ゴルフクラブ
ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)
世界初!?ロフト8度のアイアンを打ってみた
初めて打ってみた時点でおそらく世界初だと思うのですが……ロフトが8度のアイアンをコースで使用したのでその模様をお伝えします。
「世界初!」というのは自己申告ではあるのですが、長くゴルフをやってきて耳にすることも映像を見たこともないので、とりあえず「世界初」と言っておきます(笑)。
初めて打ったのはもう何年か前になります。現在も販売されていますので、この記事を読んでいる人の中に打ったことがある人もいるかもしれませんね。
写真の通り正真正銘のロフト8度のアイアンなんです。
アイアンのスペックは?
気になるアイアンのスペックです。
先にスペックを聞いてしまうと「いや。打てないよ」と拒絶反応が出てしまうと思いますが、先入観はかなぐり捨てて読んでみてください。
セミキャビティアイアン
ロフト 8度
長さ 43.5インチ
シャフト モトーレF1 X75
MOI値 2700g-cm2
はい。気が付きましたよね。
そうなんです。ほぼドライバー(1W)のスペックと同じです。
ワタシが普段使う1Wが43.5インチ~44.5インチなので、ロフトを考えても1Wなんです。
市販されているアイアンです
このアイアンは「零式」という「本物の0番アイアン」というコンセプトで作り出されたアイアンで、「BoseIronFactory」という工房で生み出された究極のロングアイアンなのです。
通常販売されているアイアンのヘッドだとアイアン用のシャフトしか組めないのですが、設計から組み上げまでを行うこの工房では、「究極のアイアン」を生み出すために特別に開発されたウッド用のシャフトが組めるアイアンにしました。
これによりこのロフト8度の1Wのスペックのようなアイアンが生まれました。
最初はロフト12度の「零式」が作られ、さらに改良されてロフト8度の最強アイアンが生まれました。
振り心地が追及できる「クラブMOIマッチング」と相まって生み出された究極のアイアン「零式」はとんでもないモンスターアイアンとなりました。
本当に打てるのか?
「誰にでも打てる」とはいかないのですが、パワーヒッターやトップ選手ではなくても打ててしまうモンスターアイアンなのです。
パワーヒッターではないワタシでも打ててしまうのですから、ヘッドスピードで言えば42メートル/秒(m/s)くらいの普通のゴルファーでも打てるクラブです。
スイングしてみるとわかるのですが、ウッド系のクラブでスイングした時に感じる風や空気の抵抗が、このアイアンだと抵抗を感じずに振り切ることができるので、想像以上に安心感があります。
抵抗が少ないことで、自分の意図する場所へヘッドを通せるような新鮮な感覚があります。
まずはレンジで打ってみよう!
まずはレンジで打ってみました。
ティーアップして打っている限り違和感はありません。
芯に近い所でヒットしているとアイアンの心地よい打感を感じますので、ウッドで打つよりも爽快感があります。
もちろんミスヒットしたら強烈なしびれが手に伝わります(笑)。
しっかり打てた時とミスの時の差を感じられるのもゴルフの楽しさの一つだと感じます。
芯でヒットした時の気持ちの良い当たりは、打ち上げのレンジでキャリーが240ヤード付近に着弾します。
この時に感じたのは、「打球が視界から外れない」ことはすごく安心感があるということです。
加えてランも期待できます。
コースで打ってみた!
コースで打ってみるとさらにティーショットの安定感は大きくなります。
1Wのヘッドスピードは46m/s~49m/sくらいのワタシですが、250ヤード~270ヤードくらいの飛距離が出ました。
ちなみに最大飛距離は300ヤード超えを記録しました。
アドレスに入り構えてまじまじ見たら「絶壁」ですし「ナイフ」のようにも見えます(笑)。
第一印象で「こんなの打てないよ」という感想を言う人が多いです。
しかし振りやすく振り切れるセッティングになっているので、想像以上にスムーズに打つことができました。
総合して、今の主流の1Wよりも短く、スイング中に空気抵抗が少ないので、想像以上に振りやすくコントロール重視のティーショットには有効な武器となると感じました。
おまけ
ティーアップなしで打ってみた!!
直には厳しいかと思っていましたが、想像以上に上手く打てました^^