他をリードしている印象です。
総評
まとめますとこんな具合です。
見た目:★★★☆☆
きれいな顔ですが、どちらかと言うとディープが好きなので(個人的ですいません)。
飛距離:★★★★☆
シャフト次第では満点になると思います。
許容性:★★★★★
直進性も含めて、やさしさに溢れています。
操作性:★★☆☆☆
曲げられないことはないのですが、コントロールするクラブではないです。
球の上がりやすさ:★★★★☆
もっと簡単なものもあるのでとりあえず4点。
操作性を求めるクラブではないので、とにかく直進性が非常に高かったです。
右に滑る感覚は一切なく、オートマチックにつかまえてくれるので、スライスに悩む私には心強いクラブです。
ただ不思議なのが、つかまり過ぎるというわけではなかったです。上手く作ってます。
またクラブ総重量が約275グラム(純正シャフトのS)と軽めになっておりますが、頼りなさはないので、重さが合えば純正シャフトでもヘッドスピード40メートル/秒ちょっとの方でも大丈夫ではないでしょうか。
最近試打した中では一番購入意欲をかき立てられたドライバーでした。
あとはカスタムシャフトをどれにしようか、もっといろいろなシャフトで試打してみたいなと思いましたが、これ以上試打したら止まらないと思ったので途中で切り上げました。
TS1ドライバー、一度お試しになることをおすすめします!
TS4も気になりますね……。